熊澤良尊の将棋駒三昧

生涯2冊目の本「駒と歩む」。ペンクラブ大賞受賞。
送料込み5000円。
残部僅少ながら、注文受付中。

目次

作品 文章 写真 販売品

無題

2016-02-29 07:01:03 | 文章
2月29日(月)、薄日。

昨日、に中は15℃超えの暖かさ。
それにつられて1時間半、信楽辺りに。
今日は寒くなるとの予報です。

ーーーー
昨日は、駒づくりはお休み。

遺されている資料の整理は継続中。
午前と午後の合間の3時間ほど。
モノによってはコピーをするなど、進めています。

整理しながら、ハガキ1枚を探しています。
探し始めて2週間以上経過しても、まだみつかりません。

まるで、神経衰弱みたいではあります。
どこかに、まぎれ込んでいるずなんですが。

まだまだ日にちが掛かりそう。

ーーーー
只今、確定申告の期間。
1週間ほど前から、資料作成作業。
これももう少し、日にちが掛かりそう。

やることは多いこの頃です。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

極小雛駒の件

2016-02-28 03:36:33 | 作品
遅くなりました。
極小雛駒の寸法など説明致します。

盤の寸法は、幅65ミリx奥行き80ミリ。
厚みは20ミリですが、筥に沈めてある部分は15ミリ。筥の上に出ている部分が5ミリです。
戦前に作られた日本産榧をカットして、罫線を引きました。

蒔絵の筥の寸法は74X90ミリ、高さが60ミリ。両掌で包みこめそうな大きさです。
100年くらい前、大正時代の婚礼道具、化粧道具入れだと思います。
江戸時代には、大名家や大店の商家は、娘のために家紋を入れたりした蒔絵の婚礼道具を揃えました。
本品はその名残の一品で、家紋ではなく丸に鳳凰に唐草文様です。
100年経過していても、大切に保管されていたと見えて傷は無く、それをそのまま使いました。

駒の大きさは、高さが6ミリあまり。
最初ツゲで作りかけましたが、風で飛ぶほどなので、重量感がある象牙で作りました。
文字は、漆筆でで直接書いた小生の肉筆です。

最初は全く自信がなかったのですが、手始めに「と」を書いてみたところ、まずまずの出来上がり。
それでアンチョコな略字では無く、楷書にこだわって書くことにしました。
特に香車は5~6ミリの間に、横線を12本並行して引くのですが、結果は上々で、上手く書けました。

コツは、チョイチョイとイメージしながら、手早いリズム。
リズムが良ければ、上手く書けることが分かりました。
なんでも、実際にやってみると、コツがわかります。

蒔絵の箱は、6~7年前に、同じモノを二つ骨董屋さんで見つけました。
で、同じセットを2組作って、一つは岐阜県にお住いのミニサイズ道具の収集家の目に止まって、お嫁入り。
現在は、その内の一つが残っています。

西陣織の布袋は、当方で作った型紙と生地を渡して京都で縫製してもらいました。
駒台は、自分で作りました。

外箱は、細かな木目の桐製で、桐箱屋さんに依頼。
底面の仕切り台座は、自分で細工しました。
外箱の寸法は、133x173ミリ、高さは90ミリ。

6日(土)に、現物を見にこられるとか。
お近い方ですか? 
およその時間をお知らせください。お待ちしています。

ーーーー
今日は日曜日。
日の出とともに、目が覚めました。
窓を開けると、近くの山は灰色。
昨日よりひどく濁っています。
NHKテレビでは霧とか、花粉だと言っています。
主原因は、黄砂では無いかと疑っています。










コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

駒にバックの青色はアンマッチ

2016-02-27 06:26:03 | 写真
2月27日(土)、晴れ。

黄砂、もしくはPM2.5。
寒い一日でした。

ーーーー
雛駒。
昨日、寸法を測って、そのメモをどこかへ忘れてしまいました。
依って、詳細はもう一日遅れとなります。
ご了承願います。

ーーーー
コメントに、16種の字母紙関連の質問がありました。
両方とも、まだ少し残っています。
ご所望の時は、日中に電話またはFAXでご連絡先などお知らせください。

ーーーー
今日の映像は「源兵衛清安」。
作者は誰だったかな。
確か「信華」。

結果論ですが、駒にバックが青いのは、アンマッチかと。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

再掲、極小の雛駒

2016-02-26 07:09:05 | 作品
2月26日(金)、薄日。

昨日から、寒さが少し戻りました。

ーーーー
極小雛駒について問い合わせがあり、写真にしました。

全体は桐箱に納めています。


蒔絵の箱は、100年ほど前の婚礼道具(化粧道具入れ)かと思います。
100年前のものでも、傷などはなく、大切に保管されていたモノです。


最初か雛駒の箱になるかなと思いましたが、もっと活用できないかなと、このような盤と駒を仕立てました。
盤は、戦前の日本榧の碁盤をカットし、罫線は自身、筆で引きました。


