行く川の流れ

花・鳥・旅行写真日記

フデリンドウとチゴユリ

2024-06-11 20:00:03 | 花,植物
自宅近くの公園の林縁道、
フデリンドウがやっと開いていました(4/14)。
今年はずいぶん遅い。



3月中下旬の温度が低く、
4月になって晴れの日が少なったせいでしょうか、
例年、4月最初にフデリンドウの青い花が見られる公園の散歩道ですが、
今年は4月10日が過ぎても全くその姿を見られませんでした。


4月14日の散歩道、
やっとフデリンドウの花が咲いていました。
ずいぶん遅いお目見えです。


フデリンドウ(筆竜胆)は
リンドウ科リンドウ属に分類される越年草。
高さは5~10cmくらいになり、
漏斗状の青紫色の花を、茎の上部に1~10数個、上向きにつけます。
花は日があたっている時だけ開き、
曇天、雨天時は筆先の形をした蕾状態になって閉じています。


茎が伸びて、葉が見られるものがあったので縦撮りで草全体を。
葉は対生し、形は広卵形で全縁、質はやや厚めです。


昨年、同じ場所で写したフデリンドウ。
4月4日のものですが、花を10輪近くつけた大株が咲いていました。


4月14日、
やはり公園の林縁道にチゴユリが咲いていました。
イヌサフラン科チゴユリ属の多年草、
日本全国で見られる山野草、落葉樹林の木陰に生えます。


ふつうは茎の先端に一輪の花をつけるチゴユリですが、
中には二輪つけるものがあります。
そんな二輪の花を探して写しました。
花期は4-6月、「稚児ユリ」の名のごとく、
1cmほどの小さく可愛らしい白い花を咲かせます。


4月14日、
コバノタツナミソウが早くも咲いていました。
タツナミソウの変種で全体に小さく毛が多く、
道端や石垣のすき間、土手などに生えます。
コメント
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