行く川の流れ

花・鳥・旅行写真日記

ノウゼンカズラとザクロの花

2019-07-21 20:00:27 | 花,植物
6月に写した紅い樹の花、
橙紅色のノウゼンカズラと朱紅色のザクロをあわせて掲載します。


ノウゼンカズラ、
ノウゼンカズラ科の落葉性のつる性木本。
中国原産、平安時代に日本に渡来、
古い時代からこの橙紅色が日本の夏、
庭や路地を彩っていたようです。


白壁の旧家にノウゼンカズラの花、
よく似あいます。


ノウゼンカズラ、
路地など狭い場所にもよく見られます。
気根を出して樹木や壁などに付着してつるを伸ばし、
6月下旬から、夏の終わる頃まで咲き続けます。


ザクロ、
ミソハギ科ザクロ属の落葉小高木、
これも平安時代に日本に渡来、
朱紅色の鮮やかな花を6~7月につけます。
果実でもあり、庭木としてよく利用されています。


雨降りとなり、
紅いザクロの花にクロアゲハが翅を休めていました。


八重花のザクロ、
ハナザクロと呼ばれ、実はなりません。
ザクロにもいろいろ園芸品種があるようです。
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ヤブカンゾウ、ヒメヒオウギスイセン

2019-07-20 20:00:08 | 花,植物
6月下旬から7月初旬、
野に同じような色、鮮やかな橙色の花が咲き始めます。
ヤブカンゾウとヒメヒオウギスイセンです。
いずれも橙色が草の緑に映え、目をひきます。


ワスレナグサ科ヤブカンゾウ(藪萱草)。
人里近くの林縁や河原などによく見られる多年草です。
6月~7月、鮮やかな橙色の花をつけます。


花は八重花、
一般に雄蕊と雌蕊が花弁に変化して、
八重咲きになるといわれていますが、
まだ蕊があるものがほとんどのヤブカンゾウです。


よく似たものにノカンゾウがあり、
ヤブカンゾウは八重花、ノカンゾウは一重花です。
また、ノカンゾウは実ができますが
ヤブカンゾウは結実しないそうです。


水田の畔にもよく咲いています。


アヤメ科ヒメヒオウギスイセン(姫檜扇水仙)。
この草も梅雨時に、鮮やかな橙色の花を野に咲かせます。
ヒメヒオウギズイセンと濁る呼び方と両方あります。


南アフリカ原産で明治の中頃に観賞用として渡来しています。
繁殖力が強く、日当たりのよい道路沿い、
人家周辺などに野生化しています。


花色が鮮やかで緑によく映えるので
レンズを向けますが、
形からか、上手に撮るのがけっこう難しい。


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ネムノキ、ビヨウヤナギの花

2019-07-19 20:00:52 | 花,植物
6月の中下旬、梅雨入りはしていましたが
7月になってからとは違い、
このころはまだ晴れ日がよくありました。
ネムノキそしてビョウヤナギのたくさんの蕊が
その日に美しく輝いていました。


マメ科ネムノキ。
6月下旬の午後の日に、
たくさんの糸のような花が輝いていました。
一花に見えるのは小花の集合体、
たくさんの紅色の細糸はその小花の雄蕊の集まりです。


上と同じ花を
思い切り露出アンダーにして。
背景が黒く抜け、日の光に紅色がよく映えます。


ネムの花の咲きはじめ、
縮れた糸が伸びるように咲きはじめます。
合歓の木(ネムノキ)の名は、
夜になると葉が閉じるところから。


ときどき小雨降る曇天、
7月の池の縁に咲いたネムの花を写して見ました。
花が終わりに近いせいもあるのでしょうが
晴れ日の物に比べると鮮やかさに欠けるように思います。


オトギリソウ科ビヨウヤナギ(美容柳)。
6~7月、たくさんの長い雄蕊が美しい、
黄色の花を咲かせます。
花が美しくて丈夫、公園木や庭木によく使われています。


一つの花には1束30~40本の雄蕊が5束、
すなわち150~200本の雄蕊があることになります。
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お地蔵さんと五重塔

2019-07-18 20:00:01 | 風景
6月21日の高幡不動尊の写真でもう一回。
極端なことをいえば、
あじさいの花をアップに写すだけなら、
どこで写しても同じ、高幡不動まで来た意味がないかもと、
山内88か所のお地蔵さん、
そして五重塔に紫陽花を絡めて撮ることをして見ました。


