午後から買い物に出かけようとして庭に出たら、なんだか感じる感じる。
ぽかぽか急にあたたかくなったからでしょうか、庭のさくらんぼの木が少し華やいでいました。
そう、このとおり、つぼみが急にふくらみ始めたのでした。
さくらんぼのお花は、普通の桜の木より少し早めに咲きます。
見る限り、桜とあまり変わらないので、まだまだ冷える日もある3月初旬のこの時期に桜が?・・・と、結構驚かれることもあります。
でも、早く春が待ち遠しいなあと感じるときには、とってもうれしい開花だったりするのです。
このまま日ごとに、ひと雨ごとに、つぼみはどんどんふくらんで、・・・この週末あたりに咲くかもしれません。
日曜日、またあの日がやってきます。
震災から1年。さまざまな思いで迎えるその日に、さくらんぼの花は春を運んできてくれるでしょうか。
たくさんのつぼみがその日を待っています。
買い物はひさびさでした。このところ、家にある食材でまかなって作っていたり、買ってきてもらったりだったので。
ひさびさの食品売り場にも、急に春の息吹が満ち満ちていました。
うど、ふき、たけのこ、さやえんどう、ほたるいか・・・。
どれにしようかな・・・と悩みつつ、いろいろ買ってきました。
中でも、うどは大好きな食材。もう見ただけで、あの独特な苦味と旨みが口の中に広がってきて、あー食べたい。もう我慢できません。
こんな感じの晩ごはんでした。
うどの胡麻酢和え、うどの皮のきんぴら、根菜と鶏肉の煮物、かぼちゃの煮物、ほたるいか、ぶりのお刺身、雑穀ごはん、かぶとお揚げのおつゆ。
うどだけでごはんが進み、2杯も食べてしまった。
「春は苦味を盛れ。」と言います。
山菜やあくのある野菜たちが、冬の間にからだの中にたまった老廃物や脂肪を洗い流してくれるのだそうです。
気分を引き締める効用もあるので、季節が変わる今、とてもプラスに作用してくれます。
からだとこころをリフレッシュさせて、春に向かっていこう。
明日また、元気に過ごすために。