フクジュソウ

ちょうど立春の２月４日、
フクジュソウが鮮やかな黄色の花を咲かせ、
スノードロップが白い可憐な花をつけていました。


落葉の中から、
フクジュソウ(福寿草)の花が顔を出していました(2/4)。


フクジュソウはキンポウゲ科の多年草、
いわゆるスプリング・エフェメラルの一つ、
2月～3月、春いち早く、3-4cmの黄色い花を咲かせます。


旧暦の正月頃に花が見られるからでしょうか、
元日草(がんじつそう)、朔日草(ついたちそう)の別名があります。


当初は苞に包まれた短い茎の上に花だけがつき、
土から直接花が咲いたように見えます。
その後、茎や葉が伸びてきて、茎の上に花がある普通の姿になります。


虫の少ない冬の終わりから早春に花をつけるので、省エネ。
虫の活動の多い日光が当たるときだけ開き、日が陰ると閉じてしまいます。
エネルギーの消費を抑え、長い間花を咲かせ続ける仕組みです。


同日、スノードロップの花が早くも咲いていました。
ヒガンバナ科の球根植物、
開花期は２月～３月、可憐な花姿で春の訪れ告げてくれる花です。