高幡不動尊の山道には88体のお地蔵さんが配され、
四国88ヶ所の巡礼を模して、
お地蔵さん巡りができるようになっています。


88ヶ所のお地蔵さんを全部巡ったわけではありませんが、
紫陽花が一緒に入るお地蔵さんはそんなに多くはありません。
それでも何体かのお地蔵さん、
紫陽花と一緒に写ってくれました。


やさしい顔のお地蔵さん、
手に紫陽花を抱えたように写りました。
ここのお地蔵さん、
どのお地蔵さんも高僧と思える年配者、
慈悲に満ちたいい表情をしています。


しかし、お地蔵さん、
みんな赤い帽子に赤ちゃんように赤いよだれ掛けをしています。
一説によると、お地蔵さんは子供の守り神でもあり、
子供が迷わないように目立つ赤色を着けているそうです。


境内に5体仲良く並んだ88体とは違うお地蔵さん、
どれも若い女性のようです。
よく似ていますが、よく見ると微妙に違った表情で、違った衣装です。
人はみんな異なる個性であるということ、
かってにこんなことを考えて紫陽花はないけれど一枚。


紫陽花と写る五重塔、
ここ一点だけでした。


正式には「高幡不動尊金剛寺」、
真言宗のお寺です。
五重塔は昭和55年に5年の年月をかけて建立された新しいもののようです。
高さ45mのりっぱな塔です。
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薄紅色のアジサイ

2019-07-17 20:00:58 | 花,植物
昨日に続いて高幡不動尊の紫陽花(6/21)。
薄紅色の花たち、
露出をプラス補正にして写しました。


八重の薄紅色のガクアジサイ。
マクロレンズで露出はプラス1.0にしています。


上と同じ種と思われるの八重のガクアジサイ、
レンズなどは同じですが、
試しに、WBをオートから曇天に変えて見ました。
色あいがけっこう変わります。


同じような薄紅色の花を下から、逆光です。
露出を1.0プラス補正、WBは白色蛍光灯、
花色が薄紫色になりました。、


アナベルアジサイ。
白色はよく見ますがピンク色は珍しい、
しかもきれいに咲いています。
露出はプラス補正、WBはオートに戻して一枚。


せっかくのマクロレンズ、
豊富な色模様がおもしろく、
薄紅色のガクアジサイの本花にピントを合わせて見ました。
露出はプラス補正、WBはオートのままです。


白い、多分ヤマアジサイを下から逆光で、
本花が美しい水色です。
これも露出はプラス補正、WBはオートのままです。


帰り際、本尊の庭に、
ガクアジサイそれともヤマアジサイでしょうか
変わった形の美しいアジサイを写しました。
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あじさい、青色、紫色

2019-07-16 20:00:36 | 花,植物
6月21日、
写真仲間と紫陽花撮りに高幡不動尊へ。
芸がいつも同じですが、
まずは露出をマイナス補正、
ホワイトバランスを白色蛍光灯にして青色の花を。


装飾花も本花も青色のガクアジサイ。
三脚は持って行かなかったので、
手振れ補正がある望遠ズームで写しています。


装飾花が紫色の花。


試みにピントを外して同じ花を。
しかし、中途半端、
どうせならもっとぼかした方がよいようです。


紫陽花の細道、
青いアジサイと青いガクアジサイが並んでいました。


これはヤマアジサイでしょうか、
質素な花ですが、趣があります。


装飾花が八重の紫色のガクアジサイ。
いろんな品種があります。


これも八重の紫色、
しかし、上とは異なる品種のようです。
葉の緑も濃色、質感があります。
ホワイトバランスを白色蛍光灯にしても
緑色は太陽光とあまり変わらずに発色します。

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サンゴシトウ、タイサンボク、熱帯性スイレン

2019-07-15 20:00:10 | 花,植物
サンゴシトウ、タイサンボクそして熱帯性スイレン。
脈絡のない組み合わせですが、
6月19日の新宿御苑で写した赤、白、青の花です。


御苑に入ってすぐ、
真っ赤な花とその蕊に目をひかれました。
名前もわからぬままにシャッターを。


後で知った名はサンゴシトウ(珊瑚刺桐) 。
花の形が海のサンゴに似て、茎に棘があるところからの名です。
アメリカデイゴを片親に持つマメ科の園芸花木です。


モクレン科タイサンボク、
北米原産の明治時代に渡来した高木樹、
ホオノキの花に似た大輪の白花がいくつも咲いていました。
よい香りのする美しい花です。


タイサンボク、
枝先にポツンポツンと花がつきます。
大樹の繁った葉の中にそう多くはない花数、
埋もれてしまい花が目立ちません。
低枝についた花をアップに写すことになります。


