ひとみさんのおうちごはん 「よろしゅうおあがり」

自然の恵みをいただいて、こころとからだが心地いい暮らし

地場産の白まいたけごはん

2012年03月21日 | ごはん

センター北駅前に新しいJA横浜の直売所ができたというので、今週初め行ってきました。

今月初めにはオープンしていたのだけれど、オープンしてすぐって大体何でも混むでしょう。だから、少し落ち着いた頃に、なんて思っていたらまさかの熱出しちゃったし、まあとにかく行ってきたのでした。

私の住む港北ニュータウンは新興住宅地ではあるけれど、結構農業もさかんで、あちこちに畑があって無人の直売所もちょこちょこ見かけ、時々そういうところでも野菜を買います。新鮮で安いし、楽しいし、言うことなし。

その土地柄を生かしたのが、地場の都筑野菜を使ったお料理を提供する「つづき・ひとの『わ』ランチ」でもあります。4月20日(金)ですよ、食べに来てね、と、ちょっと宣伝。

 

 

さて、行ってみると、以前からある「メルカート」よりコンパクトにできていて、買いやすい感じ。

都筑のお野菜で有名なのものの一つは葉物。ほうれん草とか小松菜とかがそうなんだけれど、でももう少しで終わっちゃうそう。次暖かい日がやってきたら、一気に育ってしまって終了だって、売り場のおっちゃんに教えてもらいました。

宮台さんのおばちゃんもそういえば言ってらしたなあ・・・。

小松菜は110~130円くらいで、生産者の方によって束の大きさや表情がちがいます。どれにしようかなって選ぶのがまた楽しい。

この他、横浜市の農家さんが作ったジャム、お漬物、JAのラベルの付いたお味噌などの調味料、湘南ピュアのウインナーまでありました。そっか、神奈川だものね。あと、岩手産のものもいろいろ。JA横浜と岩手花巻は姉妹提携を結んでいるんだって。

 

 

いろいろ買ったのだけれど、今回やったー!!と思って手にとったのが、横浜地場産のまいたけ。

ここらへんはきのこを作っている農家さんも結構いらっしゃって、とてもおいしいのです。

それは去年4月、みんなのキッチン主催の「被災地応援ランチ」をお手伝いしたときに知ったのでした。だから、同じこの時期、あればいいなあと思っていたら、ほらこのとおり。

 お隣りの緑区のでした。

 

手にとってみると、しっかりしたまいたけ。

 これで150円!!

これは買い!!でしょう。うーん、きっとさっと天ぷらとかにすると美味しいだろうなあ。

 

でも、病み上がりゆえ、あまり油っぽいものは・・・と、我が家の定番「まいたけごはん」を作ることにしました。

普通のまいたけだと、ごはんが黒くなってしまうけど、白まいたけだときれいにしあがるはず。一時有名になった抗がん作用は黒いほうが高いのかな・・・。

 

 

お米はといだら、ザルに上げておきます。今回は4合半。5合の炊飯器だから、これがぎりぎりおいしく炊ける量。

まいたけは手でさいていきます。包丁で切るより見た目も食感もやさしい気がするから、いつもそうしています。

お揚げは今回はちゃんと近場で週末だけ販売の、京都「とようけ屋」さんの京揚げを買っておいたから、これを細切りに。うーん、おいしくできる予感。

 

調味料は薄口醤油と純米酒をだいたい同量。1合につき大さじ1くらいずつで、水と調味料を足した分量がお米と同量になるくらいに。塩をひとつまみ入れて、さっとかきまぜ味をみて、うん、よし。

おっと、昆布を忘れずに。5cm角のを上にのせてもいいけど、炊き上がったらベローンとなって、私はやわらかくなったそれを食べるけど、大抵嫌がられる昆布。だから、キッチンバサミでチョキチョキ炊飯器の上で細かく昆布を切ってしまいます。今回は日高昆布。細くすると半分位の量でもいいだしが出るし、炊き上がってごはんに混ぜちゃえば全部食べてしまえます。

そして、上にまいたけとお揚げを入れて、スイッチオン。

 

 

うーん、いい香りがしてきます。これは普通の市販のまいたけではなかなかない香り。たまーに露地栽培のまいたけを手に入れることができるのだけれど、それはそれは美味しい。それを彷彿とする香りです。

 

 

炊き上がって、蒸らして、さあいただきます。

 

これこれ、おいしいよー。子どもたちも炊いている時から「早く食べたい」と叫んでる。

白まいたけは味があっさりしています。香りもあっさり、上品に仕上がりました。

地場産、新鮮なまいたけ、いつまであるかな、見かけたらぜひ買い!!です。絶対おいしいです。

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