ハーブの雑学記

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日本伝統工芸展 注目の椿2題

2006年01月10日 | 街たより
芹川 英子作 人形 「ひと夜」 木彫木目込彩彫
顔・手は胡粉仕上げ。 衣装は作者の手染め、刺繍で木目込み技法

注目は着物の柄になっている(椿
胡粉を幾度も乾いたら塗り、乾いたら塗りして塗り重ね、
椿の花のブローチのようなものを彫り仕上げて 柄用に貼ったもの。
貼った…というのは間違っているかもしれません。

膝や裾にかかる部分の びみょーなカーブは?

じぃっーと見つめていると不思議がいくつも出てきます。
「ひと夜」 目線 指先 台座のすがしさ 大人の人形です。
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奥山 峰石作 金工 切嵌象嵌花器「椿」

春一番に咲く和の花(椿)を金属同士で別に作っておいてカットした花瓶に
差し入れて接合したものです。

ボディは銀、木槌でたたいて花瓶の形を作り、椿の花形に穴をあけてその穴に別作の同じ形の花を入れ込んだ硬いもの同士の金属製。

赤い花弁は銅 黒い葉は金を混ぜた赤銅 花芯は銀に金のメッキを施してある。
花瓶だから形だけ整えばよいのでなく、勿論水を入れて漏ってはいけません。

人間国宝の力を見せられたすごーい作品です。


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