寒くなりましたね。今日は12月の気候だったとか。
夕方になって薪ストーブを焚きました。
今シーズン2回目。本格的に焚くのは今日が初めてです。
薪ストーブがある話をしたり、煙突から煙が出ているのを見たりすると、「素敵ね~」って言われること、よくあります。
でも、実際はなかなか大変です。
火が点いて燃えさかってくるとあとはそれを保てばいいのですが、それまでがなかなか。
家を建てて使い始めた10年ほど前は要領がつかめず、朝4時に起きて、点火に2時間格闘していたことも(泣)。
今ではうまくなって、夜寝るときは熾火にして寝て、朝は空気と新たな木を入れてさっと点けられるようになりました。
だけど、家の中はどうしたってすすとか木屑で汚れちゃうし、洗濯物は風向きによっては風に煽られた煙がかかりにおいが・・・。息子は昔「ハム」というあだ名をつけられたとか。ほら、燻製のにおいがするんですって(^^;)
主婦にとってはなかなかにくたらしい要素もあるのです。
それに、昔はもらった丸太を家の横で子どもたちと薪割りをしたり、火をつけるのも取り合いだったこともありましたが、今では私が火の番。
みんなは部屋があったかくなったころに、次々と帰ってきます。仕方ないけど(^^;)
でも、都会でこれを味わえるのは贅沢です。
そうそう、昔、頼んだ薪が雪で届かず、燃やすものがなくなって、某Y公園までたきぎ拾いに行ったこともありました。
桜の木があるのよね、広葉樹なら大丈夫だから(^^;)
火をつけるまでが億劫で、2年ほど前にやっと付けてもらえたエアコンの便利さに、このご時世でもピッと押してしまっていたのですが、こうして点けるとじんわりしたぬくもりが広がって、あー、ほんとにあったかい。
このあたたかさは、かじかんだ体と心をほぐしてくれるような気がします。
だから、今年は「冬の愉しみ」と言ってみよう。
あたたかい部屋ですごせることに感謝しよう。