ひとみさんのおうちごはん 「よろしゅうおあがり」

自然の恵みをいただいて、こころとからだが心地いい暮らし

「霜ばしら」

2012年03月28日 | 日々のこと

先日、「霜ばしら」というお菓子を初めていただきました。

仙台の有名なお菓子なんですね。

さくっとした食感なのに、口の中でやさしく溶けていく飴菓子。不思議な初めての体験でした。

霜柱を口に入れたらこんな感じだろうなあ、と思いました。

そのあとのお茶の美味しかったこと。しあわせな時間でした。

 

 

「九重本舗 玉澤」「霜ばしら」。 

蔵王の麓に霜柱が立ち始める頃作り始められ、春の訪れとともに終了・・・というこのお菓子。晩秋から早春の間だけの限定販売。

昨年は震災後しばらく営業休止していたものの、その後仙台・宮城の経済復興を願い、5月末まで延長販売されていたそう。

今年は今季予定製造販売数が予約分で埋まったから、販売終了・・・とのことです。

本当に貴重なお菓子だったんだなあと、今もよみがえる舌の感覚を思い出して楽しんでいます。

 

 

今日の横浜は朝からよく晴れて暖かい日中。今は少し曇り始めて、このあと雨になるようですね。

仙台はまだ寒いんだろうなあ、とふと思います。霜柱がお菓子になるのは土地柄でしょう。

あれから1年経って、もうすぐ新学期、新しい季節になろうとしているだろうけど、被災地の人たちの暮らしは少しはよくなっているのだろうか。そんなことをちょっと思いました。

あたたかい春がみんなのところにきますように。

コメント
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