熊澤良尊の将棋駒三昧

生涯2冊目の本「駒と歩む」。ペンクラブ大賞受賞。
送料込み5000円。
残部僅少ながら、注文受付中。

目次

作品 文章 写真 販売品

王位戦

2009-07-31 23:35:47 | 文章
先ほど、有馬から帰りました。

結果は、木村挑戦者が勝利。
写真は、局後の検討会風景です。

立会人の内藤九段の横の女性。大変珍しい方にお会いしました。
坂田三吉さんのお孫さんです。
詳しいことは、明日に。
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甘すぎです

2009-07-31 05:22:58 | 文章
7月31日(金)、晴れ。

雲の切れ目に青空がところどころ見えています。雲は8割ぐらいでしょうか。
青空が1割以上なら、晴れなんだそうですネ。

7月は今日でお終い。
やりたいことが中々できないまま、日々、時間が経つのが早いです。


今日は、王位戦第3局の2日目。夕刻か夜には結果が出ます。
有馬には昼過ぎに出掛けて、夜、結果を見定めてから帰宅します。


ところで、総選挙に向けた「マニフェスト」。
これほど国民の関心が高いのは、良いこと。

各政党とも、今度はしっかりと考えて出す。
肝心の自民党は、一番後。

今回の総選挙で、政権を失うかもしれないという危機感が「後出しジャンケン」に繋がったのでしょうが、既に出ている野党のマニフェストを踏まえて、それを超えるいい事ずくめで満艦飾にして、国民を眼くらまししようとの魂胆なんでしょうね。

その自民党。
最近になって「2年間で年金をきちんとする」と言い出しています。
それなら「これまで何故、懸命にやろうとしてこなかったか」ということ。
反省のことばは無く、それでは国民に信用はされないでしょう。

それにしても、前回のマニフェストの実行度自己評価は「甘すぎのA評価」がずらり。少し議論しただけで「A評価」とは、あきれます。
「政治は、その程度で良い」と、思っている裏返しなんでしょう。
重ねて言いますが、反省の欠片もありません。

「言うだけのマニフェスト」、「外ズラだけのマニフェスト」に、国民は騙されてはいけません。

朝早くから、またこんな話になってしまいました。反省。
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検分の風景

2009-07-30 19:19:33 | 文章
7月29日、王位戦第3局前日の検分風景です。
駒は「源兵衛清安」に決まりました。
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2009-07-30 02:07:04 | 文章
7月30日(木)、雨。

先ほど、激しい雨音に眼が覚めました。
日にちが変わって2時間ほどです。

昨日は昼前に工房を出て、14時前に有馬着。所要時間は2時間弱です。
有馬は一時はお客が減っていたようですが、今日は平日にもかかわらず観光客が多い、という印象でした。
王位戦の会場「中の坊瑞苑」では15時から両対局者による「色紙揮毫サイン会」がありました。
王位戦50期記念の催しとして、主に宿泊者へのサービスイベントです。
深浦王位は「堅忍」。木村挑戦者は「百折不撓」。
小生もご両人に1枚ずつ書いてもらいました。

対局室での検分は17時からですが、関係者のご配慮で、明日使用される「駒の箱書き」も同時にしていただきました。

用意した駒は2つ。1つは出来たばかりの「古水無瀬」。もう1つは半年ほど前に製作した「源兵衛清安」。

検分前のこの時点では、どちらが使用されるのかはまだ分らない段階です。
本来は、検分で最終的に使用する駒が決まってから「箱への揮毫」をしていただくわけですが、サイン会での墨硯をそのまま使うことになりました。

深浦王位には、署名のみならず「第五十期王位戦第三局」という表題も揮毫していただきました。
観戦記の小暮さんは「表題も書いてくれるのは、レアケース」とのこと。

その様子は、後ほど写真をアップします。
では、また。

写真は、お二人それぞれに書いていただいた色紙。
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雨が続いています

2009-07-28 19:42:28 | 文章
7月28日(火)、シトシト雨。

例年ならとっくに明けている梅雨は、まだ日本列島に居座り続けているようです。

今日も7時30分過ぎから仕事を開始しましたが、これと言えるようなまとまったことは出来ておりません。
手紙を3通。駒の磨き上げ。根付。硯箱の修復。次の木地の準備。明日の準備。
そんなところでしょうか。
それに青虫捕り。おっと、これは仕事ではありませんでした。

