日光市内に用事があり出かける。
紅葉の時季もあってか大分賑わっていた。
とは言え以前のように外国人の姿は見られない。
原発の風評被害でキャンセルが相次ぎ
いっときは閑古鳥さえ声を失くした。
昼時なので行きつけの中華料理店に入る。
凄い!
通りには人の姿がないのに
店内は満席。
あとからあとから客が押し寄せてくる。
この店の旨いのをみんな知っているのだ。
かえりにはふだらく饅頭を買う。
しばらく溜めていた事務書類を整理する。
ぼくの最も苦手な仕事。
美術館の、アパートの、詩人会の雑務。
今日こそやらなきゃと考えただけで胃が重くなる。
抱へ来し中に野菊の匂ひたる