夏休みの宿題がある。
今年の4月5日に報告した割れた蕎麦猪口の修復だ。
これだけは家人がいないうちにやっておかねばならない。
エポキシ系のボンドでくっつけることも考えたが、江戸好きとしてここはひとつ日本の伝統的な修復法「金継ぎ」にチャレンジしてみよう。
作業終了までしばらく時間がかかるので、備忘のために記録しておきます。
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ホームセンターで筆・金粉・テレピン油・耐水サンドペーパーを、釣り具屋で浮き作製用のウルシ・金粉を購入。計3,000円也。
はっきりいって新しい器を買ったほうが安い。(だから家人のいないうちにやらねばならぬのよ・・)
どの破片がどれのものかをパズルしていたら、江戸時代のころの職人さんの修復痕をみつけた。
昔の人たちはこうして物を大切に使っていたのか、としばし感慨にふける。
100均でなんでもそろっちゃう今だからこそ消してはなるまい、伝統技術。
何人がこれで蕎麦をたぐったのかと思うと捨てられない
まずは大きな破片の接着です。麦漆という、ご飯とウルシを混ぜた接着剤をつくります。
軟らかい飯を30粒ほどネリネリします
同量の生うるしを混ぜてひたすらネリネリ
しばらくすると粘り気がでてきます
この麦漆を筆を使って丁寧に破片に塗りつけて接着します。
うるしに触れるとかぶれるので手袋をつけてゆっくりと
塗り終えたら30分ほど放置するのがポイントらしい
圧着完了! このまま一晩寝かせます
今年の4月5日に報告した割れた蕎麦猪口の修復だ。
これだけは家人がいないうちにやっておかねばならない。
エポキシ系のボンドでくっつけることも考えたが、江戸好きとしてここはひとつ日本の伝統的な修復法「金継ぎ」にチャレンジしてみよう。
作業終了までしばらく時間がかかるので、備忘のために記録しておきます。
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ホームセンターで筆・金粉・テレピン油・耐水サンドペーパーを、釣り具屋で浮き作製用のウルシ・金粉を購入。計3,000円也。
はっきりいって新しい器を買ったほうが安い。(だから家人のいないうちにやらねばならぬのよ・・)
どの破片がどれのものかをパズルしていたら、江戸時代のころの職人さんの修復痕をみつけた。
昔の人たちはこうして物を大切に使っていたのか、としばし感慨にふける。
100均でなんでもそろっちゃう今だからこそ消してはなるまい、伝統技術。
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まずは大きな破片の接着です。麦漆という、ご飯とウルシを混ぜた接着剤をつくります。
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この麦漆を筆を使って丁寧に破片に塗りつけて接着します。
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