ハーブの雑学記

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X’masのプレゼントはなーに?

2005年12月26日 | 楽しむハーブ
X’masとしては後のまつりになりましたが、プレゼントは何でしたか。あげるのも貰うのも楽しいものです。

この世界的儀式の主、イエス・キリストは大きな愛をこの世の総ての心にプレゼントしましたが、自身も貰った事が記述されています。嬉しかったかどうかはちょっと判りませんが…。

新約聖書に記される「東の方から贈り物を携えてキリストが誕生した馬小屋」を訪れた時の三人の東方人の贈り物の事です。

それは黄金・没薬乳香で、黄金は言わずもがな、今でもプレゼントされれば誰にでも大ウケ。じゃあ没薬や乳香は?

二つとも、ヨーロッパでは先史の頃から神と人の間を煙によって近づける唯一の材料になる薫香としての樹脂の一種です。良い薫りのする煙の方角に神が集まったり、煙を通して愛を降り注ぐと信じて止まない人達が、黄金と同じ位の値打ちのある高価な香料を探し求めた訳です。

古代オリエントでは「乳香は神、没薬は救世主、黄金は王」と見なされました。現代は代用に「パー(通して)ヒューム(煙り)」として薫り付きの水=香水を代用していますが…。
さらにそれらを何倍にも希釈してオードトワレなどとして使用するのでは、よほどぶっかけないと効果は薄いかもネ。



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