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対人緊張、対人恐怖、神経症、うつ病、等の心理療法、認知行動療法、人生勉強療法。電話、スカイプでも通院と同じように治ります

「僕は病気なんだから大切にしなさい。優しくしなさい。」と、まるで水戸黄門の印籠をかざすように言う対人緊張症や、神経症、鬱病等の人たちが数からすると多くいます。

2017年06月04日 | 対人緊張症、神経症、うつ病、ポジティブに
「僕は病気なんだから大切にしなさい。優しくしなさい。」と、まるで水戸黄門の印籠をかざすように言う対人緊張症や、神経症、鬱病等の人たちが数からすると多くいます。


「このブログは2015年に掲載したものです。再掲載です。ぜひ、皆さんにもう一度読んで欲しいと思い再掲載しました。」



今の私たちは何とラッキーな事にとても良い時代に生まれました。

食べ物は豊富にあり、食べ過ぎに困るような豊かな時代(メタボで悩んでいる人間が居るのは今だけです)。

冷暖房完備の家に住み、エアコンで冷やし過ぎて風邪を引いてしまったというくらいの夏が過ごせる時代。

とても清潔な世界で、清潔にし過ぎたからアレルギーや花粉症など今までなかった事が発生するほどの清潔で綺麗な世界。

戦争のないとても平和な日本。


どう評価しても私たちはとてもとても良い時代に生まれて生きています。


しかし、このとても良い時代なのに人生勉強不足で苦しむ人たちが多いです。

人のせいや環境のせいではなく、あなた自身が人生勉強を十分にして来ていないから対人緊張症や神経症、鬱病、トラウマ、PTSD、精神的なストレス等で苦しんでいるのです。


しかし、しかし、本当にとても良い時代過ぎますから、何でも病気と言ってくれる優しい人達まで居ます。


ですから、対人緊張症(医師の言い方は社交不安障害やSAD)、神経症(摂食障害、パニック障害、自律神経失調症、不安神経症など)、鬱病(外因性鬱病は一応除く)は原因から見たら病気ではなく、人生勉強不足から来ている認知の歪みが原因のはっきり言うと勘違いの症状です。

ですから、必要な人生勉強をして頂く事で、認知の歪みを無くす事が出来たら綺麗さっぱり治ってしまいます(注、病気ではないから治るというよりも悩みが消えて無くなったという感じになります)。


しかし、優しい人達は病気だと言ってくれますから、

「僕は病気なんだから大切にしなさい。優しくしなさい。」と、まるで水戸黄門の印籠をかざすように言う対人緊張症や、神経症、鬱病等の人たちが数からすると多くいます。

残念で、かわいそうな人たちです。

こんな事を言っていたのではいつまで経っても楽にはなれません。

本当に奇跡のような素晴らしい時代に生まれたのに、とても残念でかわいそうな人たちです。

彼自身や彼女自身が気づくまでは誰も本当に楽になる助力は出来ないのです(注、薬や開き直り等のごまかす助力は出来ます)。

★心理療法はどこでも同じようなものと思っていましたが違うのでしょうか?

2017年06月04日 | 対人緊張症、神経症、うつ病、ポジティブに
★心理療法はどこでも同じようなものと思っていましたが違うのでしょうか?
(森田療法やカウンセラー(来談者中心療法)等で良くならなかったのですが心理療法ハッピーライフの心理療法とどう違うのでしょうか?)

心理療法は山ほどありますが、すべて、同じではありません。

例えば、病院に行くと内科、外科、泌尿器科、皮膚科、小児科、産婦人科などたくさんの科に分かれています。
しかし、医師という事からしたら 皆 同じ医師ですから、
「どこの科の医師に診てもらっても同じ」
と思っている人はいないでしょう。

それと同じで心理療法にも専門分野があるのです。
具体的にはカウンセラー(来談者中心療法)の専門分野は人生相談です。
ご存知の方も多いでしょうがカウンセラー(来談者中心療法)は話をするだけです。
そして、無指示、カウンセラーはクライエントに何も指示をしてはいけないというのが基本です。
そして、カウンセラーは技法を使って赤裸々な話を涙を流させながら話させたり怒りの感情を吐き出させたりします。
カウンセラー(来談者中心療法)の基本は
「答えはクライエントさんの中にある」
という考え方で、色々な話を引き出している内にクライエントさん自身が答えに気付いて問題を解決して行くという考え方です。

例えば、あなたの友人が恋人や配偶者と別れようかどうしようかという相談に来たとしましょう。
話を聞けば聞くほどとても真剣な相談だと分かり何も言えなくなったあなたはただ相槌をうったりうなづいたりするだけで2時間も3時間も話を聞き続けたとしましょう。
あなたは話を聞いていただけなのに友人が一人で長時間話続けただけなのに結論を出して、あなたに
「相談に乗ってくれてありがとう。あなたに相談をしたから問題が解決した。」
とお礼を言って帰って行くのです。

毎回こういう風になるわけではありませんが、こういう経験があられたりなくてもこういう事が起きそうだという事は分かられると思います。
これがカウンセラー(来談者中心療法)の基本なのです。
ですから、会社や学校で一番多い相談は人生相談ですから会社や学校に配属されている心理療法のセラピストはほぼカウンセラーなのです。

私自身もカウンセラー(来談者中心療法)は基本的な所が大きいですから遥か昔ですが産業カウンセラーの講座を受講した事があります。
そこで使われていた教科書の中に対人緊張症で会社の中で孤独に苦しんでいる若いOLさんが来たという症例がありました。
対人緊張症の為に会社で誰とも話しが出来なくてとても辛いという彼女の話をカウンセラーは何十時間も聞き続けるだけなのです。
そして、50時間目くらいに彼女自身が
「挨拶をしたらどうでしょう」
とカウンセラーに言ってカウンセラーも同意するのです。
そして、彼女は翌日から清水の舞台から飛び降りる気持ちで頑張って「おはようございます」「さよなら」という挨拶をし始めたのですが最初はほとんど声にもなっていませんから周りの人たちは何の反応もありませんでした。
しかし、何週間か頑張って続けている内に
「おはようございます」
と言うと、「おはよう」と返事をしてくれる人が現れ彼女の悩みは解消しました。

という内容でしたが、皆さんはどう思われますか?

認知の歪みはそのままですよね。

本当に悩みは解消されたのでしょうか?

心理療法ハッピーライフのセラピーはこの認知の歪みを正しい認知に修正する事を目的にしています。

これが違いです。

ちなみに、森田療法もカウンセラーと同様に認知の歪みはそのままで、開き直る事で生きて行きましょうと言うような事です。