27日(火)は雲が多くも日が差して昼間は蒸し暑くなりました。
午後2時からの赤とんぼフェスティバル実行委員・区長合同会議は、最初に私から、今年もこの会議を実施する時期となり、皆さんご存じの通り、コロナ禍で3年連続赤とんぼフェスティバルは中止でしたが、今年度は5月8日にコロナウイルス感染症も5類に引き下げになり、社会では色々な経済活動が再開し、コロナ禍前の日常に戻りつつある状況かと考えております。
近隣市町村では4年ぶりに行事やイベントが行われる予定ということが新聞紙上で掲載をされている状況下ですが、第9波も危惧されているというニュースも皆さんご承知だと思います。そういう中この会議で、今年度生坂村最大のイベントであります、赤とんぼフェスティバルを開催するのか、また縮小して開催するのか、それとも4年連続で中止にするのかなどをお決めいただききたいと思います。
私も昨日新型コロナウイルスワクチン接種を行いましたが、秋の頃にはどうにか鎮静化してくれればと期待しているところであります。やはり村民総出の生坂村最大のイベント赤とんぼフェスティバルINいくさかを各団体また各区のご協力がなければできない訳ですが、皆さんのお話の中では高齢化とともに、こういうイベントの担い手が不足しているというご意見もお聞きしていますが、コミュニティを大事にして生坂村を皆で力を合わせ、守り育てていくにはこういう総出のイベントも開催をして、コミュニティをさらに醸成していかなければならないと思うところでございます。よって今日は皆さんから忌憚のないご意見をお聞きして、開催か、縮小して開催か、また中止かという方向性をお決めいただくようお願いしますなどと挨拶をさせていただきました。
協議事項
- 2023赤とんぼフェスティバルINいくさかについて
事務局から本年度の赤とんぼフェスティバルの開催の可否についてA案、B案、C案を示して協議しました。
A案 コロナウイルス感染症対策を講じ例年通り開催する。
B案 規模を縮小し、内容見直しのうえ開催する。
C案 開始を見送る。
開催の可否を決めるにあたり、近隣の市町村の開催状況を説明しました。
事務局から説明したA案B案C案を参考にしていただき、各所属団体から意見を伺いました。
質問として
・高齢化しておりブースは出店できないどうしたらよいかとの質問があり、 ブースについて出店できない場合は、区民の待機所とした経緯がある。また、ブースついては各区の決定に委ねると回答しました。
・ブース出店について途中での申し込みはいつまでかと質問が出て、会場のレイアウト等が決まってからでは困る。ブースの申し込みは、今後会議を3回ほど実地してその中で協議すると回答しました。
『2023赤とんぼフェスティバルINいくさか』の実施について各団体から次のような意見が出ました。
各区長からの意見の概要については
ブースの数を減らす、縮小して行ってはどうか。
実施すると決まれば我が区も協力する。
例年並みに行うのは不安があるので規模を縮小して行えばどうか。
縮小して実施したらどうか。
この会議の決定により実施していく。そのうえで規模を縮小して行い、1日で区のブースが憩いの場として区民が集えるようにしたらどうか。
前回の規模開催は難しいので縮小して行ったらどうか。
意見をまとめてないが、区としてのブース出展は難しい。
意見をまとめてないが、皆さんの意見により決定し、実施については、飲食は難しいのでは。縮小を検討しみんなが楽しめるイベントが望ましい。
区では話してないが、行政は行いたいとのスタンスを感じているので。縮小して行なえばどうか。実施日は1日でどうか、またテントは区の防災テントを使用すればどうか。例年行っていた合唱団について今回は難しい。
各団体からの意見の概要としては
商工会会長からは、内容は検討し実施の方向で進めてほしい。
農業委員会と食改の会長からは、是非行ってほしい。規模は縮小の方向で。
議会議長からは、今年度は来年度に向け、本格実施の体制を作るとともに、縮小して実施してはどうか。
消防団長からは、縮小して実施してはどうか。
郵便局長からは、決定した内容に従い協力していく。
長寿会会長からは、2日間実施の方向で行いたい。
中学校校長からは、村の考えに従い協力していく。日曜日は学校行事の関係で参加が難しい。
小学校校長からは、協力していく。
JA生坂支所長からは、決定された事を協力していく。
駐在所長からは、決定された内容に協力していく。
おじさま倶楽部会長からは、近隣もやっているので今まで通り実施してほしい。 脱炭素の展示をお願いしたい。
