先日、「霜ばしら」というお菓子を初めていただきました。
仙台の有名なお菓子なんですね。
さくっとした食感なのに、口の中でやさしく溶けていく飴菓子。不思議な初めての体験でした。
霜柱を口に入れたらこんな感じだろうなあ、と思いました。
そのあとのお茶の美味しかったこと。しあわせな時間でした。
蔵王の麓に霜柱が立ち始める頃作り始められ、春の訪れとともに終了・・・というこのお菓子。晩秋から早春の間だけの限定販売。
昨年は震災後しばらく営業休止していたものの、その後仙台・宮城の経済復興を願い、5月末まで延長販売されていたそう。
今年は今季予定製造販売数が予約分で埋まったから、販売終了・・・とのことです。
本当に貴重なお菓子だったんだなあと、今もよみがえる舌の感覚を思い出して楽しんでいます。
今日の横浜は朝からよく晴れて暖かい日中。今は少し曇り始めて、このあと雨になるようですね。
仙台はまだ寒いんだろうなあ、とふと思います。霜柱がお菓子になるのは土地柄でしょう。
あれから1年経って、もうすぐ新学期、新しい季節になろうとしているだろうけど、被災地の人たちの暮らしは少しはよくなっているのだろうか。そんなことをちょっと思いました。
あたたかい春がみんなのところにきますように。