ひとみさんのおうちごはん 「よろしゅうおあがり」

自然の恵みをいただいて、こころとからだが心地いい暮らし

音楽のちから

2012年03月08日 | 日々のこと

昨日の夜、「音楽のちから2012」という番組をやっていました。

歌番組は好きでよく見ます。子どもも見るからMステとか、キヨシが出てたらNHKの歌謡コンサートみたいなのも見るし、昨日はつんくが出てたからSONGSもちょこっとだけど見たし。(もうほとんど終わりだった。残念。)

なんか雑多だな、私って。

 

で、昨日の番組は、震災から一年の応援をこめた内容、被災地からの中継ライブや録画もありました。

昨年も震災後に同様の番組があったけど、あのときは本当に涙ながらにずっと見ました。出演の人たちもやりきれなさや悲しみやいろんな思いとともに祈りをこめた歌だったと思う。

今年はどちらかというと希望を感じる歌が多かったと思う。日本をこうやって元気にしていこうって、聞いてて元気になる歌が多かったし、そういう特集もやっていました。

日本にはいい歌がいっぱいあるなあ、あたりまえだけどそう感じました。

 

 

最後の方に嵐が出てきたけど、「感謝カンゲキ雨嵐」。一年前の番組でも歌ってくれてました。

私はそのとき、この曲からたくさん勇気をもらいました。

歌詞の中で、「泣きながら生まれてきた僕らはたぶんピンチに強い」・・・というところがあります。

私はそのころまだ元気がなかったけれど、この歌詞がとても心に響きました。

「そうだ、今はピンチなんだ。私の人生のピンチ。だから、きっと乗り越えていける。なんだ、そうか」って思えたからです。

それから毎日この曲を聞きました。

子どもがちゃんとipodに入れてるからね。だから、私のにも入ってたけど、それまでじっくり聞いたことありませんでした。

聞きながら何回も泣きました。うーん、恥ずかしい、そう思いながら、家で、車を運転していて、何回も。

いつからか泣かなくても聞けるようになりました。

 

昨日また聞いて、うん、もう大丈夫だと思いました。あれからたくさん嵐の歌を聞いたけど、いっぱい元気をもらいました。

いえ、ファンなんて言えません。熱烈な人たちが周りにいっぱいいらっしゃいます。でも、TVはだいたい見てるなあ。みんなかっこいいし♥

 

 

音楽のちから、ってあると思う。大きいと思う。

この他にもこの一年でたくさんの音楽に出会い、たくさんの力をもらいました。

こうして書きたいものもあるし、自分の中で大切にしておきたいものもあります。

 

心に響くフレーズは人によって違うと思います。だから、こうして世の中には歌がたくさん存在する。

歌だけじゃない、演奏でも、歌詞がなくても、わからなくても、心に伝わるメッセージは、ことばを超えて響くものもあります。

本当につらいときはどんな音楽も聞けないときがありました。特に歌詞のあるものはうるさく思えて(どんな静かな歌も)、かけることができませんでした。

また音楽を楽しめるようになってよかった。たくさんの音楽にこれからもふれていきたいなあ、いい歌を聞いて、くちずさんでいきたいなあ、からだを動かしたくなるような楽しい音楽がたくさんあるといいなあ。

そう思いながら、関ジャニ∞の曲や福山の映画ドラえもんの主題歌に心躍らせ、aikoと一緒に熱唱し、Perfumeの「ポリリズム」を娘と一緒に踊ってた、ワタシでした(^^;)。

(やっぱり雑多すぎやなあ・・・。)

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うどの皮のきんぴら

2012年03月08日 | ごはん

夜中に、「うどのごま酢和え」のことを書きましたが、あわわ、皮を酢水に漬けたままでした(^^;)。

いや、もちろんもう食べましたけどね。

なので、そちらのことを・・・。

 

酢水に漬けたらざるに水切りしてすぐ使うのですが、昨日は子ども仕様を意識して、もう一度水に漬けてみました。

ほんとはうど特有のえぐみも楽しみたいから、ほとんどアク抜きはしたくないほどなんだけど・・・。

それに、自生しているうどはアクが強いけど、普通に売られてるのは白うど。軟白栽培されているものだから、それほどアクはないですよね。

まあ、初ものだから、一応食べやすく・・・。

 

 