駒は、手持ちの象牙を加工、文字は小生の漆書き、肉筆です。
駒は高さが6ミリほど、小さくても楷書にこだわりました。
駒尻には、「良尊」「六十六才」とあり、6年ほど前の制作です。

大きさなど測定を忘れました。
盤は、幅が6センチ余り、奥行きが7センチ余りだと思いますが、
後刻、計測して詳しく書くことにします。
それまでお待ちください。

ーーーー
3月3日から7日まで、加茂町恒例の「ひな祭り」が始まります。
こちらの工房も毎年参加、今年もそろそろ準備しようと思っています。
昨年は、蒔絵の「玉手箱」を3つ4つ並べました。
今年は、将棋の駒、中心にご覧いただこうかと思っています。
オープンの時間など、改めて告知致します。

コメント (1)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

影水の錦旗

2016-02-25 06:39:12 | 写真
2月25日(木)、晴れ。

寒空の西に、下弦の白い月が見えています。
月齢は、16日ほどでしょうか。

ーーーー
今日の「」の表紙は、この中の一冊。


あ、コレですね。

影水作の錦旗。

ーーーー
昨日、東京の某社から電話がありました。
用件は、なんでも2つ3つ。

ウムフム、ウムフム。
また駒が出るのですね。
umuhumu、umuhum。

そうですか、ウムフム、umuhumu、ナニナニ龍山作の「アンセイ」?
それは「ヤスキヨ」と読むのですが、ね。
ウムフム、ウムフム。
折角の依頼でも、お請け出来ることと、そうでないこともありますがね。

さてさて、なんでもこの話、どうなりますやら。

たまたま、この朝に「龍山の安清」をアップしたところでした。
そう言えば、1年近く前にもよく似た話をいただいたことがあります。
有り難い話でも、その時も丁重にお断りさせていただきました。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

龍山の安清

2016-02-24 06:50:17 | 写真
2月24日(水)、晴れ。

晴れても天気は不安定。  

ーーーー
「」。
表紙は、バックスクリーンで日の出風景。
駒は、確か龍山の安清。
撮影は勿論、川中君。


この時、谷川さんは四段だったのですね。
ところで、「」は、年4回発行の季刊誌。
「名駒探訪」なる記事は、カメラマンの川中君と各地に訪ねての2年間でした。
今思い出すのは伊勢、大阪、東京、宇和島、倉敷、松山、四日市など。

編集部は東京ですが、印刷は大阪・京橋でした。
で、表紙の色校正は、大阪に近い小生が代行。
そんなことが約2年間続きました。

出来上がった本は毎回10冊ほどが届きました。
一部は知人に配り、一部はそのまま残っていたり・・。
38年ほど前の出来ごとです。






コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

世界遺産、朝鮮通信使の将棋人形駒

2016-02-23 07:00:09 | 作品
2月23日(火)、晴れ。

先ほど窓に陽ざしが差し込みました。

ーーーー
「」。
表紙は武将人形の駒。
38年前、灘蓮照九段を訪ねての取材でした。
写真は、京都伏見の灘先生宅での撮影。


後で気がついたことですが、人形の顔と風俗は「朝鮮」。
日本の風俗とは少し違いますね。
いわゆる「朝鮮通信使」のいでたちを人形にしたモノだと分かりました。

「朝鮮通信使」は、江戸時代に12回ほど、日本へ親善派遣されています。
先月の報道では、各地に残る「朝鮮通信使」の遺産(全国で200くらい)を顕彰して世界遺産にしようとする動きがあるとのこと。
この人形駒は、現在、関西将棋会館のロビーに陳列されています。

200年くらい昔のモノでしょうか。
世界遺産の品として、この人形も資格があると思うのです。
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

30年前の映像Ⅺ

2016-02-22 19:14:03 | 写真
2月22日(月)、曇りがち。

寒いのかそうでないのか。
良く分からない一日でした。
端的に言えば、鈍感と言うことでしょう。

ーーーー
映像は、「将棋讃歌・」。
先ずは、水無瀬駒特集。
その表紙「八十二才の駒」。


撮影は幼友達の川中君。
昭和52年1月でした。
企画を、出版の吉津編集長に持ち込んだ特集です。

これをきっかけに、2年近くの間、の表紙のプロデュースと、駒の記事を連載させていただきました。
38年前の事なんですね。

そうそう、は「えい」。
舟の櫂の事なんですね。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

30年前の映像Ⅹ

2016-02-21 22:11:31 | 写真
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

金沢風景

2016-02-21 16:50:33 | 写真
金沢からは昨夜遅く帰りました。

撮影した風景は、3コマ程度。







棋王戦の戦いは、佐藤八段の勝利で一対一。
68手と短手数ですが、決まりは9二角。
名局でした。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

駒の写真集

リンク先はこちら」 http://blog.goo.ne.jp/photo/11726