

秋遅くまで重そうにぶら下がっていたカリンの実,
庭にボタボタと落ちてしまったのでしょうか,
それとも刈り取ったのでしょうか。
捨ててしまうのもなにか忍びなかったのでしょう。
門柱の上にたくさん並べて置いてありました。
バラ科カリン属,
花梨と書きますが,果実は硬くて渋く,
生食には向きません。
砂糖漬け,カリン酒,ジャムなどにして食べられるようです。
また,咳止め,喉の薬としての効能もよく知られています。
写真下は垣根からはみ出し,重たそうにたくさんの実をぶら下げている柑橘,
夏みかん?でしょうか。
カリンもそうですが,
あの小さな花からどうしてこんなに大きな実ができるのでしょうか,
自然はたいしたものです。
当たり前と思うことも考えてみると,つくづく感心してしまいます。
時雨るるや葉もなき中の花梨の実