高津屋森林公園管理組合長からは、開催の方法でキノコの販売等を実施したい。
公民館長からは、縮小して内容を充実させ実施してはどうか。
体協支部長からは、開催の方向で進めてほしい。協力していく。
お父さん頑張る会会長からは、4年ぶりの開催なので縮小して皆が楽しめる様に実施してはどうか。
民生児童委員協議会長からは、民生児童委員の会議で協議した。実施することに賛成。運動会で普段会えない人に会えた等意見を聞いているので、コロナ対策を行いA案で行ってほしい。また、飲食がダメではなく認めてほしい。
社協会長からは、皆さんの決定に従う。コロナ対策等を柔軟に対応していけば。
龍翔太鼓会長からは、実施の方向で、できるだけ協力したい。中学生が龍翔太鼓の練習をしているので演奏する機会を作ってほしい。
女・人竹っこくらぶ会長からは、やるようになったら参加していく。ゼロカーボンの取り組みとして、会場でリサイクルについて実演をしたらどうか。
農業公社理事長からは、村民の皆様の移行により協力する。かあさん家は好評で土日は忙しいが出店について今後検討していく。
以上の意見を受け私から、それぞれ意見をいただきましたが、ほとんどの方の意見が実施したらどうかとのことでした。意見の中で規模を縮小して開催という意見も多くいただきましたので、事務局で縮小事例案を提示して次回の会議の中で検討していきたいと思います。
また、花火については寄付をいただいた500万円と令和元年度の寄付金の残額を予算化してありますので、これも実施の方向で検討していきたいと思います。
最後に『2023赤とんぼフェスティバルINいくさか』について実施していくこと及び次回の会議までに、縮小する案やイベント内容について団体ごとに協議していただくようにお願いし会議を終了しました。
午後4時からのやまなみ荘運営委員会は、最初に私から、令和4年度と5年度の運営についてご協議をいただく訳でございますが、令和4年度もコロナ禍で影響を受け、運営について大変な年度でしたが、毎月定例会を開催し、どのような企画が良いか、どのような対応が良いかなど協議をし、赤字幅をなるべく減らしながら運営をしてきたところでございます。
土日にはいくさかの郷に行って、特製弁当や餃子、から揚げ等を販売していますし、冷凍食品も常時いくさかの郷で販売できるようになりました。また、ふるさと納税の返礼品として、おやきも人気があり、そういう点も引き続き実施をしていきながら、5月8日から新型コロナウイルス感染症が5類に移行されましたので、徐々にコロナ禍前の日常生活に戻り、宴会の方も増えてくるのではないかと考えているところです。
私も5月6月とやまなみ荘で宴会が増えてきて、今週は今日を含めて3回、やまなみ荘で宴会があります。徐々にこういう形で多くの村民の皆さん、また村外の皆さんがこのやまなみ荘をご利用いただきますように、体制を整えながら皆さんからのご意見を頂戴して改善すべき点は改善し、伸ばす点は伸ばしていきたいと思っています。
また、脱炭素先行地域に選定をされまして、その交付金を活用して、その事業にマッチするところは、この交付金を活用して改修をしてまいたいと考えております。6月の定例会で議会の皆さんにお認めをいただきましたので、しっかり改修も検討協議をして、来年度から工事が着手できるように進めてまいりたいと思いますので、皆さんから忌憚のない意見を頂戴できればと思っております。
とにかくやまなみ荘は生坂村では必要な施設です。村民の皆さんの憩いの場、観光、交流の拠点として、引き続きやまなみ荘に対しましてご理解とご協力をお願い申しあげますなどの挨拶をさせていただきました。
自己紹介
今回から運営委員が代わりましたので各委員の方から自己紹介をしていただきました。
会長選出
委員が代りましたので、会長と職務代理の選出を行い、会長に区長会から選出された丸山正さんが選らばれ、職務代理に民生児童委員から選出された松澤壽恵さんが選ばれました。
丸山会長から挨拶で、若輩者で不安でいっぱいです。やまなみ荘もコロナ感染症で大変です。2類から5類に移行しましたが、第9波との声も出ていますので今後の状況により対応して、やまなみ荘を盛り上げていきたいのでご協力をお願いしますと挨拶を頂きました。
協議事項
- 令和4年度の運営状況について
事務局から令和4年度に実施した、各月の企画内容、実施期間等の説明を行いました。
次に事務局から、令和4年度の決算状況、宿泊者、日帰り宴会、入浴者の状況について説明がありました。
委員の皆さんからの質問及び意見として
宿泊者数が伸びればとのことだが、令和元年度の宿泊者の年代層は把握しているかとの質問に、合宿のお客様がコロナ禍で減っていると回答しました。
