行く川の流れ

花・鳥・旅行写真日記

オオニガナ、ヤクシソウ、アキノノゲシ

2019-11-08 20:00:01 | 花,植物
10月下旬、
初見の花、オオニガナを写しました。
よく似たキク科の黄色の花、
ヤクシソウ、アキノノゲシを合わせて掲載します。


長池公園の里山地域、
小さな流れの横にキク科の黄色の花を見つけました(10/23)。
ヤクシソウを大型にしたような花の形、
しかし、草丈が1m近く、
茎が上に伸びる草姿はヤクシソウとはまるで異なります。


初めて見る花、
調べてみるとオオニガナ(大苦菜)、
近畿地方から東北地方に分布、
山中の湿地などに稀に見られる希少植物だそうです。


オオニガナ、
上部の葉は三角状矢尻形、ニガナとは全く異なります。
ニガナの名がつきますが、ニガナ属ではなく、
キク科フクオウソウ属の多年草です。


ヤクシソウ。
キク科オニタビラコ属の二年草、
九州から北海道まで、日本各地に分布し、
秋の初めから秋の終わりまで、
山野の日当たりのよいところに黄色の花を咲かせます。


道ばたなどにも群生し、
よく分枝した花茎に黄色い小花がまとまって咲くので
まるで花畑の花のようによく目立つヤクシソウです。


アキノノゲシ(秋の野芥子)。
キク科アキノノゲシ属の一年草または二年草、
名は、春に咲くノゲシに似て、秋に咲くところから。


草丈は0.5~2mと大きく、
淡い黄色、独特の花色の直径2cmほどで舌状花をたくさん咲かせます。
稲作と共に日本へ渡って来た史前帰化植物だそうで、
たんぼのそばや河川敷などの日当りの良い場所によく見られます。

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