8月31日(火)、晴れ。
今日のことでした。
ーー「お久振りです。ちょっとお聞きしたいことがありまして」との電話は、観戦記者のある方からでした。
これに対して、
「すっかり、ご無沙汰しています。相変わらずお元気そうで何よりです。お尋ねはどんなことですか?」と、当方。
ーー「駒の書体銘と作者銘のことですが、玉将・王将、どちらに入れるのが正しいのでしょうか。熊澤さんのお考えを知りたくて」でした。
「そうですね。これには多少、微妙なところがありまして」と前置きして、私なりの考えをお話ししましたが、その中身は明日、この続きを述べることにして、このブログをご覧の皆様はどのように答えられますでしょうか?
考えのある方は、是非、コメントください。お待ちしております。
信頼すべき情報によれば、あの「象牙水無瀬駒」が高槻市で展示されるという。
会期は、10月中頃から。詳細は高槻市のホームページなどで、確かめてください。
8月26日(木)、晴れ。
晴れても、ムシムシしていました。
本日の映像は、「ちょっとふっくらした彫埋め駒、錦旗」です。
6月に、リクエストをいただいていた駒ですが、このほど出来上がりました。
こんな感じです。
玉玉王。つまり3玉で作りました。
ちょっとふっくらした彫り埋め駒は、リクエストいただいた時のみ作成していますので、普段の市場には出回ることはありません。
接写、大写しした映像は、レンズ銅鏡で右下がケラレてしまいましたので、これもアップしておきます。
普通の彫り埋めと違い、文字の漆がふっくらとしてますので、指し心地は、盛り上げに近い感覚でお使いいただけると思います。
8月11日(水)、晴れのち曇り。
今朝、仕事に取り掛かり始めたとき「ああ、またやってしまった」事態に気づきました。
昨日、使っていた漆筆をそのままに放置していて、穂先が漆で固まりかけていたのです。穂先には明らかに漆がこべりついていて、このままだと筆は使い物になりません。もったいないチョンボ。
昨日、仕事を終えたのが18時少し前。それから14時間が経っています。
だが僅かな望みは、漆はまだ完全には固まっていない時間だということ。
上手く漆をとかせれば元に戻る。
その望みがある今なら、助かるかもしれない。
ここで、慌ててはいけません。無理やり漆をはがそうとすると、筆の先の水毛が無くなってしまう。ジックリゆっくり、時間をかけて固まりかけている漆をとかせれば助かるのです。
ということで、テレピン油に筆先を浸しました。結果は、成功。
10分後には漆が緩んで、元の筆に戻すことができました。
やれやれ、数年に一回はうっかり、このようなチョンボをしているのです。
今日はその筆を使って「香車」の盛上げをしました。
で、本日の映像は先日、盛上げた「歩兵」たち。
久しぶりに、「ふるさと納税」で、リクエストをいただきました。
画像はぼやけていますが、木津川市のホームぺージのコピーです。
これでは「錦旗の彫り駒」になっていますが、今回は「菱湖」でのリクエストでした。
た。
ふるさと納税の入り口は、いろいろあるようですが、小生の駒は、今のところ「ふるさとチョイス」でのエントリーに限り受け付けることになっています。
理由は、そのほかでの受付手続きを終えていないためですが、いずれそのうちに、門戸を広げようとは思っています。