どん。 まあ、一杯。
この貴重な古酒は、北部に住むM氏からいただいたものです。
沖縄北部は大宜味村の泡盛、「まるた」です。
味はもちろん、シンプルなラベルがまたいいですね。
酒呑みのよしざるおすすめ№1ブランドです。
M氏はいま沖縄の田舎で農業と整体で生計を営んでますが、元は外資系の大手コンサル会社でぶりぶりいわせていたという経歴をもっているのですね。
だからうちの小さな会社のコンサルを月に一度お願いしてます。
今回コザまではるばるやってきたM氏にいわせると先月のわが社の決算は「リーマンショック並み」という評価でした。
ぐええ。 呑まなきゃやってらんないよ。
というわけで、いつもの男3人は酒場へ直行。
車を停めるなり、まずは気付けに一杯やろうと突然M氏がいいだします。
ごそごそとトランクから出てきたのがこの「まるた」と、昼に食べたという赤いきつね(小)のカップです。
あれよあれよというまに、貴重な古酒を小ギツネにドボドボ注ぎだし皆で回しのむ。
おつまみはM氏の畑でとったゴーヤですが、なかなか触れません。
駐車場でゴーヤーを齧りながら泡盛(小ぎつねカップ)を回し呑み。
・・・・それは人としてぎりぎりのレベルだ。
そういえば、この人は台湾の地下鉄の車内でもウイスキーを呑んでいたっけ。
M氏といると、あらゆるところが酒場になってしまうのです。
手前の派手なスーツは税理士T氏。
この男もまた、某顧問会社の看板娘をかっさらって結婚してしまい、その某社では一時「T氏許すまじ」という呪詛につつまれた、というような大変興味深いエピソードを持つのですが、それはまたいずれ。