ベンベエの詩的つぶやき

世の中をちょっと斜めに見て・・・

梅雨近し

2007-06-09 12:18:54 | インポート

一時、瀋陽に帰っていた王君(米山奨学生)が戻り
お土産の紹興酒と菓子を持って今朝早く訪ねてきた。
博士号を取ったあと、帰国するかそれとも日本に留まるか
思い悩んでいるようだ。
急激な経済発展の影響で人の心に歪みが生じていると言う。
昭和30年以降の日本の姿にも似ている。
 (歴史はいつもどこかで繰り返される)

シロアリ駆除のため、
ところどころ床を上げ補強していたら
とうとう母屋全体の床板を新しくすることになってしまった。
このまま2・3年放っておいたら
震度3にも潰れたかもしれないのだ。

ひとの目の届かないところで
ひとの暮らしをおびやかし
なんと邪悪ないきものよ!

6月15日の県民の日を記念して
今日と明日は当美術館の入館料が100円。
  (通常は500円)
こういう日は美術館の内容を判らないまま
やってくるひとが多い。
とにかく行ってみよう・・・・と。
それでも関心を持ってくれるのはありがたいが
 
〈 なんだ 絵か!〉
館内に入ってはじめて残念がるひともいて
当方としても気の毒に思ってしまう。

  ( わざわざ出向いて来たのだから )

更には美術館と遊園地の区別がつかず
小さな子供を連れてきては館内で遊ばせる親もいる。
今の若い親たちは子供を注意しない。
他人が注意しようものなら、
たちまち睨み返されてしまう。
放たれた子供たちは、広い館内を羊のように駆け回る。

     シロアリ棲む真上で人らうごめけり   やす


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