行く川の流れ

花・鳥・旅行写真日記

川蜻蛉のエメラルド

2008-07-12 00:01:17 | Weblog
ハグロトンボ

名古屋出張で今帰ってきました.
久しぶりの名古屋で古い仕事仲間と明るいうちから飲みはじめ楽しい時間を過ごししてきました.
 
 夏半ば旧友達と飲み笑い

写真は5日の土曜日湯布院の金鱗湖近くの川でのものです
ハグロトンボだと思いますが,何匹か川を飛び回っていました.

 川蜻蛉そのエメラルドいずこから    川蜻蛉群れて遊びし水はずむ 
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薊とチャバネセセリ

2008-07-10 21:57:25 | Weblog
ノアザミとチャバネセセリ

今日は通院の日であり,予定もないので休暇にしました.
午後からはカメラ片手に近所の散歩で過ごしました.
雲がまだ多く梅雨明けとはいきませんが,
蒸し暑く晴れの1日でした.今年の初蝉も聞きました.
ニイニイゼミですが何カ所かで耳にしました.例年より早いと思います.

写真は6日の日曜日阿蘇の大観峰で撮ったものです.
野薊があちらこちらに咲いていました.
草の緑に紫がとても印象的です.
蝶も薊のまわりを飛び回っていました.
写真の蝶はチャバネセセリだと思います.
空にはパラグライダーが飛んでいました.
薊と阿蘇の蘇が似ているなんて馬鹿なことを思って薊を見ていました.

 蝶たちの休むはいつも夏薊     野薊やパラグライダーの夢飛行
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令法(りょうぶ)の花とアオスジアゲハ

2008-07-09 23:13:48 | Weblog
令法の花とアオスジアゲハ



令法の花

一週間前の東京の多摩市での写真です.
花木は令法(りょうぶ)という名です.
灌木で高さは10m近くまで成長するようです.
写真の木は5mほどでした.
高山から平地まで広範囲な場所で生育可能であり,
日本全国に自生しているとのことです.
世界にはたくさんの仲間があるようですが,
日本在来は1科1属1種であり,孤独?な植物です.
新芽は食べられ,炊き込みご飯にする地方もあり,
昔は飢餓の時の救荒食として植えられたとのことです.
令法(りょうぶ)の名は救荒食として法律で,
植えることを定めたことからつけられたということです.
幹は樹皮が剥がれてつるつるしており,木は堅く白炭の最高級の材です.
サルスベリと呼ぶ地方もあるようです.
花はほのかに香り,また蜜が豊富にあるとみえて,
蜂,虻などのたくさんの昆虫が群れ集まっていました.
写真の蝶は花の撮影中たまたま飛んできたアオスジアゲハです.

 荒(あばら)家の屋根まで覆う令法の花
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みやこぐさ阿蘇を一望

2008-07-08 22:47:58 | Weblog
都草(ミヤコグサ)


大観峰から見た阿蘇五岳

一昨日撮った,大観峰から見た阿蘇五岳と大観峰に咲いていた都草です.
都草は昔,京都で多く見られたところから,
この名がつけられたといわれています.
今は,全国各地に自生していると,ものの本には書かれていました.
どこかで何気なく目にしたことはあるのかもしれませんが,
意識的にははじめて見る花です.
見てのとおり豆科の花です.カラスノエンドウの花を黄色にした感じです.
キツネノエンドウ,烏帽子花とも呼ばれるようです.

 みやこぐさ阿蘇を一望そこに生き
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阿蘇大観峰にて

2008-07-07 23:49:01 | Weblog
阿蘇の大空にパラグライダー

雨も覚悟で計画した昨日のやまなみハイウェイのドライブでしたが,
良い天気に恵まれました.
九州北部は昨日が梅雨明けだったようです.
写真は阿蘇の大観峰でのものです.
久しぶりの好天だったのだろうと思います.
何人もがパラグライダーを楽しんでいました.
少し離れたところでは模型のグライダー操縦を楽しむ人もいました.
涅槃像が寝ている姿の阿蘇の5岳もはっきり見え,いい旅の一日でした.

