5月20日(月)は朝方まで雨が残っていましたが、段々と雨の止む時間が増え、ちょうど良い体感でした。
午後2時30分から、ダム・発電関係市町村全国協議会理事会兼定例総会が開催され、私は、長野県町村会役員の関係で、ダム・発電関係市町村全国協議会の常任理事ですので出席しました。
ダム・発電関係市町村全国協議会 会長 浜田正利氏(北海道新得町長)が、我々ダム・発電関係市町村全国協議会は、水力発電施設立地地域やダム所在水源地域に位置する全国の531市町村を会員として、これまで水源地域における地域振興の重要性を訴えてきたところであり、宮下先生はじめ国会議員の先生方のお力添えにより、設立されたダム発電関係市町村の振興議員連盟と、様々な課題について合同勉強会などを行ってきているところであります。
本日の総会終了後、議員連盟との合同勉強会を開催し、更なる課題解決に向けて先生方と一緒に取り組んでいく所存でございます。今後とも国会議員の先生方との連携を強固なものとして取り組むとともに、ダム水力発電施設立地市町村への振興対策の一層の充実・強化を目指してまいるところでありますなどと開会の挨拶をされました。
ダム・発電関係市町村等振興議員連盟会長 宮下一郎先生が、皆様の地域が如何に日本の基盤を支えてくださっているか、エネルギーや林業など、この日本の発展は皆様の地域の発展なくしては有り得ないと改めて感じているところでございます。また、東京一極集中の是正は日本全体として急務だと思います。これから地方で子育てをする若い人たちが増えてもらわなければなりませんし、そのためにも水源地が元気でなければ何もやっていけないという思いを強くしております。
そんな中で皆様にも取り組んでいただきたいし、我々政府としても小水力を研究してはどうかということで、研究会の報告書として議案で上げられておりますが、党本部において実際に研究会の成果を議員も一緒に学ばせていただいて、それを皆様の地域応援の政策につなげていきたいという企画になっております。
今日の総会を機に、この全国協議会のこれからの活動の方向性がしっかり定まりまして、更に活動が充実されますこと、また我々議員連盟ともしっかり連携を取って、日本の発展のためにご活躍いただくことを願いますなどと祝辞を述べられました。
続いて、資源エネルギー庁電力・ガス事業部長 久米孝氏と、国土交通省 水管理・国土保全局 河川環境課 豊口佳之氏からもそれぞれのお立場から祝辞を頂戴しました。
議事は、報告第1号 会務報告について説明され、議案第1号 令和5年度歳入歳出決算、議案第2号 令和6年度事業計画、議案第3号 令和6年度歳入歳出予算、議案第4号 令和6年度会費の負担基準等について審議し原案通り承認されました。
次に「地域のための小水力発電に関する研究会」の報告書(案)について、当協議会事務局から説明をしていただきました。
水力発電の価値、欧州との比較、水力発電の課題、今後の水力開発のあり方と目指すべき姿、提言などの説明を受けました。
提言の中に、エネルギーの地産地消、災害時のレジリエンスの確保のためのマイクログリットの推進、マイクログリットの実装を目指したモデル事業に積極的に取り組む地域分散型エネルギー自給体制の構築など、当村の脱炭素先行地域づくり事業で進めている内容が記載されていました。
日岐周辺からの風景
△▽ 毎朝出勤前恒例の撮影は、生坂ダム湖の映り込みや雨上がりの上空からの日岐周辺の風景を撮影しました。
本日生坂村では、小学校で運動会特別時間割開始(31日迄)、脱炭素事業環境省フォローアップ会議、スマホ予備校などが行われました。