宿泊で利用した方の意見でトイレペーパーが安っぽいとの意見があった。この点をお客様が満足できるように対応していただきたいとの意見に対して、接客の研修を行いサービス向上に取り組んでいる。トイレットペーパーについては在庫を調べ、今後お客様が満足いただける様に対応していくと回答しました。
- 令和5年度の運営について
事務局から、今年度実施する、集客プラン企画、年末年始の対応、サービス改善、経費削減、安全衛生について説明をしました。
次に、令和5年度のプラン、フェアー、行事等及び令和5年度の5月末までの運営状況について説明しました。
委員の皆さんからの質問及び意見として
やまなみ荘は予約してないと宿泊できないかとの質問に対して、基本的には予約でお願いしている。急な宿泊の対応は、当日の夕食は対応できないが、宿泊、朝食については予約状況により対応できるものは対応していると回答しました。
おやきを買いに来て買えない人もいると聞いている。その人たちの泊りを検討できないかとの意見に対して検討していくと回答しました。
食品残渣はどのくらい出ているかとの質問に対して、客層によって残渣量は違うが、最近は減ってきている。残ったものは中居、料理長が確認して次に生かしていると回答しました。
あったかフェアのラーメンを今年もやってほしいとの意見に対して、今年も他のメニューやラーメンも含み検討していくと回答しました。
そば打ち体験館の利用状況はとの質問に対して、コロナ禍で利用者は減っているが、今後の振興課で計画している農業体験ツアーや、標津町の就学旅行で取り組むようにしていくと回答しました。
冬のイルミネーションの広告をテレビで行えばどうか、また、その時にすき焼き等鍋料理の検討をすればどうかとの質問に対して検討していくと回答しました。
今後発行する商品券の利用についてやまなみ荘で利用していただくようにとの意見に対して、商品券はお盆等で多額に利用している。これからスタミナフェアやお盆の料理に使用していただくように対応していくと回答しました。
当日予約の生ビールプランの等について対応できないかとの意見に対して、定例会の中でも意見が出ている。今後の状況で対応していきたい。また、体験館の利用を検討していきたい。
- その他
やまなみ荘の利用料金の値上げについて意見をいただきました。
事務局から昨年8月に値上げを行ったが、それ以後も調理材料、燃料等が値上がりしているので、食堂メニュー、飲み物、入浴料等の値上げについて皆さんの意見を参考にして決めていきたい。
値上げの内容は食堂メニューが30円、飲み物10円から50円、入浴料40円、ゆったりプラン、生ビールプラン、合宿プラン、宿泊の夕食については500円の値上げで検討をお願いしますと事務局から説明がありました。
委員皆さんからの意見として、
値上げはついては仕方がないのではないか。
栄養的なことも検討して、カロリーを減じたメニューも、種類に応じて値上げ幅の検討もお願いしたい。
高齢者の入浴について差別化を。値上げについては仕方ないと思う。
買い物にいけば全てが高くなっているので値上げは仕方ないと思う。
以上のような意見をいただき、いただいた意見について検討し、値上げについてしっかりと周知して、9月から値上げを行うように対応していく事となりました。
委員の皆さんにはお忙しい中ご出席をいただき、多くのご意見、ご提案をいただき、慎重にご審議賜りありがとうございました。
また、有志で意見交換会を行った時のやまなみ荘の先付け、マグロ・真鯛・烏賊のお造り、かあさん豆腐、漬物が最初に並んでいました。
次に、黒筍入り焼き餃子、甘味噌煮カツ、鰤の照焼煮、冷やしおろし蕎麦、フルーツ杏仁が次々と出てきて、美味しくお腹いっぱい頂戴しました。
午前11時からは、(公財)長野県建設技術センター第60回評議員会が長野市で開催され、私は評議員として出席しました。当村も道路工事積算・施工監理、橋梁点検、災害時の対応等をお願いしているところです。
今回は、報告事項として、第51期(令和4年度)事業報告について、第1号議案 第51期(令和4年度)計算書類並びに財産目録の承認について、第2号議案 理事の選任について、第3号議案 監事の選任ついてを協議し、原案通り承認されました。
▽ 毎朝出勤前恒例の撮影は、雲根集落の犀川対岸から、清き流れの犀川と雲が多めの上空からの風景を撮影しました。
雲根集落上空からの風景
その他生坂村では、小学校2.3.4年プール、児童館で1年おはなしひろば、例月出納検査などが行われました。