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サザエさんの話 (大分昔に載せているのではと思います。)

2017年05月28日 | 対人緊張症、神経症、うつ病、ポジティブに
対人緊張症や神経症、鬱病などの認知の歪みはカツオ君の押し入れが怖いとシステムは同じです。

サザエさんの話
  
『目指せカツオ君』カツオ君は人生勉強がとても良く出来ています。

対人緊張症(社交不安障害、対人恐怖症、SAD、社会不安障害)、神経症(パニック障害、摂食障害、自律神経失調症など)、うつ病(外因性のうつ病など一部を除く)の原因は、人生勉強不足から来ている認知の歪み(簡単に言うと勘違い)です。
多くの対人緊張症などで困っていない普通の人たちは成長と共に必要な人生勉強(自分や自分の周りを客観視する能力、人と自分の正しい心の関係、不安の処理の仕方など)の能力を十分に身に付け、対人緊張症、神経症、うつ病にならない正しい認知を身に付けます。
例えば、人に嫌われる事は嫌だけれども怖い事ではない、等です。
しかし、対人緊張症、神経症、うつ病で困っている人は人生勉強不足から認知の歪み(正しくない認知、勘違い)になって、辛い症状を自分自身で出しています。
『目指せカツオ君』、カツオ君のように人生勉強ができるようになれば、原因が変われば結果は変わる、正しい認知になれば、自動的に、対人緊張症や神経症、うつ病は治るというより自然に無くなります。
大丈夫です(笑)。


テレビのサザエさんの話です(私の記憶ですが‥)。

カツオ君がいたずらをして、お父さん(波平さん)が怒ってカツオ君を押入れに閉じ込めるのです。その後、しばらくして、

「カツオはもう十分反省をしただろう」とお父さんは言いながら、押入れを開けたら、カツオ君は押入れの中で、懐中電灯でマンガを読んで笑っていたのです。

もうお分かりだと思いますが、親から見るといつまでたっても子供は子供としか見えません。
ですから、お父さんから見ると押入れを恐がった頃の小さなカツオ君のままなのです。
しかし、カツオ君はいつのまにか心が成長していて、押入れに入れられても 押入れの中は狭い 暗い 拘束されているのは心地良くない しかし、これは嫌な事で恐い事ではない、と気付いているのです。
カツオ君は学校の勉強はもう一つのように思えますが、心の成長はとても良いと思えます。
この、嫌だと恐いは違う、嫌な事は嫌だけれども恐い事ではない という真理に気付いたのです。
カツオ君はおちゃめな子供ですから、次にお父さんに押入れに閉じ込められた時の為にあらかじめ懐中電灯とマンガを押入れの中に用意していたのです。
そして、早速、用意していたマンガを押入れの中で読んで笑っていたのです。

対人緊張症(赤面症、どもり、緊張による手足の振るえ、過敏性腸症候群(精神的なもの)、多汗など)の多くは、思春期の頃の自意識過剰のまま、人に変に思われたり嫌われたりしたら恐い、という考え方(思想、認知)を持ち続けているのが原因ですが、多くの対人緊張症でない普通の人たちは、心の成長段階で、人に変に思われたり嫌われる事は嫌だけれども恐い事ではない、 という考え方(思想、、認知)に変わっています。
しかし、対人緊張症の人は思春期の頃の勘違いのまま生きているのです。
恥ずかしいと恐いは違います。
嫌だと恐いは違います。
恐い事などないのです。

神経症(不安神経症、抑うつ神経症、適応障害など)の人も同じで、嫌だと恐いを混同しているのです。
押入れを恐くなくなったカツオ君、のように、嫌だと怖いは違う、となれば良いのですが、これが出来ていないのが原因です。

心理療法ハッピーライフでは、この妄想(勘違い、認知の歪み)を無くして、正しいに認知にするお手伝いをしています。
妄想(勘違い、認知の歪み)が無くなれば、カツオ君のように楽になれます。

大丈夫です(笑)。