9月30日(月)、晴。
田中寅彦著「頭脳の鍛え替え方」を、今、読み始めています。
副題に「プロ棋士による右脳活性法」とあります。
たまたま棚に残っていた本を車に持ち込んで、ちょっとした空き時間に、ところどころ拾い読みしています。
何せ、30年くらい前の本で、当時の筆者は棋聖位を獲得したり、特異な物言いで売り出し中の棋士でもありました。
本の内容は、副題にもある右脳の働きを中心に、大山名人などトッププロの飛びぬけた優秀さを引き合いに出して、筆者の考えを縷々述べたものです。
ところで私自身、最近は「本」を買わなくなりました。
昔は面白そうだなと思った本を見付けたら、買うようにしていたのですが、買っても読まずに「積ん読」が多く、この本もそのうちの1冊でありました。
今は、終活の身ゆえ、本屋に立ち寄ることも無くなり、偉そうなことは言えませんが、最近のニュースによれば、ひと月の内で1冊の本も読まない人が60%を超えているとかで、街から本屋さんが次々と無くなっているのは、少々、寂しいことです。
9月29日(日)、曇り。
今日は、これまでのブログの整理をしています。
15年位前から始めたブログは、4000ページくらい蓄積されていると思いますが、一過性の内容とか、消してもいいようなものもあるので、それらを集中的に整理して、身軽にしようとしています。
作業では、1/3くらい削除できるのではないかと見込んでいるのですが、結構時間がかかっております。
とにかく、4000ページとなるとかなりの作業で、ザーッと見て不要と思えるものを消し込んで、後日、残したところを見直しながら、もう一度、消し込む作業が必要かと思っています。
9月28日(土)、曇り。
曇りと言うより、雨模様。
オオタニサン、54号とか。
そんな情報が届きました。
だとすれば、あと1本で、区切りの55号。
シーズンは最終番、残る試合数は3つ。
最注目です。
9月2日(金)、晴。
先ほどまで、関心を持ってテレビを見ていました。
石破さん、自民党総裁に。
真っ当な結果であると思います。
自民党にも、物事を真正面に判断する力はあるのですね。
3年前にアップしたページを加筆手直しし、再び、ここにアップします。
本日(2021年9月)、「大将棋駒」作成に着手しました。
「大将棋」は130枚の構成ですが、木地成型と並行して、資料確認に当たって、その中で「猫〇」という駒があり、〇を「叉」とするか、あるいは「刃」とするかの迷いです。
この迷いは、資料によって、あるものは「猫叉」あるいは「猫刃」と、文字の食い違いがあって、そのことは以前から問題として抱えていたのですが、今回、大将棋駒を作るにあたって、正しいものを明らかにして作ろうと思った次第です。
因みに「猫叉」は、昔から語られている猫の妖怪「ねこまた」であり、一方の「猫刃(みょうじん)」は、限定した一部の古将棋資料でしか見かけないものです。
私の考えでは「叉」と「刃」は、書き文字としてかなり似通っており、そのため誰かが、昔、誰かがどこかで「叉」を「刃」と読み間違ったり、書き違いをしたのではないかと思うのです。
その一つとして、江戸時代に編纂された「象戯六種之図」が怪しく、因みにそれより古い水無瀬兼成さんの「象戯図(将棋図)」では、いずれの古将棋も、すべて「猫叉」で書かれています。
別件ながら、
古将棋「摩訶大々将棋(象戯)」のことですが、
問題は、ある研究者(どこかの大学の教授、ネットゲーム研究者)が、なぜかこれを「摩訶大将棋」という自分勝手な短い名称に変えて、ネットや刊本、あるいは新聞などを通じて、これを世間に広めようとしており、これはおかしなことと言わなければなりません。
単なるミスなら許されるとして、「摩訶大将棋」と言う厚い本を出したり、最近では、2023年7月14日、日経新聞文化欄にも「摩訶大将棋」というタイトルでの投稿掲載があり、ここで教授は出典として東京都中央図書館にある「象棊纂圖部類抄」(水無瀬兼成著、内容は水無瀬神宮の「将棋図と」同じ)を示していますが、これには「摩訶大々将棋」の駒の図があって、それには「摩訶大々将棋」と、正しい表題が書かれています。
教授の意図は、古将棋の「摩訶大々将棋」の面白さを世間に広めようとしているようですが、それなら、なぜ正しい名称で広めようとしないので、敢えて、違った「摩訶大将棋」と言う別の名称で、学問の府でもある大学のホームページを含めて、世間に喧伝しているのでしょうか。
その意図が分かりかねますが、念のため「象棊纂圖部類抄」の部分を、以下に示しておきますので、ご参照ください。
なお、それによって最近は悪弊として、他の研究者も含め、誤った名前の「摩訶大将棋」で呼ぶケースも見聞きするようになり、益々、間違った呼び名で流布することに、大いなる危惧を抱いております。
即刻、本人は誤りを認めて、間違いを正してほしいものです。
今日、将棋ペン倶楽部、機関紙が届きました。
早速、ページを開いて、ペンクラブ大賞(特別賞)を確認し、間違いなくソウかと安堵。
10月5日の授賞式には参加すると、ほかの受賞者や関係者の皆さんに久しぶりにお会いできるところを、小生は参加できないのが残念です。
9月23日(月)、晴。
昨日の夜は涼しく、おかげさまで一晩中、エヤコンの出番はありませんでした。
こんなことは何時からだったかですが、よく覚えていないほど、今年の夏は酷暑続きでしたが、今は少しぶり返しているような気配。
で、今はエヤコン使用中。
今夜はどうかです。
どうでも良いこんなことを真剣に、ここに書けるのは、当面、他に心配がない平穏な証かと。
オオタニサン。53-55に。
夕陽が、まもなく山の向こうに沈みます。
9月22日(日)、雨。
今日も、漆の盛り上げ仕事でしたが、昼頃、にわかに強い雨。被害が出るほどではありませんが、部屋の湿度計は70%超え。
「除湿」で運転していたエヤコン。隣の部屋の分も運転モードにしたのですが60%にするのがやっとで、仕事は、ほどほどに止めました。
能登では家ごと流された人もいる中で、こちらは平穏無事。
一方、ニュースを見て、能登だけではないが能登の人の心情を思うにつけ、これが現実なんだと、暗澹たる気持ち。
同じ日本だというのに、何という違いか。
明日は我が身かもしれないと考えてしまう、今日の昼下がりでした。
9月21日(土)、曇り。
能登がものすごいことになっています。
1月に大地震があったばかりで、復旧もままならぬうちに、今度はものすごい災害的大雨。死者も行方不明者も何人か出たということだし、これまで何十年をこの地で生きてきた人は、異口同音に「こんなこと、これまで見た(経験)したことが無い」とのことで、被災者、住民の皆さんには何といえば良いのか、言葉が見つかりません。
それにしても、今回の能登の災害はじめ、各地で起きている未曽有の大雨災害は、地球温暖化のせいであろうことに間違いありません。
この先、どうなるのかですが、益々加速度的に異常気象による大きな災害は、増え続けるに違いないと思っています。
本当にどうすれば良いか分かりません。