行く川の流れ

花・鳥・旅行写真日記

里山の道

2009-12-21 22:22:44 | Weblog
                             道 

 


里山の催しもの会場から,さらに奥へと歩いてみた。
山道である。当然,舗装もなく,道は落ち葉で埋もれている。
車は通ることができるのだろう,轍に昨日の雨のものだろう,
水溜まりができ,ぬかるみがところどころにできている。
竹藪,雑木林を抜けたところ道の斜面に横穴が掘られている。
炭でも焼いていたのかも知れない。

さらに進むと,軽4輪の姿,
その横,200坪ほどの畑であろうか,農夫が作業をしている。
「この道行くと,どこに行かれますか」と声をかけてみる。
1キロ程度でゴルフ場に抜けられるとの返事,
クマザサで覆われた道をさらに500mほど進んで見ると,
眼下に沢らしきものがみえる。右の道を選択し,沢に下ってみると,
沢の対岸の崖の上から,ゴルファーとキャディさんの会話の声,
しかし,対岸は急斜面の絶壁,当然ゴルフ場へ入れるような道はない。
沢沿いを少し歩いてみるが,道も行き止まりになっており,引き返すことにする。

もとの道に戻り,こんどは左の分岐道を進んで見る。
やがて,目の前にゴルフ場のグリーン,きつい傾斜のグリーンに
苦闘しているゴルファーの姿が眼の前にあった。
しかし,ゴルフ場のすぐ手前で通行禁止の柵,
そこに読売カントリークラブと名がある。
つい1週前,石川燎君が賞金王を決めたあのゴルフ場のようである。

家すぐ近くで山歩きと少しの冒険,探検が楽しめた半日でした。

知らぬ道落ち葉踏み分け知らぬ道
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里山風景

2009-12-20 22:09:51 | Weblog
                 
                       

12月の風もなく,暖かい13日の日曜日,
「恵みの里山」と書かれた看板の矢印に導かれて,
住宅地の坂道をさらに登ってみた。
登り着いたところに若干の平地が開け,畑が広がっている。
その先,山の斜面からなにやら,煙が立ち上っており,
よく見ると,何組かの家族連れの姿,
そして子供の楽しそうな声も聞こえる。
落ち葉を集めての焼芋や芋煮パーティーなどをしているようである。
地元の農家の方主催の新住民との親睦を兼ねた催しなのかも知れない。
「参加費300円集めます」
「せっかくだから,ほうれん草も小松菜もとり放題100円で持って行ってください」
の声が聞こえてくる。
そして,そのすぐ横の小屋にはりっぱな大根がたくさん干されていた。

里山や落ち葉のにおい干大根
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花梨の実

2009-12-19 22:12:35 | Weblog


                  


秋遅くまで重そうにぶら下がっていたカリンの実,
庭にボタボタと落ちてしまったのでしょうか,
それとも刈り取ったのでしょうか。
捨ててしまうのもなにか忍びなかったのでしょう。
門柱の上にたくさん並べて置いてありました。

バラ科カリン属,
花梨と書きますが,果実は硬くて渋く,
生食には向きません。
砂糖漬け,カリン酒,ジャムなどにして食べられるようです。
また,咳止め,喉の薬としての効能もよく知られています。

写真下は垣根からはみ出し,重たそうにたくさんの実をぶら下げている柑橘,
夏みかん?でしょうか。
カリンもそうですが,
あの小さな花からどうしてこんなに大きな実ができるのでしょうか,
自然はたいしたものです。
当たり前と思うことも考えてみると,つくづく感心してしまいます。

時雨るるや葉もなき中の花梨の実
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冬のランタナ

2009-12-18 23:49:41 | Weblog
大きく伸び過ぎ,はびこり過ぎたので,
10月初め,枝を全部剪ってしまったランタナ,
10月下旬から11月,新しい芽を伸し,新緑の葉をつけ,
新たな花を咲かせました。
そして,12月のいまも,まだ頑張って花をつけています。
花は春の黄色とは異なり,真っ赤,赤がほとんどの花が咲きました。
葉もきれいな緑色,新緑のような緑色です。
いたずらに伸び繁った夏のランタナとは別物のようです。

寒の入り訃報掲示の続きけり
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冬暮色Ⅱ

2009-12-17 22:35:59 | Weblog
                      12月6日 16時50分


 12月6日 16時50分


夕方5時,まさしく夜の帳が降りるように,
あたりは急激に暗さを増していく。
日中の暖かさはどこへ行ったのか,冷たい風が吹く。
思わず肩をすぼめる。
眼の前の交差点の赤信号,ネオンの灯が疲れた身体にやけにまぶしい。
まぶしさが瞼を過ぎ,脳に染み渡る。

冬の夜や赤信号も美しき
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冬暮色

2009-12-16 22:50:41 | Weblog
                12月6日 16時30分

   12月6日 16時38分                  

12月の夕暮れ,夜の訪れは早い。
コーヒータイムを済ませ外に出る。
まだ,4時半を過ぎたばかりのはずだが,あたりはもう暮色,
街灯は徐々に存在を主張し,テールランプが赤く流れだす。
テニスコートには灯りが入り,照明のそこだけが明るくまぶしい。

寒暮やテールランプの眩しかり
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梨徒長枝

2009-12-15 23:23:31 | Weblog


梨の収穫は10月初旬には終り,
梨の木は休養期間に入っています。
来年の豊かな実りのため,11月下旬から12月,梨畑ではさっそく土が起こされ,
堆肥を入れる作業が行われていました。
そんな梨畑,梨棚の上空?です。徒長枝が真っ直ぐ空に高く伸びています。
この徒長枝にはよい実がつかないようで,冬の間に全部剪定されます。
これも豊な実りのための重要な作業のようです。

来る年のよきを祈るや徒枝を剪る 
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山茶花(サザンカ)

2009-12-14 23:00:09 | Weblog
                    バラのようなピンクの山茶花

山茶花(サザンカ)

山茶花,11月下旬から12月と
花のない時期に咲くのがうれしい。

日が沈み,急に寒さを覚える夕刻,
「さざんか,さざんか咲いた道 焚き火だ 焚き火だ 落ち葉焚き」
そんな歌詞のふと蘇る緩やかなメロディが後ろから聞こえてくる。
灯油売りの車がゆっくりと追い越していく。

灯油売り行き交う道や山茶花の道
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石の上どんぐり

2009-12-13 21:05:33 | Weblog
                 
                  


石の舗道にたくさんの団栗が落ち,散らばっていました。
樫の実だろうと思います。
樫は常緑なので,落葉もなく,
土もなく,隠れる場所がありません。
踏み潰されながらも12月今頃までも形を残し,転がっています。

その上,樹木では,もう来年の新芽のもとが認められます。

団栗の石とまじわる舗道かな
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ニュータウンの遠景

2009-12-12 23:07:45 | Weblog
                  

パソコンが壊れ、新しいものに代えました。
写真編集ソフトも代わり、慣れないせいかなかなかうまく使えません。

写真は多摩ニュータウンの遠景、街が山を切り崩し作られ、
谷に道が作られ、戸建て、中層、高層と山に沿って建てられたのがわかります。
そのニュータウンも最初の開発から40年を過ぎ、
いまやニュータウンの名もかすみ、
住民の高齢化がひとつの問題となっているようです。

木枯や団塊の街に灯油売り
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