2月28日(木)、一日中、しとしと雨でした。
このところ、中将棋駒を手掛けており、もう少し日にちがかかりそうです。 明日3月1日から、5日まで「加茂町舟屋ひな祭り」が始まります。ですが、仕事場はいつものように、細々としたものを広げたままなんです。これを片づけないといけませんし、面倒だなと思っています。
でも、わざわざ遠方から当方を訪ねて来られる人もあるので、その方には、見学いただけるように、明日朝、片づけます。ですが、玄関先には「こちらには人形はありません」というビラを貼っておこうと思います。そして「弊工房を訪ねてこられた方は、チャイムのベルでコールください」というビラも貼っておきます。
ですがオープンするのは、明日と明後日の二日間だけにします。3日の日曜日と週明けの4日と5日は、出かけたいところがあるのでクローズと致します。
2月26日(火)、晴れ。
朝から、春うららの陽気。少し前から気になっていた髪の毛を短く切りました。髪の毛は他の人より少なくても伸びてくれば、気になるもの。自分で散髪するのですが、切った髪の毛が衣服につくのを防ぐため、上半身裸になるので、冬のうちは控えておりましたが、今日は春の陽気ということで、格好の日となり、太陽を浴びながら切ることにしました。
太陽を浴びながら、そのまま木地仕事をしていて、やおら寒さを感じてはいたのですが、多少のことはと、我慢してそのまま続けました。30分ぐらいして南隣のビルに陽が陰っていたのですね。上半身が裸のままで、鈍感というか、これもいつものごとくでした。
木津川市からファックスが届きました。「ふるさと納税」の作成依頼です。「錦旗の彫り駒一式」のご注文。ありがたいことで、これが4組目です。しっかりと作りまして、お納めいたします。暫くお待ちください。 「将棋チェスト」は、予定通りあと一月で出来上がる予定です。ここしばらくは、確定申告の作業を続けています。あと数日かかるでしょうが、早く済ませて、すっきりしたいですね。
夜も寒くなってきました。では、これでお休みといたします。
2月25日(月)、晴れ。
昨日も晴れていましたが、今朝の空色はまさに碧。気温も上昇が期待できます。このところ、新しい書体の駒をいくつか開発中で、小将棋が2つ、中将棋が1種類。そのうちの一つは、数か月費やしています。
3月は加茂のひな祭り。一応、開くべく考えています。「将棋チェスト」只今、工作進行中です。予約いただいている皆様には、もう少したてば、ご案内できると思います。
2月18日(月)、だいたい晴れでした。
相変わらず寒いです。とは言え、外仕事を含めいつもの通り買い物に行ったりでした。 兵庫県のある方から「無双」と「南帝無双」について、違いや経緯のお尋ねの手紙を頂戴しました。ご返事の手紙をと思っていましたが、返事代わりにこのブログで書くことにします。
「無双」ですが、これは南口先生に命名いただきました銘です。29歳11か月のころ、初めての駒を作ったのですが、これが思わぬことに、中原名人と加藤一九段の京都での記念対局に使われることになったのですが、その駒に「無双」という名を付けてくださいました。 その後、2作目、3作目と駒づくりを続けることになったのは、それがきっかけでした。
世の中、人のまねをする人と、人のまねを嫌がる人とが居ますね。小生の場合は、人のまねをして面白いとは思わないのですね。人のまねをしていては、面白みに欠けつまらない。ですから、自分で作る駒は、自分で作った文字でなければとおもうのです。 「無双」は、二つとないという意味でもありますので、一作一作、文字の改善を重ねました。数年たって、「駒づくりを楽しむ会」を立ち上げたときに、皆さんに使っていただくべく、会で「無双」の字母紙を木地につけて希望者に使ってもらう文字としたのは、2年ぐらいたって改良を重ねたものですが、その後も、自分用に文字の改善を重ねました。自分の駒に使う「無双」は、作るたびに改善をして、二つとないというつもりで、皆さんへの文字とは幾分違えていました。
