ハナセンナ
秋も深まった11月の上旬,
3mほどの灌木に,マメ科の花と思われる
エニシダを思わせる黄色の花がたくさん咲いていた。
この時期の黄色の花,しかも木の花は珍しい,
貴重な存在となる。
しかし,残念ながら,花の名が分からない。
写真をもとに調べて見るが,該当するものがなかなかない。
ようやっと,コバノセンナに行き着くが,花の感じ,葉の形がなにか違う。
コバノセンナは「小葉のセンナ」,ならば他にセンナがあるはず。
さらに調べてみるとホソバセンナ(細葉センナ)という名に行き着く。
こちらのほうが,葉の形,花の様子も写真のものに似ている。
調べてみると,このホソバセンナの小葉が
日本薬局方でセンナと呼ばれているものであり,
成分センノシドの緩下効果により,便秘薬としてよく使われている。
何年か前,中国製やせ薬事件というのがあった。
死亡者も出て話題になったが,このやせ薬の中に入れられていた
成分の一つがこのセンノシドである。
また,ハナセンナと呼ばれるセンナがあり,
「アンデスの乙女」という名で,園芸店などで売られているとある。
これも葉はコバノセンナに比べ細く,写真に似ている。
花の様子は一番似ているように思える。
写真はどうもこのハナセンナのようである。
ハナセンナはマメ科カワラケツメイ属の常緑低木,
花期は9月~10月,南米原産で昭和初期に渡来,
暖かい地に観賞用として植えられるとある。
秋麗や空にこぼれし黄色花
秋も深まった11月の上旬,
3mほどの灌木に,マメ科の花と思われる
エニシダを思わせる黄色の花がたくさん咲いていた。
この時期の黄色の花,しかも木の花は珍しい,
貴重な存在となる。
しかし,残念ながら,花の名が分からない。
写真をもとに調べて見るが,該当するものがなかなかない。
ようやっと,コバノセンナに行き着くが,花の感じ,葉の形がなにか違う。
コバノセンナは「小葉のセンナ」,ならば他にセンナがあるはず。
さらに調べてみるとホソバセンナ(細葉センナ)という名に行き着く。
こちらのほうが,葉の形,花の様子も写真のものに似ている。
調べてみると,このホソバセンナの小葉が
日本薬局方でセンナと呼ばれているものであり,
成分センノシドの緩下効果により,便秘薬としてよく使われている。
何年か前,中国製やせ薬事件というのがあった。
死亡者も出て話題になったが,このやせ薬の中に入れられていた
成分の一つがこのセンノシドである。
また,ハナセンナと呼ばれるセンナがあり,
「アンデスの乙女」という名で,園芸店などで売られているとある。
これも葉はコバノセンナに比べ細く,写真に似ている。
花の様子は一番似ているように思える。
写真はどうもこのハナセンナのようである。
ハナセンナはマメ科カワラケツメイ属の常緑低木,
花期は9月~10月,南米原産で昭和初期に渡来,
暖かい地に観賞用として植えられるとある。
秋麗や空にこぼれし黄色花