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トラウマ

2007年05月03日 | 心理療法ハッピーライフ
トラウマ

2007年5月3日(木)
ハッピーライフ、矢野裕洋


今日は、ハッピーライフの矢野裕洋です(笑)。

ゴールデンウィークを楽しまれていますでしょうか(笑)?
折角の人生です(笑)。
悩んでいないで、楽しまなきゃ損ですよね(笑)。
悩んでいる人は、何が恐いのか、本当に恐い事なのか、自分を客観視して確かめて下さい(笑)。
目指せ、カツオ君です。(笑)

早いもので、このブログも今回で26回目になりました(笑)。
うれしい事に昨日の閲覧数がまた自己最多になりました。
今後も、頑張りますね(笑)。
それと、ねねさんのアドバイスの一つ、自己紹介を書き加えました(笑)。
イラストなども入れて行きたいと思います(笑)。


私は、認知行動療法的な考え方を、皆さんに受け入れて頂き、新しい常識、になって欲しいと願っております。
ただ、皆さんにとっては新しい考え方ですから知らなかっただけです(笑)。
難しい事ではありません(笑)。
そして、皆さんが楽になって、人生を楽しんで欲しいのです(笑)。

従来の結果に焦点を当てるカウンセリングの視点ではない、医療の視点でもない、原因に焦点を当てて楽になって頂く認知行動療法的な視点から見たら、対人緊張症も神経症も性格由来のうつ病も、誤認知(勘違い、妄想のようなもの)が原因です。


大丈夫です(笑)。大丈夫(笑)。


今回のテーマは、トラウマ です。

先入観なしで想像しながら読んで下さい。

例えば、犬を恐がる30歳の男性がいるとしましょう。
この男性は、幼稚園の頃、犬に咬まれた経験があります。
ですから、この男性は30歳になって、身長も180cmにもなっているのに、どんな犬を見ても震えて恐がるのです。
本人は子供の頃に犬に咬まれた事がトラウマになっているから仕方がないと言います。
周りの人も、常識、からすると、トラウマは存在しますから、そうだと思うでしょう。

しかし、原因に焦点を当てる、認知行動療法的な考え方からすると、トラウマなどないのです。
有るのは、犬に咬まれたという経験が潜在意識の中に入って、似たような状況になると似たような感情や行動や思考を条件反射として出すだけです。
しかし、この男性を咬んだ犬はもう25年も前の出来事ですから、もう生きていないでしょう。
そして、この男性が恐がっている犬は、この男性を咬んだ犬によく似ていますが、この男性を咬んだ経験は無いのです。
そして、あれから、25年も経って、以前と比べると、大人になり身長もあれからとても大きくなり力も強くなったのに、犬を見た時は、幼稚園のままの気持で 幼稚園児の体のままで、犬に咬まれてもいないのに予期不安で咬まれたら恐い恐いと幼稚園の頃の心のまま、思っているのです。

状況認識、環境認識が正しくないのです。

今は、5歳の幼稚園児、ではなく、30歳で180cmの大人、に自分は変わっている事を、犬を見た時、急に認識しなくなり、幼稚園児の頃の状況認識、環境認識をしているのです。

本人は気付いていないのですが、誤認知(勘違い、妄想のようなもの)をしているのです。

誤認知(勘違い、妄想のようなもの)をしている主な理由は、

1.出来事が終わったと十分に認識出来ていない
2.自分は変わったとこの時点では認識出来ていない
3.目の前の犬は自分を咬んだ犬ではないという認識がない

上記の認識が出来ていないから、あたかもトラウマがこの男性を振り回しているように見えるだけで、十分な認識が出来れば、ただの嫌な思い出、で終わりなのです。

もう1個、例え話をしますね。
有名な話ですから、知っている人もいるかもしれません。
本当の内容かどうかは知りませんが、

像使いは、小象の時、しっかりと杭にくくり付けて、どんなに頑張っても逃げられないと教え込むのだそうです。
しかし、大人像になったら、杭にくくりつけても大木にくくりつけても、力がとても強いですから、大人像をくくりつけて大丈夫な物はありません。
しかし、小象の時、徹底的に逃げられないと教え込んでいますから、大人象になっても、杭にくくりつけたら、逃げようとしないのだそうです。

これを人に応用してみて下さい。
犬や像を人やあなたに置き換えて下さい。
咬まれた事やくくりつけた事をいじめや劣等感を感じている事や嫌な思い出に置き換えて下さい。
同じシステムです。

原因に焦点を当てる心理学から見るとトラウマなどないのです。

皆さんがトラウマ、トラウマという事は、小さい頃、杭にくくりつけられていたから大人になっても逃げる事など出ないと思わされている大人像と同じです。

私から見ると、トラウマはある、と信じ続ける事は、自分が自分を縛り付けているように見えます。

本当に出来ないのではなく、出来ないと決め付けている自分がいるだけなのです。

人の差などありません。
パソコンに例えると、ハードの差などありません。
違うのはソフトだけです。
出来ない、無理だ、というソフトを、正しい状況認識、正しい環境認識にして人生を謳歌しましょう。

トラウマはないのです。
以前書きましたが、ストレスも心の疲れも本当はないのです。
他人の出来る事はあなたも出来て当たり前です。
ましてや、大勢の人が出来る事が出来ないと信じているのは大間違いです。

どうですか?

この世の中、簡単そうに思えて来たでしょう(笑)。

受け入れたら、これからの人生、楽しそうでしょう(笑)。

大丈夫です(笑)。大丈夫(笑)。

明日は、睡眠障害 (不眠症) の話を書こうと思います。

では、明日(笑)。

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