信州生坂村「山紫水明 食と文化癒しの郷!」

山清路、大城・京ヶ倉等の自然。赤地蔵、百体観音等の伝統。おやき、おにかけ等の食文化を持つ生坂村!

小舟常会の三九郎&小舟上空の風景

2022年01月09日 | 生坂村の行事

 9日(日)は薄雲が広がっても日差しが届き、寒中でも穏やかな陽気で三九郎の準備には良い天気でした。

 午前9時からは、我が小舟常会の三九郎の準備をしました。今年は場所を変え、込地集落でカヤを刈って運んで来る班と、近くの竹林から切り出した竹を組んで立てる班に分かれて準備をしました。

 我々がカヤを刈ってくると、立てた竹に横棒の竹を1メートル間隔ほどに縛り付けていました。今年も2年続けて場所が変わったので、小さめにつくる予定でしたが、例年より少し大きくなった感じでした。

 合流してからワラを掛け始め、続けてカヤを立てかけて、門松、しめ縄や松飾り、見守ってくれたダルマなどを飾りつけ、最後は竹で覆って縄で縛りつけました。

 もう一つはその3分の1ほどの三九郎を竹とワラとカヤで作り、しめ縄や松飾り、ダルマなどを飾りつけ子ども達も手伝ってくれて、両方とも見事に完成しました。

 午後6時30分に子どもから大人まで多く集まり、今年4月に小学校6年生になる年男の泰良くんが、最初に小さい三九郎から火を付けました。

 続いて大きな三九郎にも火を付けて、竹の燃える音が響き、大きな炎が立ち上がり素晴らしい三九郎になりました。私の孫たちは、二人とも燃え上がる三九郎を見たりして楽しそうに遊んでいました。

我が小舟常会の三九郎

 燃え残る「おき」でお餅を焼き、その場で美味しいと言いながら食べる家族や家に持ち帰る家族がいて、我が家も帰って食べましたが、今年は焼けすぎで焦げていて残念でしたが少し食べました。

 今年こそは新型コロナウイルス感染症が終息して、災害のない平穏な年になり、小舟常会の皆さんが無病息災で過ごせる幸せ多き年になることを祈念いたします。

▽ 毎朝恒例の撮影は、家からドローンを飛ばして少し曇っていた小舟集落上空からの風景を撮影しました。

小舟集落上空からの風景

 本日生坂村では、令和4年生坂村消防団出初式、各地区で三九郎などが行われました。



最新の画像もっと見る