大空にパラグライダー梅雨明ける
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ゆふいんの森号

2008-07-07 00:13:59 | Weblog
ゆふいんの森号

金,土,日と九州旅行をしてきました.
博多で1日,湯布院で1日,やまなみハイウェイをレンタカーで1日.
先ほど帰ってきました.
写真は博多から湯布院まで乗った「ゆふいんの森号」.
10年前に博多に2年ほど単身赴任していましたが,
そのとき乗りそびれた電車でした.10年ぶりの思いが実現しました.

 窓の外みどりきみどりふかみどり
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石榴の花

2008-07-03 22:42:18 | Weblog
石榴の花

ザクロは有史前から栽培されている最も古い果樹の一つである.
南西アジア原産で,日本にも平安時代初期には伝来している.
果樹として生食もされるが,果実酒などとして利用されることが多い.
果樹がスーパーなどで売られているのを見ないので,営農として生産はあまりないのであろう.
庭の植木としてよく目にする.
秋には真っ赤に口を開き,種をがたくさん持った実も時々目にするが,花を楽しむ鑑賞用品種が多いようである.
白色や薄紅色のザクロ花もあるようであるが,ザクロの花は写真のような朱色がよい.葉の深い緑と取り合わせ鮮やかで,見事である.
梅雨のこの時期に花を咲かせるが,そうたくさんの花はつけないので,その配色を求め,葉の影にある花を目で追ってしまう.

 朱の色に背すじ伸ばして花石榴



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ししとうの花

2008-07-02 23:00:51 | Weblog
ししとうの花

プランターで咲くししとうの花です.実もいくつか育っています.
昨夜,いずれも自家製の茄子,シソとともに天ぷらにして食べました.
買ったものよりもとてもおいしく感じました.
精神的贅沢といえます.

 花散りてすぐあらわるるししとうの実

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半夏生に咲く半夏生(ハンゲショウ)

2008-07-01 22:55:55 | Weblog
半夏生(ハンゲショウ)

今日は暦では半夏生です.昔は重要な農作業の節目であった日です.
通常は夏至から11日目,7月2日の年が多いようですが,
今年は閏年のせいか7月1日が半夏生です.
今に比べると,昔は田植えの時期が遅く,
夏至から半夏生までにするのが”よし”とされていたようです.
私の世代は田植えは6月にすると教わりました.
子供の頃近くの農家も6月に田植えをしていたように記憶しています.
今は,多くは5月の連休前後に田植えが行われています.
稲の品種改良,よい農薬の出現により,冷害,病害虫の被害が心配なくなってきたことで,田植えが早くできるようになったようです.
早く田植えをすることにより,収穫の時期が早まり,台風での被害が少なくなるなどのメリットがあるとのことです.
昔は,半夏生までに農作業は終わらせ,この日から4~5日はゆっくり休むということが農家の習慣,習わしとしてあったようです.
適切な時期にやることはきちんとやり,そして骨休みもする.
生活のリズムとして,半夏生のような雑節といわれるものがうまく使われていたことがよくわかります.

半夏生の名の由来は烏柄杓(カラスビシャク)という有名な薬草が半夏(ハンゲ)と呼ばれ,それが生える時期であることによるようです.
私もちょっと前まで半夏厚朴湯という漢方を処方され,服用していました.
この薬草が成分の一つとして入っているのだと思います.

写真は家近くの道路脇の植え込みに生えていた「半夏生(ハンゲショウ)」です.
昨年もこの白い葉を同じ場所で見ました.そのときは草が病んでいるのかな,
それにしてもきれいに白くなっているなと思ったきり,
すっかり忘れ1年が過ぎました.
1週間ほど前,再びその白い葉を目にしました.
病気にしてはその白さが見事です.
いろいろ調べた結果,「半夏生」という草だと知りました.
薬草の半夏とは全くの別物です.半化粧,片白草という別名もあります.
ちょうど今頃,半夏生の頃に花を咲かせるので「半夏生」と呼ばれます.
紛らわしいですね.
花の咲く,6月下旬になると花の付け根にある葉が片面だけ白くなります.
半化粧,片白草と呼ばれるゆえんです.
多分,花が地味なので,虫を集め受粉を促すために,葉を白くして,目立つようにしているものと思います.子孫繁栄の手段です.
花が終わると白は脱色して目立たなくなります.生物の不思議,おもしろさです.

 白き葉の病みと想えし半夏生     葉の白さ花より勝り半夏生
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