行く川の流れ

花・鳥・旅行写真日記

イチリンソウ

2024-06-02 20:00:53 | 花,植物
ニリンソウに少し遅れてイチリンソウが咲き出します。
両者ともスプリング・エフェメラル、キンポウゲ科イチリンソウ属の山野草です。


4月11日、
薬師池公園の山地にイチリンソウ(一輪草)が花をつけていました。
つい20日ほど前はルリビタキを追いかけていた場所です。


ニリンソウ(二輪草)のように二輪が並んで咲いていますが、
花茎は別、イチリンソウです。
キンポウゲ科イチリンソウ属の多年草、
花茎の先に花を一輪咲かせることから一輪草の名があります。


花びらに見えるのは花弁ではなく、萼片。
咲きはじめや蕾の時には淡いピンク色を帯びるものもありますが、
萼片は白色で5~6枚あります。


根出葉は3出複葉で、小葉は羽状に深く裂けます。
分布は本州、四国、九州と広く、落葉広葉樹林の林床や林縁に生育、
春4~5月、花茎を20~30cmに伸ばし、花をつけます。


自宅近くの自生地、
となりにジロボウエンゴサクとタンポポが咲いていました。
この自生地も開発で周囲は住宅ラッシュ、
この場所も間もなく住宅が建てられそうです。


ルリビタキを追いかけていた山斜面に
ニリンソウが群生して咲いていました。
イチリンソウより早く咲き、
4月11日にはもう盛りを少し過た様子です。


同じ斜面の草地にヤマルリソウが咲いていました。
3月に写したヤマルリソウより葉が大きくなり、目立ちます。
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