11月22日(水)、晴。
「本」の最終校正が終り、印刷工程に入りました。出来上がりは12月下旬。
出来るだけ早くと、注文を付けておきました。
ところで、予約の第1波を受け取りました。
具体的な冊数は伏せますが、一塊が届きました。
早速、準備していた「ゆうパック」に、注文主の住所・お名前、冊数、受け取った金額など一つ一つ確かめながら記入して、発送準備に備えました。
その中に、ある方から、次のような「おたづね」がありました。
古い「中将棋駒」についてです。
その映像と、お答えもアップしておきます。
なお、現物の駒は、事故や手違いがあってはいけませんので、こちらに送らないでください。
午後からの郵便ですが、1通のみ受け取りました。
京都南部の隣町、宇治市からの郵便でした。
今日はその1通だけで、さもありなん。
そりゃあそうですよね。
普通に昨日投函したモノは、昨日から今日にかけて、只今は郵便局間を移動しているところなんでしょうね。
と言うところで、今日の午後は「直筆の雛駒」づくり。
「歩兵」の文字書きをしました。
少し、多めに作って、その中から選んで一組にします。
その映像です。文字の漆は、まだ生のまま。
およそ1日を掛けて、表面が固まります。
多少文字が、大きかったりするものもあったりです。
11月20日(月)。
本「駒と歩む」の予約受付は、12月1日よりとしておりましたが、工程の目途もつき、予約事務集中を少しでも均すため、10日間、前倒しして、本日より受付け開始と致します。
「本」は最終的に270ページ。大きさは近代将棋と同じB5版、装丁はハード表紙のカバー付きで価格は4500円。送料は500円。
2冊以上同時予約の時、2冊目以降は1冊4000円とし、すなわち2冊の合計は送料込みで9000円。3冊では13000円、4冊では17000円、となります。(以下省略)
予約申し込みは「現金書留」のみでの受付けと致します。
(たっぷり期間を取っており速達無用です。
事務混乱防止のため、銀行口座振込みでの受付は致しません)
出来上がりは12月下旬予定です。出来上がり次第、手渡し式のレターパックプラスにて順次発送致します。
12月7日(木)までの予約到着、あるいはそれより遅く到着したものでも消印が12月5日以前で「小冊子・水無瀬駒希望」申し出のメモがあれば、サービスとしてお付けします。
「現金書留」には送料を含む代金とともに、「部数とお名前、送付先、電話番号、そして希望される方は「水無瀬駒・小冊子希望」のメモを同封ください。
領収書は原則、発行しませんが必要な時は、その旨を明示ください。
(なお混乱防止上、用件メモが無い現金のみの送金は無きよう、ご注意下さい)
関連でのお尋ねがありましたので、整理しておきます。
これまでメールでの予約のお知らせ情報は、ありがたく拝見しておりますが、
正式な「本」の注文受付は、混乱を避けるため、11月末に告知するブログに
従った「代金同封の現金書留」の到着を待って事務処理いたします。
よって「現金書留」には、代金とともに、改めて「部数と、お名前、送付先、
そして希望者は水無瀬駒・小冊子希望」のメモを同封ください。
(希望表示が無い時は、小冊子は同封いたしませんので、悪しからず)
なお、時折り、現金のみ送られてくる現金書留が有るのですが、
当方、すべて間違いが無いように記憶しているわけではありませんので、
必ず用件を書いておいてくださいますよう、お願いいたします。
11月18日(土)、曇り。
今日も、「本」のことを考えていました。
そして、資料の整理もしていました。
印刷の最終手配は週明けになりますので、数量も最終的に決めることになります。
予約は12月1日より受け付けますが、予約くださった方には、お礼の意味で、何かしようと考えています。
思い立ったのは、水無瀬神宮がある大阪府島本町が発行した「水無瀬駒」という小冊子で、この小冊子には私も内容では「監修」で関与していて、これまでにも時によってはお渡ししたりしていましたが、
「希望される方には」これをお付けしようかと。
ボリューム的には20ページ足らずのモノですが、この1冊で、水無瀬駒のことがおおよそお分かりいただけると思います。
今のところ手持ちが50部ほどありますが、それでは足りないだろう、もっと増やすことを考えなければと思っています。
なお、先着順という考えも無いではないですが、それだと速達でと言うことにもつながりかねず、余計な費用をかけていただくのは不本意なので、12月7日までの到着分と、それより遅れて到着しても、5日までの消印があれば、「希望者には」(この5文字、追加訂正に)お付けしようと思っています。
いずれにしても予約募集は、あと10日ほどで、このブログで発表させていただきます。よろしく。
本日の映像は、二組の彫り駒。
以前、仕上がり寸前の段階で、保留していた「淇洲」と「董仙」の駒。
昨日から、仕上げに着手していて、今日、磨き終わって出来上がりました。
その映像です。
淇洲の材は、御蔵島ツゲの柾目。
董仙の材は、薩摩ツゲの柾目です。
11月8日(水)、晴。
日中の気温は21度超え。
でも、暦の上では、「冬」となりました。
今日の映像は「酔象」の駒。
リクエストがあって、当初は書き駒を考えていましたが、盛上げ駒で制作しました。
裏の文字は「太子」。
リクエストは、以前、お渡しした一組に、この駒2枚を加えての42枚で「朝倉将棋を楽しみたい」と言うことで、必要なのは2枚ですが、この際、余分に作っておこうと、3種類の木地で作ってみました。
11月2日(木)、晴れ。
空は、やや白っぽいですが、快い晴。
あったかで、穏やかでした。
今日は、「本」の方も、一段落。
ということで「盤」の整理に着手することにしました。
「盤」はいろいろあって、足つきの盤(5寸盤が多い)が10面と少し。
この内、今回は半分の5面を卓上盤に仕立て直しをしようかと。
卓上盤の厚さですが、2寸では厚すぎで、1寸では少し薄いので、今回は1寸3分(4cm)ほどのモノが良かろう。
サイズは、通常の将棋盤サイズのほかに、やや小さい30✕27cm程度の雛駒サイズも数面。
勿論、素材は榧ですが、これらの中には、日本産榧の柾目にこだわって集めてきたものも半分くらいあって、出来上がりとしては、柾目あり、板目ありになりましょう。
今年もあと残すところ2カ月。
「本」のタイトルは、「駒と歩む」に決めました。
カラー写真を多用して、256ページ。
学術的に読むだけでなく、「観て楽しい本」を目指します。
サイズは、近代将棋と同じ「B5版」。
価格は、1冊4500円といたしました。
送料が500円で、1冊の負担額は、幾分高く5000円となりますことを、ご了解願います。
ですが、2冊以上の同時予約は、大歓迎。
その見返りとして、2冊目以降の単価を4000円とすることで、当初考えていた送料当方負担と同じの2冊で9000円と致します。
3冊では13000円、4冊で17000円で、3冊以上でも半端な500円がカット出来て、千円区切りになるので、取り扱いが楽に。
以上を決定事項として、予約開始は12月1日より受付といたしますので、よろしくお願いします。
昨日、「7冊を求める」とのコメントをいただきました。
7冊もまとめてくださる方がいらっしゃるのは、想定外のことでした。これで「チカラ(力)」をいただきました。有難いことです。
刷る冊数は、1000部に決めようと思います。