フライパンになたね油を入れて熱し、そこに水切りしたうどの皮を入れてさっと炒めます。

手早くしないと水が出てくるので、ささっと。

ごま油でもいいけど、私はなたね油であっさりの方がうどの風味が生きると思います。

火が通ったら濃口醤油をさっと回しかけて、かき混ぜてできあがり。煮詰めるかあっさり仕上げるかはお好みで。

 

 

・・・すみません。これだけです(^^;)

はよ食べよ。あつごはんよそって。はよはよ・・・。

 

うーん、おいしいです。酢の物とどっち食べる?どっちも。どっちが好き?どっちもだけど、今日は酢の物かな。・・・。

なんか、今日の、アクが少なくて食べやすいね。でも、なんか、物足りないっていうか・・・。

 

 

うう、子どもにバレてました。

実は、うどの皮って、厚く剥こうとしてもしれてるんです、量が。

かといって、2本買うのもなあ・・・と、少し中の白い部分もきんぴらに入れてみたの。いつもきんぴらの方がすぐなくなるから。

そしたら、食感がボケてしまいました。やっぱり皮だけのほうがしゃっきりするんです。

おまけにアク抜き・・・しすぎたみたいです。いえ、これでも十分おいしい。でも、あの独特の風味を知ってしまってるから、物足りないんだと思います。

おそるべし、舌の記憶。

 

子ども子どもって思ってたけど、気がつけばもう中高大学生・・・。小さい頃から食べてたら全然平気よね。

 

まだまだこれからリベンジできるし。来週辺りまたうど買ってきて、心からウマイって言わせてしんぜよう。悔しいし。

それにしても、うど。こんなに美味しいのに「独活の大木」だとか言ってイメージ悪いですよね。かわいそうだ。うちでたんと食べたげるからね。

味噌汁、天ぷら・・・他にもいろいろ。あー楽しみ。

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うどのごま酢和え

2012年03月08日 | ごはん

今日はまた幾分暖かでしたね。

着物で出かけたのですが、防寒にそれほど気を払わなくても、ショール一枚で大丈夫でした。

これから、着物を着やすい季節になります。気持ちもはなやぐし、色合わせもやさしい華のあるものを楽しみたくなります。うれしいな♪

 

 

さて、昨日作ったうどの料理。ふたつともおいしくできたけど、特に私と子どもは酢の物にはまってしまいました。

この時期しか食べられないのを子どもも知ってるから「うどだ、うどだ!!」って。

昨日のはほどよくアクも抜けて食べやすかったようでした。最後なんて「あー、あと3本しかない」ってため息。

うんうん、そんなに喜んでもらったら、作るのもうれしくなるよ♪

・・・ということで、とっても地味な一品だけど、今日はそれを書きます。さらにうれしいのは、同時に2品作れてしまうこと。まあ読んでくださいませ。

 

 

うどの皮をまずむいていくのですが、ふたつのボールに酢水を作っておきます。

4cmくらいで切り、皮は皮で適当な太さに切り、皮をむいた方は少しばかり厚めの短冊切りにします。

それをそれぞれのボールに浸けて。

 

ごまをすりすり、すりごまいっぱい作ったところに、千鳥酢と味の母と濃口醤油をだいたい同量入れて味見。うーん、いい感じ。千鳥酢はマイルドなのだ。

もちろん、他の米酢、みりん、醤油でもできるけれど、その場合塩をほんのほんのひとつまみ入れると味が締まります。混ぜてしまう前に、すりごまを少し取り分けておきましょ。

 

鍋に水を入れ沸騰させ、少量の酢を加え、そこにうどを入れ、ぐらっと来るか来ないかで火を止め、ザルに上げてさっと水をかけます。

まだ温かさが残るうちにすり鉢の中に入れて、かき混ぜます。

うどが全部浸るくらいが、味が染みます。あとで、すりごまをさらに足して、できあがり。

 

うどは生食もできるけれど、子どもも食べてほしいから、こうして歯ごたえが残るようにさっと火を通します。そして温かい間に混ぜるから、味が染み込みやすいのです。

そうすると食べやすくなります。

 

 

ほんまにおいしいです。やめられないとまらない。

そうそう、この地味なお料理を10年位前にいただいた和佳さんの器に盛ってみました。全体を撮ってなくてごめんなさい。写す向きによって、いろんな表情をもつ素敵な器です。

ごちそうに見えるのは私だけ?(^^;) 

でも、今、わずかな季節しか食べられないから、やっぱりごちそうです♪

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