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アサガオは朝咲いて昼には萎んでしまうので朝顔,
ヒルガオはアサガオと同じく朝咲き出しますが,
昼から夕方近くまで開いているので昼顔です。
色は淡ピンクの一色ですが,朝顔と似たような花を咲かせます。
朝顔が市まで開かれ,夏の花として尊重され,栽培もされるのに対し,
昼顔は雑草の花,道端などに花を咲かせますが,
誰も振り返ってくれません。
昼顔からすればなんだか不公平に思えます。
そんな昼顔も万葉の時代には容花(カオバナ)と呼ばれ,
美しい女性を形容する花として,歌にも詠まれているそうです。
6月~8月,梅雨から真夏にかけて,
野原,道端などに花を咲かせているヒルガオをよく見ます。
蔓性植物ですので,杭や柵など蔓が絡まり伸びますが,
そんなものがなくても,他の草に絡み,
また,互いに絡まりあったりして,
地に這いながらでも花をつけている姿が印象的です。
容花といわれた花だけに,なにかけなげなものを感じます。
実は,ヒルガオにはヒルガオとコヒルガオがあり,
そして,コヒルガオのほうが,個体数が多いそうです。
葉の形,花の苞の付き方など,両者の見分け方があるようですが,
花を一見しただけではその区別は難しいようです。
ヒルガオと思い見ているもののいくつかはコヒルガオであったようです。
写真は葉の形から上と下が昼顔,中はコヒルガオと判別しみました。
昼顔の互い絡みて花と花
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