行く川の流れ

花・鳥・旅行写真日記

コサギ

2020-02-09 20:00:56 | 
ダイサギ、チュウサギ、コサギ、
一般に白鷺と呼ばれる白い鷺たちです。
その中で一番小型なのがコサギ、
一年中比較的よく見られる留鳥です。


河原の砂地に白い鷺がやってきました。
嘴が黒色、コサギです。


コサギ、
嘴と脚が黒色、
足はイエロースリッパと称され、
黄色で体に似合わない大きさです。


河川、池沼などの浅い水の中で餌を探している姿を見ることが多く、
いつも足がははっきり写らないのですが、
砂地にいるとイエロースリッパと言われる所以がよくわかります。


砂地には餌がいないと気付いたのか
しばらくして、飛び立ちました。
首をZ型に縮めて飛行します。


こちらは公園の小さな池、
コサギがめずらしく木の枝にとまりました。


木の枝の上、
首を伸ばして鶴のようなポーズをとってくれました。
胸には飾り毛、夏の繁殖期にはさらに頭部に飾り毛(冠毛)ができます。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

椿の花

2020-02-08 20:00:18 | 花,植物
望遠ズームをつけての冬の散歩道、
鳥に出会わないので、椿の花を写しました。


白と薄紅の絞りの椿、
一輪だけ、ピントの合いやすいところに咲いていました。


蕊が大きな紅い椿の花、
背景の緑を明るく、プラス補正にしました。


白に一筋の紅い線のある椿、
これはマイナス補正、葉に光が入り、質感が出ました。


ピンク色の花、
葉に花が半分隠れていたので、
マニュアルにして、蕊にピント。


白い小さな花、
雌しべがとても長く、花弁まで伸びています。
マイナス補正、白い花はマイナスにして写す癖があるようです。


葉に鋸歯がなく、また、蕊が開いていません。
山茶花ではなく、多分、これも椿、
幹から細枝が伸び、一輪挿しができていました。


ピンク色、色姿とも可憐な花です。
たくさんの蕾をつけていました。
木編に春と書く椿ですが、
早いものは秋から、遅いものは初夏まで、
花が咲いているそうです。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

福寿草と梅の花

2020-02-07 20:00:54 | 花,植物
1月末日の薬師池公園、
撮り鳥に行きましたが、早春の花も写してきました。


この日は暖かい晴れ日、
フクジュソウ(福寿草)が早くも花開いていました。
蕊の美しい黄色の花、マクロレンズで近づいて見ました。


キンポウゲ科の多年草、
今年は暖冬のせいか、例年よりずいぶん花が早いように思います。
春を告げる花の代表、
元日草(がんじつそう)の別名があります。


土の中から蕾を持ち上げ、
葉が出そろう前に短い茎の上に花を開きます。
花が開くのは晴れ日だけ、
ただでさえ昆虫の少ない早春、
昆虫が活動しない雨や曇りの日は傷めないように花を閉じます。


梅園の紅梅、
早咲き種はもうかなり花開いていました。


白梅もぼちぼち咲きだしているものがありました。
ことしは梅も早いようです。


蝋梅。
こちらは冬の花、1月の初旬から咲きだしていました。
まだいい香りを放っています。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

山陰京都の観光その4、経ヶ岬、琴引浜

2020-02-06 20:00:05 | 風景
山陰京都の観光その4、今日で最終回になります。
バスは天橋立から丹後半島を北上、
丹後半島の最北端、近畿地方の最北端でもある経ヶ岬に向かいました。


バスはときどき海沿いを走り、海が臨めます。
冬の日本海、
相変わらず雲の多い空模様ですが、
天気は回復傾向、ときどき青空が覗きだしました。


経ヶ岬灯台。
丹後半島の最北端である経ヶ岬の先端にある灯台、
高さ140メートルの崖状の山の中腹にあり、日本三大灯台のひとつです。
(経ヶ岬駐車場より撮影)


経ヶ岬駐車場に大砲レンズを海に向け、鳥撮りの人たちが数人いました。
何をねらっているのか聞いてみると、ハヤブサとのこと。
ここは絶好の撮影ポイント、通い詰めているようです。
ここで撮影したというハヤブサなど、素晴らしい作品を何点も披露してくれました。
そして、ハヤブサがいると、指さしたあたりをじっくり見てみると、
確かに豆粒のようですがなにかが動いています。
望遠ズームに付け替え、確認できる程度ですがどうにかハヤブサが撮れました。
それ以上に、断崖絶壁の岩の景色の素晴らしさに感激です。
ちなみに、駐車場には8823(ハヤブサ)ナンバーの車が数台とまっていました。


