関西の電車の駅にこんなポスターが貼ってありました。
懐かしい「菊人形」が1世紀に近いイベントの幕を降ろすと云う事になったようです。
杉浦日向子さんも云いました。
古今和歌集の頃から歌に詠まれたキクは香りを持つ植物として、江戸時代には庶民が栽培に狂奔したそうです。
庶民ゲームの「花札」の9月に
菊を描き、盃に浮かべて飲み、花びらを布にくるんで体を拭って長寿や縁起を願い、自慢の花を比べ合い、江戸中が菊に狂ったとも云え、それから観衆の気を惹く為に人形に仕立てて競ったのが「菊人形」の始まりとか。
今源義経ブームで菊人形の盛んな福島二本松や閉展する枚方もテーマが同じです。名残に是非出かけてみては!