熊澤良尊の将棋駒三昧

生涯2冊目の本「駒と歩む」。ペンクラブ大賞受賞。
送料込み5000円。
残部僅少ながら、注文受付中。

目次

作品 文章 写真 販売品

姫桑

2017-04-30 05:28:47 | 文章
4月30日(日)、晴れ。

大型連休二日目。
高速道路は、渋滞名でしょうね。
従って、今日は近場で買い物と食事。

この間、姫桑の盆栽を取り寄せました。
盆栽は、初心者。
以前に、黒松を枯らしました。
今度はどうまりますか。


ーーーー
「錦旗」。
一応、盛上げは終わりました。
こんな感じ。
呂色漆の表面が、鈍い色で周りの光を反射させています。


あと、数日かかります。
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古筆

2017-04-29 05:52:10 | 写真
4月29日(土)、曇り。

世間では、今日から大型連休。
高速道路は混み合うばかり。
小生にとって、何の関係も無いと言うことです。

ーーーー
それぞれの筆跡。
奈良時代、中阿含経。


藤原行成。


鎌倉時代。
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守幸の駒

2017-04-21 19:31:10 | 文章
4月21日(金)、曇り。

お元気ですか。お久しぶりです。

「守幸」の駒が一組出来上がりました。
早速、アップ致します。




「錦旗」は、週明けになりそう。
木地の選定も、続けています。
その一部は、明日にでも。
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水無瀬兼成卿82歳の駒の復元駒

2017-04-19 19:21:21 | 作品
水無瀬兼成卿82歳の駒の復元駒
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これ何だか

2017-04-15 05:56:03 | 文章
4月15日(土)、曇り。

只今「守幸」制作中。
その様子。


ーーーー
これは何だか。
なんの為に、何に使うかです。

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続々・駒の書の話

2017-04-13 05:50:09 | 文章
4月13日(木)、晴れ。

窓を開けると、満月。
素晴らしい一日になりそう。


ーーーー
昨日は、ここまで書きました。

  誰だったかは忘れましたが、以前読んだ本に「駒の書は特殊だから」という言葉がありました。
  本当にそうでしょうか。
  私の考えは、違います。
  まず第一に、駒の文字は、将棋というゲームの重要な「標識」でもあるので、誰でも間違いなく分かる読  みやすい事が不可欠です。
  今でも作られている伝統的な書き駒の中には「角行」と「銀将」が見分けがつきにくいものがあります。
  そのように駒の区別に迷うような文字は失格とも言えましょう。
  以前、NHK将棋で「銀の裏」を「金」と間違えて打ってしまったシーンを見たことがあります。
  これは間違った人の問題のうっかりですが、紛らわしい文字であった事がそれを防げなかったわけです。

  ところで、駒の違いが分かれば良いかというと、それだけではなく立派な文字であると思えるかどうかで  はないでしょうか。
  立派な文字というのは、人それぞれの主観も入りますので一概に決めつけるのは難しい事でもあります。

今日はこの続き。
とにかく駒の文字は「見やすい、わかりやすい」事が基本。
その上、紙に書いた「単独の書としても良いな」と思える書。
鍛錬を積んだ書家から見ても「良いな」と思える書。
これが理想です。

理想と云えば、奈良時代とか平安時代の書。
その中に、駒の文字としての理想の書が多くあります。
今の書家には無い、何かがあるのです。
それを時々見ながら「なんとか少しでも近づきたい」と思っても、足下にも及ばない。
彫る技術とか漆の技術などは、駒作りの基本にすぎないのですね。




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駒の文字

2017-04-12 06:38:59 | 文章
4月12日(水)、曇り。

また昨日辺りから、肌寒くなりました。

ーーーー
駒の文字、つまり「書」についての続きです。
誰だったかは忘れましたが、以前読んだ本に「駒の書は特殊だから」という言葉がありました。
本当にそうでしょうか。
私の考えは、違います。
まず第一に、駒の文字は、将棋というゲームの重要な「標識」でもあるので、誰でも間違いなく分かる読みやすい事が不可欠です。
今でも作られている伝統的な書き駒の中には「角行」と「銀将」が見分けがつきにくいものがあります。
このように、駒の区別に迷うような文字は失格とも言えましょう。
以前、NHK将棋で「銀の裏」を「金」と間違えて打ってしまったシーンを見たことがあります。
これは、間違った人の問題のうっかりですが、紛らわしい一文字であった事がそれを防げなかったわけです。

ところで、駒の違いが分かれば良いかというと、それだけではなく立派な文字であると思えるかどうかではないでしょうか。
立派な文字というのは、人それぞれの主観も入りますので、一概に決めつけるのは難しい事でもあります。

時間がなくなりました、
この続きは、また。
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続・駒と書

2017-04-05 06:16:23 | 文章
4月5日(水)、薄曇り。

まずは、春の兆し。
手近な3つの映像。
ハナニラ。


アジサイ。

昨日買ってきたタケノコ。


ーーーー
昨日の続き、駒と書の話。
駒の要素を大きく分類すると、仕上げタイプ・文字・木地の組み合わせ。
「仕上げタイプ」は、彫り駒、彫り埋め駒、盛上げ駒、それに書き駒に4分類。
「文字」は、すなわち書で、どんな文字であるか。
「木地」は素材の黄楊などの種類と、木取りや木の模様などの違い。
であり、それらをさらに分解すれば、大きさや、駒の形、技術の善し悪しや好みなど。
それぞれがどうなのか、と言うことになりますが、言葉で言い表す事は難しい事かと思っています。

今回のテーマは「書」についてですが、その前に、
出来上がった一組一組の駒で重要な要素は「一定のレベルを保った全体としての統一感」。
これが感じられるかどうか、であろうと思っています。

この続きは、また。
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駒と書について

2017-04-04 06:34:14 | 文章
4月4日(火)、晴れ。

この三日間、全国的に晴れ続き。
当地の桜も、開花しました。
タケノコも、いよいよ出回り始めました。
と言うことで、昨日はJAに出かけたのですが一足遅く、小さい小さいモノしか残っておりませんでした。

ーーーー
最近、時々交わしているメール。
その何回かの中から、発信者のご了解をいただいてピックアップさせていただきます。

  書について、深いお話をお聞かせいただき感謝致します。 
  駒収集を趣味としていて、ふと、「字の下手な人に駒を造ってもらっても、あまり期待できる
  ものはできないのでは?」と直感したことがあったのですが、やはり、それは当たっていたと
  思うようになりました。
  書という観点で私の持っている駒を改めて見た場合、残念ながら、満足できると言い切れるも
  のはあまりありません。
  今までは木地にこだわっていましたので、今から考えると当然の結果なのではありますが、
  一流と言われている作者のものでも、妙ちくりんに不自然な文字のつくりが気になってしまい
  ます・・・これは、つい最近までは気づかずにいたことです。
  あの守幸駒との出会いが、私の基準をさらに引き上げてくれたと感謝しております。 
  これからも勉強し、感性を磨いていきたく思います。                松井

話は変わりますが、何年か前、仕事場で、どうすれば、良い駒が作れるようになりますか」。
と、愛知県だったか静岡県だったかの会で駒作りをなさっている方から質問です。
「そうですね。書の勉強が大切かと」申し上げましたのです。

時間が来ましたので、この続きはまた。




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駒の写真集

リンク先はこちら」 http://blog.goo.ne.jp/photo/11726