ハーブの雑学記

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もう新年をまつ(松)ばかり

2005年12月30日 | 楽しむハーブ
正月が近付くと恒例の「玉藻能」のポスターを眼にしたり、「こんぴら歌舞伎」の演目が発表されたりしますが、気になるのが舞台一杯に描かれている(松)の事です。

クリスマスは何処でもモミの木なのに何で?
ちなみに正月は徹底して門松・の内はもちろん、フラワーアレンジメントにまで松は欠かせないらしい。

観世流能舞台には春日大社の影向(ようごう)の松が描かれていて、演者がその松に向かって能を舞うのだそうです。
歌舞伎はその能を真似て発展したために、「船弁慶」や「紅葉狩」が松一杯のバックで演じられます。神がかり演目がほとんどですが…

松は西洋ではパインと言われ別に日本独自の植物ではなく、北半球に多く分布していて精分は印刷インキや塗料石鹸等に広く使用されていますので、新年を迎えるに当たって松の木姿の清らかな姿とともに、本来の精分の邪気を振り払うような匂いの効果も見込まれていたのかなと思われます。

正しい所似を知ってる人教えて下さい。
では良いお年を!


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