山崎七段が王座戦の挑戦者に決まりました。
久しぶりのタイトル挑戦です。
頑張ってください。

明日は10時過ぎまで仕事。
その後は有馬へ出掛けるつもりです。

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古水無瀬

2009-07-27 20:10:17 | 作品
こちらも出来上がったばかり、2組目の「古水無瀬」です。
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長禄

2009-07-27 19:30:49 | 作品
7月27日(月)、大体は雨。

朝から降ったり止んだり、多湿。気温は低い1日でした。

駒は「長禄」。急ぎでもないので、出来上がりまでに長日数掛かりましたが、出来上がったばかりの一組です。
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ハグロトンボ

2009-07-26 20:16:52 | 文章
7月26日(日)、曇りのち雨。

午後から雨が降りました。

それにしても、九州北部と山口県の災害惨事。
「45年間住んでいて、こんなの初めて」だそうです。
「命があったのが、せめてもの幸せ」と、女性の方が言っていました。
裏山や崖が崩れて、亡くなった方もいます。本当にお気の毒です。

集中豪雨のレーダー映像を見ていると、同じところに次々と猛烈な雨雲が発生し居直っています。
これではたまったものではありません。

このあたりでも昔、昭和28年のことですが、隣の町々を含む木津川流域に大洪水があり、死者が出たり、加茂の町も多くの家々が水に浸かったそうです。

工房を建てるとき、図書館へ行って当時のことが分る資料を見に行きました。
加茂のどの地域がどれくらい水につかったかを調べました。
しかし、一応それがわかっても、想像を超える災害には多分、どうしようもないのでしょうね。


今日の写真は「ハグロトンボ」。羽黒蜻蛉。
ご指摘いただきました。お歯黒蜻蛉ではありません。


夕方、雨が降って、少し気温が下がりました。

本日の仕事ですが、出来上がった「峰」と「古水無瀬」の2組分の桐箱を用意して揮毫。ご依頼者に早くお届けするため、今日発送しました。
それぬ、新しく「駒袋」にする12種類の生地をチェック。
縫製は京都へ、明日発送します。


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古水無瀬

2009-07-25 18:37:20 | 作品
7月25日(土)、曇り一時雨。

先日盛り上げた2組の内の注文品の1組です。


午後は、この秋に開く奈良の工芸人たちの集まり「KOM]展会場の下見のため、16時に奈良「吉城園(よしきえん)」へ。
メンバーは10人ほど。漆・赤膚焼・伊賀焼・仏像・一刀彫・筆・能面・それに将棋駒。

「吉城園」と言っても、小生も知らなかった。
知っている方は少ないと思います。地理的には奈良公園のほぼ中央部。
県庁の東側の道を入ったところ。
東大寺の少し手前。西隣は知事公舎。北隣が「寧楽(ねいらく)美術館」。
ここは知っている人は多いと思います。

「吉城園」は今は奈良県の所有ですが、元々は興福寺の関係のお庭だったとか。
広くて起伏のある立派な庭が奈良公園の真ん中に近い一角にあることすら知りませんでした。
その中の茅葺の茶室が会場です。
茶室と言っても、続き部屋の和室が4部屋。それをぶち抜いての会場設営になります。

会期は10月29日(木)から11月3日(祝)まで。
近づきましたら、改めて触れたいと思います。

ということで、小生は何を出品しようか。
今度はちょっと一ひねりふたひねりして変わったものをと、考えているところです。
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ゴウヤとセミ

2009-07-24 18:27:59 | 文章
7月24日(金)、晴れのち曇り。

昨日の続き「古水無瀬」の盛り上げは終わりました。
結果は明日です。

そのほか、完成間際で未完成だった「巻菱湖」1組も、盛り上げを本日終わりました。


昼前、漆仕事中にふと見ると、日除けの「ゴウヤ」に何かがくっ付いているようでした。
何かと近づくと「小さなセミ」でした。

今日もやってきました。昨日は中型。今日は小型です。
よく見ると、口の管を「ゴウヤ」に突き立てて汁を吸っているところでした。

こんな光景は初めてです。
最接近してそっと写真に撮り、そのままにしていたら、1時間余りゆっくりと場所を変えながら汁を吸っていました。
頭の方、水平の棒状のものが管です。

「セミ」は、樹液を吸うものとばかり思っていましたが、果物(?)の汁も吸うンですね。
知りませんでした。しかし、同じ植物の汁ですから納得です。

ところで、何という「セミ」でしょうか。分る人教えてください。

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駒の写真集

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