行く川の流れ

花・鳥・旅行写真日記

ハクチョウとカモメ

2016-01-17 20:00:40 | 
多摩川にハクチョウがいると聞いて
その辺りに行って見ました(1/15)。


いました。
白い大きな鳥が悠然と泳いでいます。
その姿形はまさしくハクチョウ、
しかし、体色に茶色が残り、白さがくすんでいます。
まだ幼鳥のようです。
ハクチョウがその名のように真っ白になるには、
生まれてから2年ほどの月日が必要なのです。


聞くところによると、
12月初旬から一羽だけで
ずっとここにとどまっているとのこと。
嘴の色合い、小さな眼、
コハクチョウと聞いて来ましたがコブハクチョウです。


コブハクチョウはもともとは迷鳥以外に日本では見られないはずの鳥。
湖や動物園などで飼育されていたものが放鳥され、
今は野生化しているものが多く存在するそうです。

上、写真を逆さにしています。


このコブハクチョウ、
野生のDNAが薄れてしまっているのか、
人のいる岸辺近くに平気でよって来て、
顔のアップも撮らせてくれます。
成鳥になると、この嘴がオレンジ色になり、
その上部に黒い瘤が現れてきます。
それがコブハクチョウの名の由来です。


同じ多摩川にユリカモメがいました。
ここは河口から32km地点、
海から小1時間かかるでしょうか、
飛んで上ってきたようです。
冬の海には多く見られるユリカモメですが
川では新鮮に思えます。


岸辺にいたハゼでしょうか、
魚を捕まえたようです。
どこかうれしそうな表情に見えます。


白く、形もよく、かわいい仕草のユリカモメ、
東京都のシンボル鳥です。
都鳥(みやこどり)とも呼ばれ、
お台場を走る新交通システムにもユリカモメの名がつけられています。




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