行く川の流れ

花・鳥・旅行写真日記

コバノガマズミ、ヤマツツジ

2024-06-10 20:00:39 | 花,植物
4月17日、
近くの山道を散歩、
コバノガマズミ、ヤマツツジの花が咲き、
ナワシログミの実が紅く熟していました。


山道にコバノガマズミの白い花か咲き出していました(4/17)。
レンプクソウ科ガマズミ属の落葉低木、
丘陵〜山地に生え、よく分枝して茂り、高さ4mほどになります。


花期は4月下旬~5月上旬、
同属のミヤマガマズミより少し遅く、ガマズミより一ヶ月ほど早く花を咲かせます。
花は白色で先が5裂した筒形の小花、
枝先の花序に多数集まり咲きます


葉は対生し、葉身は長さ4〜9cm、幅2〜4cmの卵形〜楕円状披針形、
先端はとがり、基部は広いくさび形〜円形で縁には鋭い鋸歯があり、
葉の両面に星状毛がびっしりと生えています。


山道にヤマツツジ(山躑躅)も咲き出していました。
ところどころに緑の中に朱赤色が覗いています。
ヤマツツジは丘陵や低山地の疎林などに見られる半落葉低木、
日本の野生ツツジの代表種です。


花期は4~6月、
枝先の1つの花芽に2~3個の花をつけます。
花冠の筒はやや太く、色は赤、朱赤色がほとんどで、
色の濃淡が見られます。


同じ公園の山道にヤマツツジと異なる紅色を見つけました。
ナワシログミの果実です。
ナワシログミは本州中南部、四国、九州など分布し、
海岸近くの山野や林縁に自生していますが、
公園木や庭木としても植栽されています。


開花期は秋10~11月、葉腋に数個の花をつけます。
果実は長さ15 mmほどの長楕円形、
翌年の4~5月ごろに紅色に熟します。
ナワシログミの名は、稲の苗代を作るころでに実が熟すところから。
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