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★大切な人にこそ気を使わないといけない 対人緊張症の人は逆 不幸を自分が作っている 大切な人の心はゴムのように伸びるが最後は切れる

2017年05月29日 | 対人緊張症、神経症、うつ病、ポジティブに
★大切な人にこそ気を使わないといけない 対人緊張症の人は逆 不幸を自分が作っている 大切な人の心はゴムのように伸びるが最後は切れる


特に対人緊張症、対人恐怖症(医師は社交不安障害、社会不安障害などと言う)の人や対人緊張症、対人恐怖症から神経症や鬱病になっている人たちは、人に嫌われる事がとても大きな恐怖(認知の歪み、勘違いなのですが)になっていますから、自分を嫌う可能性の高い自分の人生の中で大切ではない人にとても気を使い、自分の人生で本当に大切な家族や友人、特に家族には「外で気を使い過ぎて疲れているのだから当たっても(八つ当たりをしても)許してくれるはず、分かってくれるはず」という甘えや依存心がありますから、家族や友人を大切にしません。

家族と比べて友人は比較的早く去って行きますが家族は中々去っては行きません。

ですから配偶者であろうが親子であろうが(兄弟の結びつきは家族の中で最も弱いです)最悪、謝ったら許してくれます。

しかし、ゴムと一緒なのです。

表面上は、言葉上は、許してくれたけれどもゴムは伸びてしまっているのです。

ゴムを元の状態に戻さなければいけないのに、対人緊張症系統の人たちはゴムが伸びている事自体に気付きませんから「許してくれた」と安心して相変わらず大切な家族を大切にしません。

同じような事を繰り返します。

やがて、ゴムが伸び切ったら夫婦関係も親子関係も切れてしまいます。

しかし、哀れな対人緊張症の人の多くは必要な人生勉強が出来ていませんからピエロのようになります。

「私は悪くない。家族が悪い。私は何と不幸なかわいそうな人なんだろうと嘆き自分を捨てた家族を恨むのです。」

人生勉強が良く出来ている人から見れば本当にピエロでしかない、自業自得でしかない、となります。

★人が怖がる時は大きく分けて二つ

2017年05月29日 | 対人緊張症、神経症、うつ病、ポジティブに
★人が怖がる時は大きく分けて二つ

人間が怖がる時は大きく分けて二つになります。

1つは「危機だ」という情報が来ている時です。

もう1つは「危機だ」という情報は全く流れて来ていないのに情報自体が十分に得られていない時も同様に人は強く恐怖を感じます。

具体的には、安倍総理大臣やトランプ大統領も「テロリストが侵入して来た」という情報が来たら恐怖を感じるはずです。

もう1つの具体例は 暗闇 です。人は目から得る情報がとても多いのです。学者によって数値は多少違いますが、4割から6割くらいの情報を目から得ているそうです。ですから、暗闇になると 暗闇の中に「危機だ」という情報は全くないのに大きな情報不足に陥って強い恐怖を感じるのです。

もうお分かりだと思いますが、対人緊張症や神経症、鬱病の人たちは必要な人生勉強不足ですから、人が何を考えているのか? 第三者の人から見て危機か安全か? これからどんな未来が来るか? 等の客観的な情報が著しく不足しています。だから、精神科や神経科、心療内科に行って体に悪い薬(薬はすべて毒だそうです。症状や病気に効く薬はあっても体に良い薬はないそうです。)をわざわざもらって飲んでいるのです。

という事ですから、多くの困っていない、対人緊張症や神経症、鬱病でない人たちと同程度の客観的な情報が十分に得られて妥当な判断が出来るようになれば対人緊張症や神経症、鬱病は治るのです。

★完全主義完璧主義は絶対にダメ 完全主義の罠につかまる 症状も完全主義から逆作用の法則で出している

2017年05月29日 | 対人緊張症、神経症、うつ病、ポジティブに
★完全主義完璧主義は絶対にダメ 完全主義の罠につかまる 症状も完全主義から逆作用の法則で出している

「完全主義(完璧主義)はたまには良い事だ」

と言うクライエントさんが心理療法ハッピーライフではほとんどですが、完全主義(完璧主義)は絶対にダメです。そもそも私たちは人間ですから、
神様なら完全主義(完璧主義)は出来るかも知れませんが、
私たち人間には完全主義(完璧主義)は絶対に無理なのです。具体的には、完全(完璧)に全ての人に嫌われなくなるのは無理です。完全(完璧)に仕事が分かるようにはなりません。しかし、完全主義(完璧主義)の罠に掛かった人は絶対に手に入れられない完全(完璧)を追い求めて何をしているのか分からない人生になります。

私たちは「確率」で生きているのです。

例えば、これから車や電車で出かける事になったとしましょう。絶対に何事もなく家に帰れますか? おそらく99.9999%以上の確率で(私は数学者ではありませんから確率の出し方は感覚でしていますので、確率の数字が気になる人は ごめんなさい 目をつぶって下さい)何事もなく無事に帰って来られるでしょうが、100%ではありません。100%(完全、完璧)でないといけないと思った段階でもう絶対に無理な事を望んでいる、このケースでは出かけられなくなります(家から出られない人たちの多くがこのケースです)。

では、どう生きれば良いのかというと、客観的な情報を十分に得て、高確率で大丈夫だろうと思える人生にするしかないのです。完全主義(完璧主義)や完全(完璧)ではなくても備え過ぎたら逆作用の法則で悪くなります。例えば、対人緊張症や神経症、鬱病の症状はほとんど完全主義(完璧主義)から来ている逆作用の法則で出ています。絶対に赤面してはいけない絶対に赤面してはいけないと思えば思うほど赤面をしてしまう。吃音を絶対にしてはいけないと思えば思うほど吃音してしまう。もっと健康になろうもっと健康になろうと健康に良いと宣伝されているサプリメントを山ほど飲んだらどうなるでしょうか?

