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対人緊張症、神経症、性格由来のうつ病の治し方 第五回目

2007年06月17日 | 心理療法ハッピーライフ
対人緊張症、神経症、性格由来のうつ病の治し方 第五回目 

2007年6月17日(日)
心理療法ハッピーライフ、矢野裕洋


今日は、心理療法ハッピーライフの矢野裕洋です(笑)。


さて、今日は、対人緊張症、神経症、性格由来のうつ病の治し方 第五回目 です。

私のブログは訪問者数の2~3倍の閲覧数が出ます。
ですから、同じ人間が毎日何度も私のブログを読んで頂いている、真剣、という事がよく分かります。
とても嬉しいですね。


ここから、本題ですが、今まで、私のブログを読まれて、自分の対人緊張症や神経症、性格由来のうつ病の原因が分かった、という人は結構いらっしゃると思います。

しかし、分かっているだけでは治りません。

次に必要なのは、深い納得なのです。

「分かっているのだけれども、出来ない。」
という事はあっても、
「納得しているのに、出来ない。」
という事はありませんよね。

禁煙や禁酒、勉強、仕事、家事、など、色々な事に当てはめると分かりますよね(笑)。

分かった事を深く納得しなければ症状は無くなりません。


次の言葉は、私の所で実際に使用している セラピーの教科書の一節です。

納得するのは 理屈(論理性) で 感情は納得させられない。
緊張症、神経症は、間違った指令(誤作動)だから 理屈(論理性)が間違いだと納得すれば感情はなくなる。
お化け屋敷の話。さざえさんの話。蛇の話。


納得するのは、あくまでも理屈(論理的に)なのです。
感情は、水道に例えると、結果ですから、蛇口をひねって一杯流れている水、と同じようなものですから、感情は納得させられません。
あくまでも、納得して、蛇口の口を閉めるという事が必要なのです。

お化け屋敷の話、さざえさんの話、蛇の話、はもう既にブログに書いていますので、覚えて下さっていると思いますが、お化け屋敷にお化けがいる と思う気持ちが蛇口を開くような感じですよね。
そして、お化け屋敷にお化けがいる と思う気持ちが蛇口を開けば、水が一杯流れ続けるのと同じく、怖いという感情が一杯流れ出て、あなたを分けが分からない状態にしたのです。

人は自分の事を自分が今まで思っていたほど見ていないだろう。
とか、
完全主義はダメ。
だとか、
対等、
など、分かったのでしたら、深い納得をして蛇口を閉めなければいけません。

ここで、うまく閉められる人と閉められない人がいますが、言える事は、分かったら自然に納得はしません。
意識的に、わざと納得しに行かなければならないのです。

深く納得する為には、理屈で全くそのとおりだ、という状態になるまで分かる事。
そして、理屈で全くそのとおりだ、となったのだから、自分に当てはめ、深い納得をして、自分のものにして行かなければなりません。

うまく行かない人の例ですが、人事では分かるのに自分に置き換えるのが出来ない、という方がいますが、この方は、楽をして自然に納得するのを待っているだけなのです。
意識的に勇気を出して自分のものにしに行かなければ、ずっと分かったままです。

あなたの人生経験の中で、納得した事が何個か何回かは必ずあるはずです。
その時と同じように、自分で納得を、意識的に、しにいくのです。
論理的に絶対正しいのだから、勇気を出して自分に当てはめるのです。

例を書くと、
電車の中でパニックになる人が、治るためには、電車の中は本当に安全だという事を分かり、理屈で絶対正しいのだからと自分に勇気を出して置き換えると症状は出なくなります。

くどいですが、ここでのコツは、少しの勇気と自然に納得してくれないだろうかなどの楽をしようとする気持ちの徹底的な排除です。

自然に納得してくれないだろうかなどの楽をしようとする気持ちの一例ですが、私の所に自分の人生の問題で来ていると言うのに、
「電話をして来て下さい。」
と私が言うと、
「え~っ、電話をしなければいけないのですか? 」
などと甘えている内は深い納得はできません。

分かりましたでしょうか?

真剣に、楽をしないで、勇気を持って立ち向かえば必ず楽になれます。
大丈夫です(笑)。大丈夫です(笑)。
うまく行かない人は、この期に及んでも、勇気を出そうとしない、楽をしたがる人だけですから(笑)。
大丈夫です(笑)。大丈夫です(笑)。


ぜひ、色々なご意見を下さい(笑)。


では、お休みなさい(笑)。

また、明日(笑)。



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