時間が少しあったので、
山の散策道を上って、上から経ヶ岬灯台を。
この灯台、明治31年に初点灯、
第1等フレネルレンズを使用した歴史ある第1等灯台とのことです。


散策道をさらに上り、山頂の展望台へ、
山を挟んで駐車場と反対側が一望できます。
曇天の上にいそいで撮影したこともあり、写真がまずいのが残念ですが、
航空自衛隊 経ヶ岬分屯基地、その奥に丹後松島が見渡せます。


経ヶ岬から西へ、
バスの車窓から、丹後松島。
奥の、海に面した山が経ヶ岬です。


さらに西へ、
このツアー最後の観光地は琴引浜、鳴き砂の名所です。
石英を多く含む砂浜のゆえ、
砂の乾燥した、砂浜がきれいな時期に歩くと砂がキュッキュッと鳴ります。
ちょうど、晴れ間も現れ、案内の人に倣って、
摺り足で歩くとキュッキュッとよく鳴ってくれました。
ここは海水浴場でもあるとのこと、
タバコは禁止にしているが、
それでも海水浴の時期は砂浜が汚れて鳴かなくなると案内の人が嘆いていました。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

山陰京都の観光その3、天橋立

2020-02-05 20:00:22 | スナップ
福井から京都の日本海側の観光ツアー
その3は京都府北部、宮津湾にある天橋立。
陸奥松島、安芸宮島と並んで日本三景の一つです。


宮津市内に宿泊、
翌朝、天橋立駅側から傘松公園まで、天橋立(府道607号)を歩きました。
天橋立、外洋に面さない湾内の砂州としては日本で唯一、
幅20~170m、全長約3.6kmの砂州に大小5000本もの松が立ち並びます。


3.6kmもある砂州、
宮津湾の西側沿岸流により運ばれた砂礫が
天橋立西側の野田川の流れから成る阿蘇海の海流にぶつかり、
海中にほぼ真っ直ぐに砂礫が堆積したことによりできた自然の造形物です。


歩きはじめた東側にきれいな砂浜が広がっていました。
白い砂浜に青い松、夏は絶好の海水浴場になるようです。


天橋立の中を4km近く歩いた後は
ケーブルカーで天橋立を望む絶好スポット傘松公園展望台まで。


傘松公園展望台から眺める天橋立。
天橋立の名は、上からの眺めると天に架かる橋のように見えることが由来。
砂州が自然にできたものなら、
そこに広がる松林も自然に生えたものです。


天橋立といえば「股のぞき」。
展望台には股のぞき台が設置されていました。


股のぞきをしながらシャッターを押して見ました。
天橋立が龍が降臨する姿に見えるそうですが--------------。


傘松公園への途中、
菊の御紋のりっぱな神社を一枚。
籠神社、元伊勢神社とも呼ばれる由緒ある神社だそうです。
ここの駐車場までバスが来てくれていました。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

山陰京都の観光その2、伊根の舟屋

2020-02-04 20:00:25 | 風景
1月24日、
福井三方五湖から舟屋で有名な京都伊根町へ、
伊根町は丹後半島の北東部、
眠っている間に県をまたいで北陸福井から山陰京都まで来たことになります。
バスツアーのよいところです。


雨が降り出した中、
3時前、伊根湾巡り遊覧船乗り場に到着、
すでに先着のバスが数台とまっていました。
途中、人の姿をほとんど見ませんでしたが
ここは人であふれています。


ここは中国でも人気の場所らしく、
中国からの観光客がたくさんいました。
まだ新型コロナウィルスがこれほど大事 になっていなかったころ、
いっしょに遊覧船に乗り込みました。
今だったら、躊躇したかもしれません。


伊根湾巡り遊覧船、
舟屋が立ち並ぶ伊根湾を約25分かけて周遊します。
この舟屋、江戸時代中期から存在している建物、
伊根湾の海面にせり出して建てられ、
1階に船揚場、物置、作業場があり、2階が居室となっています。


この舟屋の立ち並ぶ伊根湾、
国の重要伝統的建造物群保存地区として選定されています。
一度来てみたかった場所です。
遊覧船乗り場には餌用にかっぱえびせんが売られており、
それを目当てにカモメ(ウミネコ)が
船のまわりにたくさん集まって来るのも見どころです。


驚いたことにウミネコだけではなく、
あちらこちらから、トンビが集まってきます。


トンビが集団で船を追いかける景色に興奮、
船尾に移動して、何枚もシャッターを切りました。


一応はタカ科に属する猛禽類トンビ、
こんなに群れるのは珍しいと思われます。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

福井から京都の日本海側のツアー、その1三方五湖

2020-02-03 20:00:17 | 風景
1月の24、25日、
JTBのツアーで福井から京都の日本海側に。
いままで、なかなか行く機会のなかった地域です。
24日、朝早い新幹線で岐阜羽島駅へ、
そこからバスに乗り換え名神、北陸道をひた走り、
福井三方五湖が最初の予定地でした。


