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心臓神経症も過換気症候群(過呼吸症候群)も本当の病気ではありません

2007年05月18日 | 心理療法ハッピーライフ
心臓神経症も過換気症候群(過呼吸症候群)も本当の病気ではありません


2007年5月18日(金)
ハッピーライフ、矢野裕洋


今日は、ハッピーライフの矢野裕洋です(笑)。

私のブログやホームページを読ませて頂きましたというメールなどの連絡はとても嬉しいですね(笑)。

さて、今日は、私のこのブログに下記の内容のトラックバック(リンク)が貼られましたので、題材に使いたいと思います。

「心臓神経症 自立神経失調症が循環器系の病気につく時 自律神経失調症以外にも多くみられ、ややこしい病気です。心臓に器質的な異常はないのに、動悸、息切れ、胸の痛み、頻脈、呼吸困難などのさまざまな循環器症状がみられます。 ・・・。」

私のブログには、毎日のようにトラックバック(リンク)が貼られますが、私が整理して載せて良いと判断した物のみ載せさせて頂いています。


私はトラックバック(リンク)を貼られた全てのブログをしっかり確認させて頂いています。
この方のブログは、まじめなブログだと判断させて頂きましたが、内容が私と全く逆ですよね(笑)。
私は、対人緊張症も神経症も性格由来のうつ病も、原因から見たら、心の誤認知(勘違い、妄想)が原因だから、病気ではない、と主張しているのですが、
この方は、おそらく、私のブログの題名だけ見られて、トラックバック(リンク)を貼られられたと思います。
(ですから、この方のトラックバック(リンク)は載せていません。)

日本人のほとんどの方は、対人緊張症も神経症も性格由来のうつ病も、病気、と思われていると思います。
そして、疑った事もないと思います。
確かに、常識は、対人緊張症も神経症も性格由来のうつ病も病気です。
しかし、考えて欲しいのです。

この方のブログは、心臓神経症(心臓自体は全く異常がないのに、心臓がおかしいのでは等の不安が色々な症状を出させる神経症)の事をまじめに書いているのですが、この方自身も、「心臓に器質的な異常はないのに」と書かれています。
そうなのです。
心臓自体に異常がないのに、心臓が止まってしまうのではないか等の不安が症状を出しているだけなのです。

よ~く、考えて下さい。
心臓に異常がなく、勘違いで心臓が止まるのではないかという不安が恐怖に変わり、苦しんでいるのは、病気でしょうか?

私が聞いた話ですが、或る病院は心臓神経症の方を徹底的に調べて心臓や他の体に異常がないと分かると、入院させて働かせるそうです。
しかも、薬はほとんど出さないそうです。

軽作業療法とも言うのですが、動機がするとか胸痛を訴えたりしても無視して働かさせるのです。
もちろん、医師の監督の下ですが、本人は辛いと言い続けているのですが、労働を何日か続けている間に、体が疲れて、心臓から不安の焦点が外れると、ケロッと心臓神経症は治るそうです。
ただ、この療法は、不安がる性格(考え方、思考)を減らしたのではなく、心臓に向いていた不安を心臓から外しただけですが、一般の考え方からすれば、心臓神経症は治った事になりますよね(笑)。

本当の心臓病の人に軽作業とはいえ、動悸や胸痛を訴えているのに働かせ続けてはいけませんよね。
でも、本当の心臓病ではないから、動悸や胸痛をどんなに訴えても休ませないで働かせ続けているうちに、薬もほとんど使わないで、対症療法ではありますが、治ってしまうのです。
これを、病気と呼ぶ方がおかしいと思いませんか?

ちなみに、この心臓神経症の症状、動悸や胸痛は心の指令です。
皆さんも不安を感じれば心臓がドキドキ(動悸)しますよね。
胸痛は、痛いの痛いの飛んでけ~、の逆ですね(笑)。
人間は、信じ込んだら、痛いのが飛んでいったという風に、痛みが感じられなくなったり、逆に、勘違いの痛みを感じるのです。(潜在意識の力と言い、将来このブログで書こうと思います。)


同じく、循環器系の神経症で、心臓神経症のように本人はとても苦しむ神経症に、過換気症候群、があります。
この神経症は過換気、言葉の通り、興奮して酸素を取り過ぎて苦しみ失神したりします。

私が、東京にいた時、個人的に仲良くさせて頂いていました東京の或る有名国立大学病院の内科医は、
「過換気症候群の患者が運び込まれて、本当に過換気症候群だと分かったら、放置しておきます。絶対に死にませんから。」
と笑いながら言っていました。

確かに、本人はとても苦しみ恐がります。
しかし、心臓神経症も、過換気症候群も他の神経症や対人緊張症、性格由来のうつ病も本当の病気ではないのです。

ただし、最初は本当の病気ではないのですが、勘違いですが、強いストレス、を感じ続けると、ストレスから本当のストレス性の病気になる場合はありますから注意をして下さい。

ですから、早く、不安がり過ぎる性格や人を気にし過ぎる性格を丁度良い性格に修正する事をお勧めします。


結論です。

対人緊張症や神経症、性格由来のうつ病は原因から見たら病気ではなく不安がり過ぎる性格や人を気にし過ぎる性格が原因です。
ですから、本当の病気ではないのです。
新入社員のA君B君の話(このブログの最初の頃に書いています)のA君のように、困っていない人の考え方を受け取りに行けば良いのです(笑)。

今日のお話、お分かり頂けましたでしょうか?

言える事は、大丈夫です(笑)。大丈夫(笑)。
対人緊張症や神経症、性格由来のうつ病は本当の病気じゃないですからね(笑)。

では、明日(笑)。