温室の青色の熱帯性スイレンを2階から、
葉の広がりと水の景色そして天井の枠の映り込みを意識しています。


WBを蛍光灯にして青色を強調、
水と葉がおもしろく、いい色に変わってくれました。


温室の白いランの花を写していますが
ガラス越しの外の緑と外国人カップルもねらいです。
新宿御苑にも、数年前に比べ、
外国人の姿が多く見られるようになりました。
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御苑の水辺景色

2019-07-14 20:00:46 | 風景
令和元年の夏、
7月になって太陽が姿を現しません。
日照時間がほとんどなく、5、6月より平均気温が低いとのこと、
最高気温が25°を超える夏日がありません。
異常気象です。

6月19日の新宿御苑、
いま考えれば、水辺の木陰が恋しくなる夏日でした。


池のほとりから水と夏の日の光を。


ねらいは池のスズメと水の流れ、動き。


近くに下りてきたスズメと
日の光と水に映る緑色、夏の景色です。


水に映る木々の緑にレンズを。
濃淡の緑が混じって揺れ、絵のようです。


大きな亀が首を持ち上げて甲羅干し。
御苑の亀も外来種ミシシッピーアカミミガメのようです。


池近くの草原にアオイトトンボ。
薄暗い場所にいた小さなトンボですが
感度をあげて、ピントが合いました。

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モミジバスズカケノキ、ラクウショウ

2019-07-13 20:00:39 | 風景
今日も6月19日の新宿御苑、
樹にかかわるスナップです。


御苑の東端、
フランス式整形式庭園のプラタナス並木、
黄色に色づき落葉する頃がヨーロッパを思わせ人気の場所です。


6月のこの時期も真っ直ぐ伸びた木幹と万緑に、
多くの人が安らぎ、憩いの一時を過ごしています。
いい空間です。


新宿門付近の大木、
モミジバスズカケノキです。
幹回り6.3m、樹高26m、樹齢は120年超え、
明治20〜30年に日本で初めて新宿御苑に植えられました。
イギリスで作られたアメリカスズカケノキとスズカケノキの交配種です。


プラタナス属にはスズカケノキ、アメリカスズカケノキ
そしてモミジバスズカケの3種がありますが、
日本にあるほとんどがモミジバスズカケノキです。
一般にプラタナスというとこのモミジバスズカケノキを指し、
整形式庭園のプラタナス並木の木もモミジバスズカケノキです。


これも新宿御苑の大木の一つ、ラクウショウ。
なんといっても、ニョキニョキと樹の周囲に生えた気根におどろきます。
これも明治20~30年、日本で初めて、新宿御苑に植えられたそうです。
大きいもので樹高約35mほどになっています。


ラクウショウ(落羽松)、
落葉する針葉樹、
葉が鳥の羽のような形で落ちるのでこの名。
別名はヌマスギ、
原産地の北アメリカでは湿地や沼地に生息しています。
沼地などては地中の根だけでは酸素を充分に吸収できないので
地上や水面に気根という呼吸根を出し、酸素を補います。
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つゆの晴れ間の御苑でスナップ

2019-07-12 20:00:02 | 風景
6月の写真教室の現地勉強会は新宿御苑。
梅雨入りはしていましたが、
この頃はまだ晴れの日が多くありました(6/19)。
今日は、そんな万緑の新宿御苑でのスナップ写真、
人物はあくまでも風景の一つ、小さく顔が写らないように心がけました。


新宿御苑、
大都会東京の真ん中に
緑が豊な場所が広く残されています。
そんな御苑の芝生広場で制服姿の女子高生と思われる6人が
ダンス、芝居、文化祭の稽古?、なにかの練習をしていました。


6人、ときどき集合しては、
振り付けの相談をしていました。
すぐ横には広々とした芝生でくつろぐ若者の姿があります。
のんびり、大都会の中、ウィークデイの昼間であることを忘れます。


この日は梅雨の晴れ日、
うっすらと青空がのぞきました。
鉛筆ビルこと、ドコモタワーもきれいに写りました。


6人の女高生、
高層ビルに向かって、最後にポーズを決めていました。


蒸し暑さを感じる日、
上半身裸のおじさんの後をよちよち歩きの赤ちゃん、
おもしろい組み合わせにねらってシャッターを切りました。


新宿御苑には大木が多く見られます。
その万緑の木々に日が射してきました。
ヨーロッパの国を思わせる公園景色です。


万緑の木々とその下でくつろぐ人たちを遠景で。
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