行く川の流れ

花・鳥・旅行写真日記

小菊の花 2

2009-11-08 21:46:15 | Weblog
      



昨日に続き,先週道端に見つけた菊,小菊の花3点を載せます。

「冬菊のまとうはおのがひかりのみ」水原秋桜子の有名な句ですが,
冬菊はこれら小菊の遅咲き,
冬近くになっても咲いているもののことのようです。
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小菊

2009-11-07 21:21:58 | Weblog




11月はやはり菊がにあう。
畑の畦,路地の道端,たくさんの色とりどりの小菊が咲いている。
どれもいっぱいに花をつけ,秋の日に美しく輝いている。
そんな小菊もそれぞれに色,形が違い,
それぞれに名前がつけられているようだが,
ピンクの菊,黄色の菊の名でも十分美しく思える。

久しぶりに父の墓参りに行き,
菊の花をたくさん供えてきた。

霊園の花屋に小菊ばかりかな
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姫蔓蕎麦とウラナミシジミ

2009-11-06 22:51:41 | Weblog
 姫蔓蕎麦

ヒメツルソバ(姫蔓蕎麦)はタデ科イヌタデ属の蔓性多年草,
ヒマラヤ地方の原産で,明治初期に園芸用として渡来している。
地面に這いながら,直径1cm弱,球状のピンク色の花を多数咲かせる。
ロックカーデン等のグランドカバーの用途として,
栽培されているようであるが,野生化もしており,
こぼれて道端などに咲いているのをよく見る。
花期は5月から秋までと長いが,真夏には花は途絶え,
秋になるとまた盛んに咲き始める。
どちらかというと秋の花なのであろう,
今頃になると毎年,花をたくさん付けたヒメツルソバを道端によく目にする。

そのヒメツルソバの花をシジミ蝶が訪れていた。
薄茶色のシジミ蝶,ウラナミシジミのようである。
その名のとおり,翔の裏側に波のような模様があり,
西日本の暖地では春にも見られるが,
東日本では秋にしかみられない秋の蝶である。
移動性の高い蝶であり,春に西日本の暖地で孵化し,
世代を引き継ぎながら北,東に移動し,
秋になると東日本で多く見られるようになる。
しかし,霜が降る寒さの地では越冬ができず,死滅する。
西日本の紀伊半島などの暖地に残った(戻った)個体だけが生き残り,
翌年また春に孵化し,移動することを毎年繰り返すようである。

行く人のみな歩の速き秋の暮
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悪者?背高泡立ち草

2009-11-05 22:17:07 | Weblog
 背高泡立ち草


秋も深まり,朝晩は寒さを覚える今日このごろです。
野の原はいつのまにかすすきの白と背高泡立ち草の
黄色で埋め尽くされたようにみえます。

背高泡立ち草(セイタカアワダチソウ)は,
キク科アキノキリンソウ属の多年草。
北アメリカ原産の帰化植物であり,昭和40,50年代に,
驚異的に増殖し,河原などの野一面を真黄色に染めていました。
根から周囲の植物の成長を抑制する化学物質を放出,
日本在来など他の草を駆除しながら繁殖域を広げていたようです。
その後,環境の変化,自らもこの化学物質により抑制され,
その勢いはなくなり,最近では河原,荒れ地などに
すすきなどと共生してほどよい姿を見せています。
草丈も昔ほど高くはなく,すすきほどの高さのものが多いように思います。
なかには背高の名がそぐわないほどの小さなものもあります。
あまりにも増えすぎたこと,またブタクサと混同され,
花粉症の原因花とされ,世に疎まれる植物でありますが,
よくみると花は捨てたものではなく,
黄一色に染まる野原もきれいといえばきれいなものです。
なお,この花は虫媒花であり,花粉症の原因花ではありません。

 野の原の白黄に染まるそぞろ寒
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石蕗(ツワブキ)の花

2009-11-04 23:20:32 | Weblog



10月下旬から,石蕗(ツワブキ)の黄色の花をよく目にする。
花が少なくない時期であるので,余計目につくのかもしれない。
比較的日陰に咲くせいか,なにか陰気な印象があり,
あまり好みの花ではないのだが,
この花をみると秋も深まったことを意識する。

石蕗はキク科ツワブキ属の常緑性多年生草本,
10~11月に花茎を伸ばし,直径5cm程度の黄色の花を茎頂に咲かせる。
福島県,石川県以西の本州,四国,九州の
低地,山地,海岸などの日陰の地に自生する。
葉が常緑で艶があり,比較的花の少ない時期に咲くこともあり,
古くから庭にも植えられ,鑑賞もされているようである。

荒庭や去年(こぞ)に変わらず石蕗の花

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オシロイバナ(白粉花)

2009-11-03 23:04:10 | Weblog



夏,7月頃から11月の今頃まで,公園の隅,道端などによく咲いている。
子供の頃からよく見ている花であり,学校の帰り道などに,
正露丸のような黒い種子を,つぶしたり,
投げ合いながら帰宅したことを想い出す。
この種子の中のでんぷんの粉が白く「おしろい」の
ようでありオシロイバナ(白粉花)の名がある。
また,夕方に花開くので,「夕化粧」という別名もある。
春に種を播けば夏に花が咲くので,一年草であるが,
暖地ではそのまま冬を越すこともでき,多年草ともいえる。
成長が早く,夏の終りには灌木のようになるが,木本ではなく草本である。
どこにでも咲き,半ば野生化もしており,注目もされないが,
直径2cmほどの小さな花はアップにしてみると,
なかなかきれいで魅力的である。
花色も赤紫(写真下)がよく見られるが,
黄色,白,橙,これらの絞り(写真上)など多彩である。

子供らのにぎやかに行く秋日和
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秋の木立

2009-11-02 22:45:27 | Weblog
紅葉

11月の声を聞き,木々はすっかり秋の様子を深めてきました。
写真は稲城市城山公園。

 吸う息や五官すべてで秋覚う
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