「南帝無双」は、その一つです。「無双」の前に「南帝」とつけたのは、私の気持ちの現れですが、この字母紙は、私専用なので、皆さんにはお渡ししていないのですね。 「空蝉」も、私のオリジナルの文字ですが、これは「駒づくりを楽しむ会」で、駒文字のコンテストをしたときの3回目に、皆さんの応募作品に加えて、私のオリジナルとして応募した訳です。 嬉しいことに、皆さんの支持をえまして、第一位になりましたので、これも皆さん居使っていただこうと、会で自由に使ってもらうことにしました。この文字は、私の普段の生の文字に近いもので、特に駒用にレタリングしたものではありません。
今日はこれにて失礼します。ではまた。
2月11日(月)、曇りがち一時雨。
今日は祝日だったのですね。小生、祝日も関係なしに毎日が仕事。いつものパターンです。 2週間ほど前から、木地整形に使っている機械が異音気味で、注意していたのですが、とうとう動かなくなりました。
どうしようかなと思いながら、原因を確かめるべく、分解することにしました。機械は、駒づくりを始めてすぐに、設計図を作って、部品を知り合いの鉄工所に発注して、自分で組み立てた小さな機械です。あれから40年以上、無事に務めてくれた優秀な機械です。でも、いよいよダメかな、と思いながら、念のため自分で修理してみようと、分解することにしました。プーリーとかを外してモーターを手で回そうとしても動きません。モーターは防埃密閉式の小型モーター。同じものが今でも市販されているはずなので、モーターの品番をメモしました。でも、修理できないかとさらに分解することにしました。私の推測では、ローターの軸か、ベアリングにツゲの細かい削り粉が侵入して動きが悪くなっているのだろう。それを掃除すれば、動くかもしれないなと。
結果は思った通りでした。ローターあたりに潤滑用フッ素ガスをシューッと吹きかけると、見事、ローターが回るようになりました。やれやれです。これでまた元通り使えそう。小一時間かかりましたが、今回はモーターを買い替えることもなく、一件落着。
2月9日(金)、曇りがちでした。
数日前、2週間ぶりに校正中の原稿が届いたので、二日間、校正を再開しておりましたが、明日届くように、今夕、出版社宛に返送しました。本の名前はまだ仮題の段階ですが、講談社現代新書「教養としての将棋」。発売予定は3月半ばとのことです。 全体の構成は尾本恵市先生がご担当。先般お亡くなりになった梅原猛先生と羽生善治九段の対談のほか、それぞれの章の執筆は、東京福祉大学の安次嶺隆幸先生、北陸先端科学技術大学院大学の飯田弘之先生、橿考研の清水康二さん、観戦記者の大川慎太郎さん、そして私です。私の受け持ちの章は「工芸としての将棋」、将棋の駒に関してです。
2月6日(火)、雨。
久しぶりの雨。将棋チェストは一旦締め切りましたが、コメントで追加要請がありました。工程はすでに取り掛かりましたが、今なら追加okということで、受付させていただきました。
ソレニシテモ、今日は雨ですが、このところ、雨がなかったので、近くをながれる木津川は、細く細くなっています。この雨でどれくらいになるかです。
2月6日(火)、天候不明。
昨日から、パソコンが不調です。サポート会社に支援を頼んだのですが、思い通りにならず、一旦昨日は終わりました。
今朝、立ち上げると、いつもと違う初期画面が出て、やっとこのブログにたどり着きました。どうにかこうにか、このメッセージを打っています。ですが、今後、うまくいつものように使えるかが、不安です。
皆様にお伝えします。当方に伝えたいことがあるときは、電話でご連絡くださると、ありがたいです。
2月3日(日)、曇りがち。
今朝の気温は、マイナス3℃。でも日中は10℃超えと、まずまず。昼の外出2時間30分以外は、相変わらずの仕事三昧というか、寒くても外仕事ができるように防風対策を。でも、寒いのはあと一月と少しではありますがね。