行く川の流れ

花・鳥・旅行写真日記

キチジョウソウの花とマユミの果実

2025-02-01 20:00:39 | 花,植物
11月中旬の公園の山道にて、
キチジョウソウが花をつけ、
マユミの果実がきれいなピンク色になっていました。


11月13日、
散歩の林縁道にキチジョウソウ(吉祥草)が咲いていました。
キジカクシ科キチジョウソウ属の常緑多年草、
林内に自生し、花の少ない11月に咲く貴重な植物です。


吉祥草の名は花をつけるのが珍しく、
この花が咲くとよいこと(吉事)があるとされつけられたとのことです。
しかし、実際は毎年秋に花がつきます。
花が葉に隠れて目立たないことがその原因とされています。


地際から穂状に花穂を伸ばし、
薄く紫がかかった白い花が咲きます。


山道の小さな草(実際は常緑小低木)に赤い果実が1つぶら下がっていました。
ヤブコウジ(藪柑子)です。
サクラソウ科ヤブコウジ属の山野に見られる小低木、
ヤマタチバナ、十両(ジュウリョウ)の別名があります。


植栽もののマユミですが、
果実がきれいなピンク色になっていました。
夏から秋のはじめには緑色だった果実です。


マユミ(檀・真弓)は、ニシキギ科ニシキギ属の落葉低木。
野山に自生しますが果実が美しいので公園木としてもよく見ます。


11月頃、薄紅色の果実は四角く膨らみ、
皮が4つに割れて中から真っ赤な種子が現れます。
5月ごろ薄緑色の小さな花がつきますが、
花よりも秋の果実と種子を楽しむマユミです。
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