熊澤良尊の将棋駒三昧

生涯2冊目の本「駒と歩む」。ペンクラブ大賞受賞。送料込み5000円。
残部僅少、注文受付中。

目次

作品 文章 写真 販売品

裏の文字

2020-03-31 20:05:21 | 作品
チョッと写りが良くありませんが、アップしておきます。

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練習用木地について

2020-03-30 12:11:52 | 作品
昨日今日と、何人かの方から、練習用木地について、「前回の木地が良かった」と、更なる追加リクエストをいただきました。
前回の木地の在庫は無くなりましたが、数日後に木地仕事を再開しますので、練習用木地も何組かはできると思います。
お問い合わせいただいた方には、上限を3組として確保するようにしますので、しばらくお待ちください。

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コロナ禍

2020-03-30 06:55:23 | 作品
3月30日(月)、曇り。
皆さん、お元気ですか。ニュースはコロナ禍の事ばかり。この後、どうなるのか、本当に心配なことです。
お互い、用心が肝要です。
できるだけ人との接触は避けるようにしていますが、それでも、週に1、2回は、家内と食材の買い出しに行かなければなりません。
外出後の手洗いは、もちろん、頻度を多くなどしています。
皆さんも、十分にお気をつけください。
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ツゲ素材の物性分析、第一報

2020-03-29 19:35:15 | 作品
神戸さんより、大学によるツゲ素材の物性分析を受け取りました。
今回は第一報で、後日、別の角度からの詳報が出てくるとのことです。
その第一報をかいつまんで、私なりに解釈するところを述べさせていただきます。
今回の分析は、分光光度計を使ってのものと、倒立型顕微鏡を使っての2種類。
試料であるツゲ素材は、A=薩摩ツゲの普通木地、B=薩摩ツゲの根っこ木地、
C=御蔵ツゲの普通木地、Ⅾ=雲南ツゲの普通木地の4種類。

分光光度計は、赤外線スペクトルによる波形変化から成分の違いを特定するもので、これによると、試料4種類それぞれの波形は、多少の違いはあったものの、同じような波形変化であることから、成分的には、大きな違いはないとの判定でした。

一方、顕微鏡を使っての組織形態分析は、ツゲは薄くスライスしたもので行われましたが、素材そのものが固いので、水でふやかして柔らかくしてスライスしたとのことです。
それによる分析では、試料ABCDでは、それぞれの特性の違いが見られた。
具体的には、Aは隣り合う維管束(年輪組成)の密度は高く、ほとんど空間も見られないとのこと。
Bは隣り合う維管束の数が少ないが、密度はほぼ同じで、幹と根っこでは、大きな違いはなかった。
なお、上記Bの「維管束(年輪)の数が少ない」という記述は、「維管束(年輪)の間隔が大きい」といった方が、適格な表現であると思います。

Cは他の試料と比べて最も空隙の多い組織形態で、かなりスカスカとの分析。
Ⅾは、ABとCとの中間で、Cよりはるかに密度は高いとのことです。

以上が、第一報としての概要です。
これは、実際に駒づくりを経験している人なら頷ける内容で、小生も、これまでの経験から、薩摩ツゲは、緻密であり耐久性が高いと言ってきました。それを科学的に裏付ける分析だと思います。
さらに第2報、第3報では、可能ならば指標として、比重、硬さ、ネバリ強さ、などが数値で示されればと、思っています。
それに、雲南ツゲには、彫刻刀で彫るときに感じることとして、トクサやススキに含まれている何か鉱物的な要素が溶け込んでいるような感触もあり、そのあたりが解明されればと思っています。




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書き入れどき、掻き入れどき、どちら

2020-03-29 12:47:41 | 作品
今朝の新聞で見かけた「書き入れ時」の大見出し。どうでもいいようですが、「書き」という文字に少し気になりました。

てっきり、栽培している木の実や収穫物を大手を広げて、収集する忙しい時だと思って、調べてみると、「書き入れ時」が正しいのですね。「書き入れ時」とは、「帳簿に記入する時の忙しさよう」との意味があるんだそうです。
へー、知らなかった。というわけで、知識が増えました。
今日も、どうでもいいような話でした。

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今日の成果

2020-03-28 19:35:56 | 作品
一組目は昨日でほぼ終わって、今日は何をするか考えましたが、二組目の裏文字を盛り上げることに。
順調に進みました。その成果です。



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当地の桜花

2020-03-28 12:39:06 | 作品
3月28日(土)、曇、雨模様。
近所の桜も咲き始めました。
玄関先のハナニラも白い花。いよいよ春ですね。
それにしても、コロナ禍、感染が広がって、心配が尽きません。
おとなしく、仕事に専念しています。

練習用木地、ご注文いただいた方には、昨日までにすべて発送を終えました。
未着の方がおられましたら、その旨、お知らせください。

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興味深い薩摩ツゲ、御蔵島ツゲ、雲南ツゲの3体、物性比較

2020-03-28 07:14:21 | 作品
昨日、若手で駒づくりに勤しんでおられる福井県在住の神戸さんから、大学に依頼中だった「薩摩つげ、御蔵島ツゲ、中国雲南ツゲ3体の物性比較の結果が出てきた」という電話連絡をいただきました。
この話は数か月前から聞いていて、物性分析がどんな形で結果が出るのかと、大いなる興味を持っておりましたし、「結果レポートのコピーは郵送する」とのことで、今は楽しみに到着を待っております。

なお余談ですが、10年くらい前、水無瀬神宮にある400年余り前につくられた水無瀬駒を、島本町が町の第一号歴史的文化財に指定するにあたって、物性分析を奈良大学に依頼して行ったことがあります。
その詳細データを小生ももらった中に、駒の表面から「動物性有機物」が検出された分析結果が示されていました。
おそらくは、漆のにじみを抑えるための目止めとして、膠(牛の髄液などから作るゼラチン)を使ったのではないかというのが小生に見方で、これが400年を経た現在で立証されたように思います。


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今日の成果

2020-03-27 20:05:07 | 作品
昨日に引き続いて漆盛り上げ、中将棋駒の裏文字。
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中将棋駒、裏の文字。

2020-03-26 19:38:19 | 作品
今日は、二組ではなく一組分、歩兵以下の小駒、仲人、香車、反車、猛豹、横行、銅将の裏文字からはじめました。
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駒の写真集

リンク先はこちら」 http://blog.goo.ne.jp/photo/11726