うつくしい波音に目ざめると
それはラジオから流れてくるポールモーリアの
ストリングスの世界であった。
「エーゲ海の真珠」「碧いノクターン」。
青春の日々を物悲しくさせた懐かしい旋律が
うつろな前頭葉に響く。
枕元の時計は午前三時。
ゴディバを一粒口に含みトイレに立つ。
ぶるるっ と冷たい夜気が脊柱管を奔る。
かげろうのように飛び回っていた魂たちも
今はあちらに帰っていく時間。
睡魔に見放され
しばらくは覚醒の闇をさまようことになる。
人生の孤愁をつくづく身につまされる時間。
入院中
個室ベッドで散々味わってきた筈のつらさだが・・・・・
9時起床 外は快晴。
すこし風がある。
芽吹いたばかりの木々が風にリズムをとり
ようやくの春を謳歌している。
かみさんが焼そばを食べたいというので作る。
準備と後始末はかみさん 調理はわたし。
xo醤を使うのがミソ。
わが家では役割分担が整っている。
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わたしの名はシロちゃんです。 9年前
なるほどね。渇いた時の一杯の水ですね。
真夜中のチョコレートは
コレステロール値が気になる私には
悪魔の誘惑です。。。
人間がカロリーの高いものほど
美味しく感じるのは
長く続いた飢餓時代の名残だそうですね。