舞鶴若狭自動車道 若狭三方ICを下り、
一般道を20分ほど走り、
全長11kmほどの有料道路(レインボーライン)に入ります。
さらにケーブルカーで5分ほど上ると梅丈岳の山頂、
三方五湖山頂公園展望台です。


山頂公園は三方五湖を一度に全部観ることが出来る絶景ポイント。
しかし、日本海の冬、よほど運がよくないと晴天は期待できません。
この日もいまにも降り出しそうな曇天、
遠景、湖の色などがよくわからず、絶景感がそがれます。


三方五湖は三方湖(みかたこ)、水月湖(すいげつこ)、
菅湖(すがこ)、久々子湖(くぐしこ)、日向湖(ひるがこ)の五つの湖。
それぞれ塩分濃度、水深に違いがあり、
湖面の色も微妙に異なるそうです。


塩分濃度がそれぞれ異なる三方五湖、
三方湖が淡水湖、日向湖は塩水湖で残りの3つは汽水湖、
淡水魚と海水魚の両方、63種もの魚種が生息します。
三方湖の「たたき網漁」など、
江戸時代から続く独自の多くの漁法が「三方五湖の伝統漁」として継承され、
すべての漁法に共通するのは獲りすぎないこと、
環境保全、生物多様性などが自然に行われている地域です。


最後に三方五湖の案内図。
正直、山頂公園からはどれがどの湖なのか区別がつきませんでした。
最初に案内図を見て、方角をしっかり認識して眺めることが必要でした。
こんどはゆっくりと来て、五湖を周り、五胡で獲れたおいしい魚を食べたいものです。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

上野東照宮

2020-02-02 20:00:36 | スナップ
上野東照宮のぼたん苑、
入口も出口も東照宮の参道内にあります。
牡丹を鑑賞した後、少し寄り道、東照宮社殿に向かって見ました。


金箔で有名な東照宮の唐門(唐破風造り四脚門)、
5,6年前に修復が終わり、造営当時の黄金色が復活したそうです。
門の両脇には左甚五郎作と言われる昇り竜・下り竜の彫刻があるのですが、
なぜか、門の中心の金箔部分をアップで写していました。


社殿手前の銅燈籠の一群、
りっぱな造りの燈籠にいつ見ても圧倒されます。
ここには銅燈籠が50基、石燈籠は約280基あり、
そのほとんどが社殿が建築された1651年(慶安4年)に
諸大名より奉納されたものだそうです。


参道の石燈籠と社殿に参拝する人たち。
ここは上野駅の間近、参道へは入場無料ということもあり、
外国人観光客がたくさん訪れていました。


参道の両側には浮世絵の行灯の列、
一つ一つが異なる絵のようです。
江戸情緒がたっぷり、灯された行灯をじっくり見て歩くのも一興です。


ぼたん苑の中から見た上野の五重塔。
手前は花が一つ二つ開いたミツマタを配しました。


東照宮を出た後、少し遠回り、
ぶらぶらしながら東京芸大の構内へ、
明治を感じさせる古いレンガ造りの建物に魅かれてレンズを向けました。


言問い通りに出て、
下町の古い民家と寺を眺めながら地下鉄根津駅まで。
街角に昭和初期の雰囲気のコーヒーの店がありました。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

冬の牡丹

2020-02-01 20:00:43 | 花,植物
1月22日、上野まで、
東照宮ぼたん苑で冬牡丹を観てきました。


わらぼっちを被った紅白の牡丹に並んで、
冬の牡丹を読んだ俳句版がいくつか。
よく見ると、冬牡丹と寒牡丹、2種類の文字が並んでいます。


正確には冬牡丹と寒牡丹は異なるもの、
冬牡丹は春に咲く牡丹を温室で早めに咲かせて、
路地に植えたもので、花も葉もしっかりとしています。


一方、寒牡丹は人手を介さず、自然の状態で冬に咲く品種、
ただ、植物には厳しい気候の冬、
開花しないことが多く、花を見るのはなかなか難しいようです。
また、牡丹は落葉樹ですので、
冬の自然界にある寒牡丹には葉がほとんどありません。
ぼたん苑にあるのは葉もきれいに生えそろっていて、
冬牡丹の方になります。


冬牡丹につきものなのが、
合掌造りの屋根のような形の「わらぼっち」、
雪や霜から花を保護します。


花びらがギザギサの白い大輪の牡丹、
マクロレンズで花びら、蕊をアップで写しました。


「わらぼっち」のついていない白牡丹、
露出をアンダーにして背景を黒く、
花も葉もきれいに映っています。


その白い花の花びらと蕊をマクロレンズで。
花びらの質感を意識して見ました。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする