1月31日(火)、曇りと雨。
本日の根付け文字書き。
残りの日数を稼ぐため、裏と駒尻を続けて書くことにしました。
と言うことで、本日は3文字+3文字を100枚で、600文字。
およそ7時間かかってしまいました。
本日の根付け文字書き。
残りの日数を稼ぐため、裏と駒尻を続けて書くことにしました。
と言うことで、本日は3文字+3文字を100枚で、600文字。
およそ7時間かかってしまいました。
1月30日(月)、雨模様。
雨は降ったりやんだり。
今日は思い立って、ほぼ一日中、漆での文字書き。
吉野へ持って行く根付けの表の文字の漆書き。
3文字のものありますが、ほとんどは5文字。
一枚一枚書きながら、文字の大きさとかバランスを試行錯誤。
100枚で、500文字を5時間ほどで書きましたので、1時間あたり10枚。
1枚で5~6分平均で、一文字が1分ということになります。
雨は降ったりやんだり。
今日は思い立って、ほぼ一日中、漆での文字書き。
吉野へ持って行く根付けの表の文字の漆書き。
3文字のものありますが、ほとんどは5文字。
一枚一枚書きながら、文字の大きさとかバランスを試行錯誤。
100枚で、500文字を5時間ほどで書きましたので、1時間あたり10枚。
1枚で5~6分平均で、一文字が1分ということになります。
1月28日(土)、晴れ。
日中は、日差しいっぱい。
春を思わせる暖かさでした。
横綱・稀勢の里の口上。
確か「横綱に恥じぬよう精進いたします」でしたね。
とってつけたような四文字熟語ではなく、飾らず、誠実さを感じました。
ーーーー
駒の材料を見ようと、裏の倉庫を開けたところ、前から探していたものを見つけました。
どこへやってしまったんだろうと心配していましたが、「良かった良かった」。
と云うことで、早速写真にしました。
因みに、裏側も。
日中は、日差しいっぱい。
春を思わせる暖かさでした。
横綱・稀勢の里の口上。
確か「横綱に恥じぬよう精進いたします」でしたね。
とってつけたような四文字熟語ではなく、飾らず、誠実さを感じました。
ーーーー
駒の材料を見ようと、裏の倉庫を開けたところ、前から探していたものを見つけました。
どこへやってしまったんだろうと心配していましたが、「良かった良かった」。
と云うことで、早速写真にしました。
因みに、裏側も。
1月26日(木)、曇り。
今朝の気温は氷点下4度C。
今年の最低気温でした。
屋外に駐車しておいた車。
朝方早く、フロントガラスが凍っていることもしばしば。
今朝もそうでした。
そんなときは、プラスチックカードで掻き取っています。
手は冷たいし濡れるし、2~3分かかります。
皆さんはどのようにされていますかね。
小生は、もう一つの方法を講じています。
それがおすすめですが、その映像は、明日にでも。
今朝の気温は氷点下4度C。
今年の最低気温でした。
屋外に駐車しておいた車。
朝方早く、フロントガラスが凍っていることもしばしば。
今朝もそうでした。
そんなときは、プラスチックカードで掻き取っています。
手は冷たいし濡れるし、2~3分かかります。
皆さんはどのようにされていますかね。
小生は、もう一つの方法を講じています。
それがおすすめですが、その映像は、明日にでも。
1月25日(水)、寒空に太陽。
多少日中は暖かく。
朝晩はおお寒む。
ーーーー
先ほど、仕事を終えようとしていたところ、電話がありました。
「(どこそこ)のMです」。
「おお、久しぶりですね。お元気なようで何よりです。10年ぶりになりますか」。
「この間、龍山の駒を手に入れましてね」。
「そうですか」。
「安清です。表が盛り上げで、裏が彫り。熊澤さん、こんな駒見たことがありますか?].
[見たことはないですね」。
「一度、鑑定してほしいのですが。本物ですかね?」。
「それは現物を見なくては分かりません。なんともそれだけでは。写真でも送ってもらえば分かるかもしれません」。
そんな会話でした。
ソレニシテモ、15年くらい前のことですが、良く似た会話を思い出しました。
「テレビ局ですが、龍山作の盛り上げ駒があるのですが・・、本物ですかね?」。
「それは分かりません。駒を見ているのは私の眼玉ではなく、あなたの眼玉ですから、こちらはなんとも分かりません。写真でも送ってもらえば、感想を言うことはできます」。
「そうですか。時間がないのです。駒は青島知事の形見の駒だということで・・」。
「そう言われても・・」。
「王将1枚だけなんです。そのほかの駒は、お棺に入れて燃やしてしまったとのことです。いくらくらいですかね」。
「はあ」。
これは何の番組か分かる人は分かります。
以上、本日はこれでお終いです。
多少日中は暖かく。
朝晩はおお寒む。
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先ほど、仕事を終えようとしていたところ、電話がありました。
「(どこそこ)のMです」。
「おお、久しぶりですね。お元気なようで何よりです。10年ぶりになりますか」。
「この間、龍山の駒を手に入れましてね」。
「そうですか」。
「安清です。表が盛り上げで、裏が彫り。熊澤さん、こんな駒見たことがありますか?].
[見たことはないですね」。
「一度、鑑定してほしいのですが。本物ですかね?」。
「それは現物を見なくては分かりません。なんともそれだけでは。写真でも送ってもらえば分かるかもしれません」。
そんな会話でした。
ソレニシテモ、15年くらい前のことですが、良く似た会話を思い出しました。
「テレビ局ですが、龍山作の盛り上げ駒があるのですが・・、本物ですかね?」。
「それは分かりません。駒を見ているのは私の眼玉ではなく、あなたの眼玉ですから、こちらはなんとも分かりません。写真でも送ってもらえば、感想を言うことはできます」。
「そうですか。時間がないのです。駒は青島知事の形見の駒だということで・・」。
「そう言われても・・」。
「王将1枚だけなんです。そのほかの駒は、お棺に入れて燃やしてしまったとのことです。いくらくらいですかね」。
「はあ」。
これは何の番組か分かる人は分かります。
以上、本日はこれでお終いです。
1月23日(月)、曇りがち。
朝、北の山はうっすらと雪景色。
日中は、加茂にもちらほらと。
それにしても、寒い。
日中の気温も、3度というところでした。
ところで仕事部屋は、床暖とストーブ、空調は19度に設定。
1週間前までは18度でした。
漆のためにはもっと高くても良いのでしょうが、寒くない程度が仕事場には丁度良いのですね。
これでも駒を研いでいるときは、首筋に汗をかくこともあります。
因みに奈良の塗師Tさんの仕事場は30度近くあるのではないかと思うほど。
この場合、電気ではなく石油ストーブが好都合。
燃焼に従って、漆に欠かせない水分を発生させる効果があるのですね。
ーーーー
この間、こんな映像を見つけました。
江戸時代の「中将棋駒」です。
銘が書いてありますね。
朝、北の山はうっすらと雪景色。
日中は、加茂にもちらほらと。
それにしても、寒い。
日中の気温も、3度というところでした。
ところで仕事部屋は、床暖とストーブ、空調は19度に設定。
1週間前までは18度でした。
漆のためにはもっと高くても良いのでしょうが、寒くない程度が仕事場には丁度良いのですね。
これでも駒を研いでいるときは、首筋に汗をかくこともあります。
因みに奈良の塗師Tさんの仕事場は30度近くあるのではないかと思うほど。
この場合、電気ではなく石油ストーブが好都合。
燃焼に従って、漆に欠かせない水分を発生させる効果があるのですね。
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この間、こんな映像を見つけました。
江戸時代の「中将棋駒」です。
銘が書いてありますね。
1月19日(木)、曇り。
映像は2日前。
加茂の町から北方の山。
その寒空。
昨日は、打って変わって良い天気。
もちろん駒作りはしました。
「守幸」。
これは出来上がりました。
オッと、写真を撮るのを忘れてしまいました。
ソレニシテモ、今は漆にとっては最悪。
乾きが遅く、思ったように捗らないのですね。
まあ、3月まではおとなしく、焦らないことかと。
ということで、「古水無瀬」の彫りを始めています。
ーーーー
2月4日と5日には吉野行き。
ゆかりのお寺など3つ4つ5つ訪ねます。
雪はどのくらいあるんだろうか。
今から、雪のことを心配しています。
映像は2日前。
加茂の町から北方の山。
その寒空。
昨日は、打って変わって良い天気。
もちろん駒作りはしました。
「守幸」。
これは出来上がりました。
オッと、写真を撮るのを忘れてしまいました。
ソレニシテモ、今は漆にとっては最悪。
乾きが遅く、思ったように捗らないのですね。
まあ、3月まではおとなしく、焦らないことかと。
ということで、「古水無瀬」の彫りを始めています。
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2月4日と5日には吉野行き。
ゆかりのお寺など3つ4つ5つ訪ねます。
雪はどのくらいあるんだろうか。
今から、雪のことを心配しています。
1月15日(日)、雪。
雪。粉雪です。
ただいまの町の景色。
ーーーー
小坪規矩。
これは江戸時代の本「こつぼかね」と呼びます。
手前は「小坪規矩追加」。
前者の開判は亨保2年、江戸時代中期の資料。
ここに当時の将棋盤の寸法が述べられています。
後者にも3種類の将棋盤。
「小将棋」とあるのが現在の「将棋」。
前者と後者では、寸法に違いがありますね。
ーーーー
最終段階の「守幸」。
玉将2枚と王将。
うまくいけば、今日にでも出来あがり。
雪。粉雪です。
ただいまの町の景色。
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小坪規矩。
これは江戸時代の本「こつぼかね」と呼びます。
手前は「小坪規矩追加」。
前者の開判は亨保2年、江戸時代中期の資料。
ここに当時の将棋盤の寸法が述べられています。
後者にも3種類の将棋盤。
「小将棋」とあるのが現在の「将棋」。
前者と後者では、寸法に違いがありますね。
ーーーー
最終段階の「守幸」。
玉将2枚と王将。
うまくいけば、今日にでも出来あがり。
お寺に伝わる古い駒と将棋盤。
3月に、ほかの寺宝と一緒に展示を計画しているとのことで、写真を見てほしい。
ということでした。
14時過ぎに来訪。
「一時間くらいで終わるかな」と思っていましたが、18時過ぎまで長引いてしまいました。
その将棋駒。
双玉、漆書き。
片方の玉将に「清安と花押」。
「これと同じ作者の駒を見たのは、確か3組目ですね」。
盤は、厚みがおよそ7センチ。
四方の側面と盤裏、足は黒漆塗り。
側面には、牡丹であろうか金蒔絵。
「第一感は江戸時代中期」。
ここまでは今朝の話でした。
訪問者は大寺の学芸部門の方でした。
曰く「将棋関係は、からっきしで・・」ということで、参考資料を何冊か用意しておきました。
大名家婚礼道具の図録。
名古屋の徳川美術館・水戸の徳川博物館、滋賀の彦根城博物館、愛媛の伊達博物館等々。
それに江戸時代の道具類の図説「小坪規矩 (こつほかね)」と「小坪規矩 (こつほかね)追加」。
小冊子「水無瀬駒」など。
一通りは勉強されて、ご自分なりの展示物解説原稿を用意されていました。
それを拝見しながら、質問にお答えする形でしたが、こちらからもいくつか質問。
将棋盤のほかに、同じ部柄の碁盤、双六盤も揃っているとのことです。
「三面が揃っているのですが、家紋がないので・婚礼道具ではないのではと・・」。
「そうですか。三面が揃っているのですね。それは素晴らしい。婚礼道具には家紋のあるものとないものがあります。家紋がなくても婚礼道具に間違いないと思いますよ」。
「実は、この道具はお寺のものではなく、門主のお家のものでして、由来は全く分かりません」。
駒入れも同じ蒔絵の図柄なんですね。
駒の大写しの写真があれば良いですね。
正面からの文字とか、法量も記録しておいてください。
盤は、総箱の内側の仕上げ状態も確認しておいてください。。
真っ平らでなく波を打っているのであれば、槍かんな仕上げ。
これも時代考証の手がかりにもなりますし。
3月に、ほかの寺宝と一緒に展示を計画しているとのことで、写真を見てほしい。
ということでした。
14時過ぎに来訪。
「一時間くらいで終わるかな」と思っていましたが、18時過ぎまで長引いてしまいました。
その将棋駒。
双玉、漆書き。
片方の玉将に「清安と花押」。
「これと同じ作者の駒を見たのは、確か3組目ですね」。
盤は、厚みがおよそ7センチ。
四方の側面と盤裏、足は黒漆塗り。
側面には、牡丹であろうか金蒔絵。
「第一感は江戸時代中期」。
ここまでは今朝の話でした。
訪問者は大寺の学芸部門の方でした。
曰く「将棋関係は、からっきしで・・」ということで、参考資料を何冊か用意しておきました。
大名家婚礼道具の図録。
名古屋の徳川美術館・水戸の徳川博物館、滋賀の彦根城博物館、愛媛の伊達博物館等々。
それに江戸時代の道具類の図説「小坪規矩 (こつほかね)」と「小坪規矩 (こつほかね)追加」。
小冊子「水無瀬駒」など。
一通りは勉強されて、ご自分なりの展示物解説原稿を用意されていました。
それを拝見しながら、質問にお答えする形でしたが、こちらからもいくつか質問。
将棋盤のほかに、同じ部柄の碁盤、双六盤も揃っているとのことです。
「三面が揃っているのですが、家紋がないので・婚礼道具ではないのではと・・」。
「そうですか。三面が揃っているのですね。それは素晴らしい。婚礼道具には家紋のあるものとないものがあります。家紋がなくても婚礼道具に間違いないと思いますよ」。
「実は、この道具はお寺のものではなく、門主のお家のものでして、由来は全く分かりません」。
駒入れも同じ蒔絵の図柄なんですね。
駒の大写しの写真があれば良いですね。
正面からの文字とか、法量も記録しておいてください。
盤は、総箱の内側の仕上げ状態も確認しておいてください。。
真っ平らでなく波を打っているのであれば、槍かんな仕上げ。
これも時代考証の手がかりにもなりますし。
駒の写真集
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