心と身体がよろこぶ“気功養生”

「養生気功塾」のお知らせ、気功の魅力、気功養生法、気功の生活術をメインに、日々のあれこれも書いています。

冬至

2013-12-21 08:14:39 | 季節の話(二十四節気他)

12月22日は「冬至」です。

 一年で最も夜が長くなる日ですね。

冬至といえば、日本ではかぼちゃとゆず湯!

そのほかにも変わった言い伝えもあるようです。

 

(リコー様より)

冬至に「ん」のつく食品を食べると幸運が得られるという言い伝えがあります。
冬至の七種は「ん」が2つつくもので「なんきん(かぼちゃ)」「にんじん」「れんこん」「ぎんなん」「きんかん」「かんてん」「うんどん(うどん)」でこれらを食べると病気にかからず、うどんは運(うん)・鈍(どん)・根(こん)に通じるので出世するといわれています。
悪運リセットの日
冬至は「一陽来復」の日でもあり、転じて悪いことばかり続いたあとでも、ようやく幸運に向う日とされます。南瓜を食べて幸運に向かいましょう。
「冬至に天気がよければ翌年は豊作」「冬至に雷が鳴れば雨が多い」「冬至に南風がふけば地震・日照り・大雨」「冬至に雪が降れば豊作」という言い伝えも残っています。
豆腐を食べたり小豆粥を食べる地方もあるそうです。

 

中国の風習も参考までに「人民中国」さまより

冬至の節気と民俗
 冬至は二十四節気の中でもっとも早く確定した節気の一つである。2500年以上前の春秋時代、中国はすでに「土圭」(古代の日時計の一種)を使って太陽を観測し、冬至の正確な時間を測定していた。冬至は俗に「冬節」「長至節」「亜歳」などと言い、古くから中国の伝統的な祭日である。学者の研究によれば、中国の漢代に初めて冬至の祝祭行事が現れ、人々は冬至を「亜歳」と呼ぶようになった。宋代になって、冬至は「法定祝日」と定められ、冬至になると文武百官は拝賀し、皇帝は政務を休み、民間では三日間商売を行わず、学生は休みとなった。現在でも、冬至を祭る習わしが残っている地域は少なくない。北方では、冬至に羊の肉や餃子、ワンタンを食べる習わしがあるが、南方ではこの日に冬至米団子や冬至長線麺を食べる習わしがある。一部の地域では、天や先祖を祭る習慣が残っている。

冬至の養生
 冬至から小寒、大寒に至る間はもっとも寒い季節で、霜焼けになりやすい。心臓病や高血圧の患者は病状が悪化することが多く、「中風」になる人が増える。漢方では、体内の血液循環は暖かければよく流れるが、寒いと滞りやすいとされている。いわゆる「血は寒に遇いて凝る」は、この道理を言っているのである。そのため、寒い冬は、高血圧、動脈硬化、冠状動脈性心臓病の患者は、発作を避けるようとくに気をつけなければならない。寒い冬には、お年寄りの部屋は防寒保温の措置を取り、柔らかくて保温性の良い服や布団を増やし、外出のときはとくに頭部や足まわりの保温に気を配る。また、羊の肉や鶏肉などの寒さを取り除く食べ物をやや多めに取ると、体が温まる。

 

二十四節気の養生はこちらから

二十四節気養生のまとめ


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