中庸の教えというのがあります。
(簡単に言うと、何事も丁度良いが一番良いという教え)

十分な客観的な情報が得られなければ丁度良いという所を見つける事は出来ないでしょうが、客観的な情報が十分得られるようになって丁度良いという人生が最も良い人生という事になるでしょう。
(ちなみに、この丁度良いには個人差があります。この丁度良いは平均とか真ん中という意味ではありません。ですから、とてもポジティブな人がいるとしましょう。その人の丁度良いが周りから見たらとてもポジティブだという事だと思われます。逆にネガティブな人は丁度良いではなく客観的な情報が十分に得られていないから良くない所にいると思えます。)

役所の話 有料セラピーで必ずお話している 役所の話 を本を書いている過程で初めて文章化しました。

2017年05月29日 | 対人緊張症、神経症、うつ病、ポジティブに
★役所の話 「人間は集団生活をする動物だから周りに居る最も強い感情を持った人の感情(良い感情、悪い感情は関係ない)を勝手に感じ取り自分の感情に置き換えてしまうという習性を持っている」

あなたが市役所でも区役所でも県庁でも税務署でも年金事務所でもどんな役所でも構いません。役所に行って役所の公務員に
「○○を調べて欲しい」
とお願いしたとしましょう。すると、その役所の公務員が
「分かりました。分かりましたが、これを調べるのには1時間くらい掛かると思います。で、お願いなのですが、ご覧の通り、何故だか今日はとても混んでいるのです。私も仕事が沢山あるんです。で、この椅子に1時間程、私が来るまで座って待っていて頂けませんでしょうか? 調べている途中にあなたに質問が出て聞きに来るかも知れませんし、調べ終わった後もあなたを探すと時間のロスになりますから、ぜひ、協力して頂けませんか?」
と言われたとしましょう。
そして、あなたは深く考えないで簡単に
「良いですよ。」
と答えたとしましょう。

ここまでが状況設定です。
これからがこの話の本番です。

さて、椅子に座って目の前を見たら(男性でも女性でも若くても年寄りでも想像しやすい人で構いません)「この世の中の苦しみを全て自分が背負い込んでいるんだ」というような人があなたの前に座っていたらどんな感じですか?
うめき声などは出してはいません。
雰囲気だけです。

人間は集団生活をする動物だから周りにいる最も強い感情を持った人の感情(良い感情、悪い感情は関係ない)を勝手に感じ取って自分の感情に置き換えてしまうという習性を持っていますから、個人差がありますが、だんだん気持ちが悪くなって来ると思います。

そして、他の場所に移りたいと思うのですが、あの公務員にこの場所でずっと待っていると約束したから場所を変えるわけにはいかないと思って我慢してずっとそこに居たらどうですか?

あなたの気分は、役所に来る前は別に何ともなかったのにとても気分が悪くなっていそうに思えませんか?

そして、長い長い一時間が経って、公務員の人が「出来ました。少々説明もしましょうか?」と言って来たら、あなたは説明を断って逃げるようにその役所を去ろうとするのではないでしょうか。

逆に、「この椅子に座っていて下さい」までは同じですが、目の前の人が真逆で、「私は世界一の幸せ者だ」という雰囲気の人が座っていたらどうでしょうか?

前とは違って「何か良い事があったのですか?」と話しかけたくなりそうですが話しかけないで下さい。そうしないと前の例と比較が出来ませんから。

今度は、あなたの気持ちが、真逆になるでしょう。

役所に来る前は別に良い気持ちでも悪い気持ちでもなかったのに、この「私は世界一の幸せ者だ」という人の側にいるだけでとても心地良い気分になっていると思いませんか?

もちろん話し掛けていないのですから、前と同じで、どこの誰なのか? どんな事が起きたのか? 等ぜんぜん分かりません。そして、公務員の人が「すいません。一時間くらいと言ったのに一時間半掛かってしまいました。」と言いながら来られたとしましょう。あなたは時計を見て初めて一時間半経っているのに気付いて、「もう一時間半も経っていたのですね。ぜんぜん気付きませんでした。大丈夫ですよ。」と言うとても穏やかなあなたが居そうでしょう。

人間は集団生活をする動物だから周りにいる最も強い感情を持った人の感情(良い感情、悪い感情は関係ない)を勝手に感じ取り自分の感情に置き換えてしまうという習性を持っているから、今までの人生でこのような経験は山ほどしているでしょう。そして、人間はイメージ力に富んでいますから、本当は近くに居ないのですが、テレビドラマや映画、小説などでも同じようになります。

心地悪い感情を持っているだけで他人に迷惑を掛けているという事に気付いていない人が多いです。人は人の中でしか生きられない人間という動物ですから、ネガティブな人は人に嫌われ、ポジティブな人は人に好かれます。ぜひ、あなたの人生に役立てて下さい。