ベンベエの詩的つぶやき

世の中をちょっと斜めに見て・・・

闖入者

2013-03-09 13:39:41 | 日記・エッセイ・コラム

なんと、
40年ぶりの知人がひょっこり訪ねてきた。
しばらくは誰か判らなかったが 昔 
わがレストランマロに出入りしていた計理士さん。

社員旅行についてきて
宴会の席で裸踊りを披露した不良計理士。

そのときの遊びに開眼し 
以来、家庭崩壊に発展するほど
放蕩三昧の人生だったと述懐する。

それもこれも
影響を与えたマスター(私)に責任があると言う。

ともあれ1時間ほど武勇伝を聞かされ
又来ると私の手を強く握りしめて
帰ってゆくその後ろ姿に確かな春の到来を見た。
・・・・・まだまだ頑張りそうな足取り。

焼小龍包で有名な
横浜中華街の王府井(わんふーちん)から
飲茶の詰め合わせを取り寄せる。
早速 
小龍包を焼いて戴いたが
冷凍で届けられるため肝心のアノ肉汁の量が
ちょっと少なくなってしまっているのが残念。

シュウマイ・・・・・これは実に旨い!
これまで食したシュウマイの中では
ナンバーワンではないだろうか。

このほかにも春巻きや肉まんがあるので楽しみ。

  きのうとはちがう弥生の空の色


麗しのクーペ

2013-03-07 22:31:43 | 日記・エッセイ・コラム

海藻アラメの佃煮をつくる。

レシピはない。
わたしのインスピレーションのまま 
ニシンとシメジを加えて炊く。
これがまあ、
みごとな佃煮に仕上がったので 
知り合い3軒におすそ分け。

午後、友人が訪ねてくる。
届いたばかりのBMW最高クラスのクーペに乗って。
ひと昔前なら
ロールスロイスが買えそうな値段。

実にうつくしい!
もはや自動車というよりは芸術品の域である。

彼は今年還暦。
これまで一途に
会社を大きくしてきた自分へのご褒美。

わたしも心からお祝いが言える。

夕ご飯は鰈の煮付けとアラメの佃煮、それに味噌汁。


春なれば車を磨く

2013-03-06 10:47:21 | 日記・エッセイ・コラム

きのうは啓蟄。

わたしも怠惰の穴から抜け出して 
三か月ぶりにロータリークラブの例会に出席した。
古い友人の卓話を聞き

カレーライスとサラダを戴きながら 
久しぶりのお喋りに興じる。

仲間の一人が
 「引きこもり症」を心配していたという。
家に居てもいろんな人が訪ねてくるので 
幸いその心配はいらないが 
やはり外の空気を吸うのは気分がいい。
ストーブの前でじっとしているよりは身体も軽くなる。
で、つい道草したくなり 
ガソリンスタンドで洗車してもらう。

スギ花粉がべったり。
愛車ボルボも身体中痒そうにしていたが 
きれいにしてもらって 
かえりはルンルン気分。

 杉花粉猫よ汝も痒からう


牡蠣

2013-03-02 13:01:30 | 日記・エッセイ・コラム

山陰より殻付きの生牡蠣が届く。

この時季になると毎年送られてくる。
太平洋沿岸の濃密な味と違って 
日本海の牡蠣は淡白で爽やかな食感。
何個でもスルスルたべられる。

はじめに
さっそくワイン蒸しか又は焼いてたべる。
あとは殻から剥いて冷凍保存する。
カキ飯やカキグラタンに。


かつてオペラ座前の
有名レストランで生牡蠣をたべたが 
稚牡蠣を
日本から輸入して育てたものだと聞かされ 
旅グルメの興味をそがれたような思いがした。

中学生の時 
家でカキフライをたべていると 
コツンと歯に当たるものがあり
ちゃぶ台の上に吐きだしてみると 
なんと!真珠であった。
ごく稀に
アコヤガイと勘違いして
牡蠣貝の中で真珠が育つこともあるらしく 
正真正銘、天然の真珠であった。

 春一番障子に影絵あらあらし


ドライトマト

2013-03-01 11:08:59 | 日記・エッセイ・コラム

アメリカ産の牛肉で肉じゃがをつくる。

ちょうど仕上がる頃 
ドライトマトを持って友人が訪ねてくる。
仕事、家庭、健康面で苦労の多い人なので 
友人としても気がかりであるが 
最近はゴルフコンペに出られるほど
心身ともに回復したようでよかった。

夕食にと
肉じゃがをタッパに入れておすそ分け。

同人誌『馴鹿』58号が仕上がった。
今回担当の扉絵「和して同ぜず」が 
なかなか面白く出来たと自賛している。

年間2回発行の同人誌。
それでも原稿が遅れて出せない輩もいて
何んとも情けない話。
自分の想いが多くの人の目にとまる・・・・
こんなありがたいことはないと思うのに。

 ドライトマト含めば甘く暖かし