2020/07/09
肩関節周囲炎(五十肩)の記録②からの続きです。
2018年11月からの肩の記録。
11月14日 一番遠い所でのリトミックの日。昨日、肩の痛みがだいぶ減ってよかったと思ったのだが、仕事を終えて家に戻ると、また肩の痛みがぶり返した。重い荷物を持つこと、長い時間自転車に乗って腕を使うことが関係していると思う。
(自転車に乗ってハンドルを左右に操作するとき、ピシッと腕に痛みが走ることがあった)
パワーテープ(丸いシール)はかぶれてかゆくなり、跡が赤く残るので、貼らないようにした。夜中はとてもかゆかった。夜中は3時頃に目を覚まして、1~2時間眠れない。どうやったら気持ちよく眠れるのか試行錯誤が続いている。
まわりの人たちは、いい病院やマッサージを紹介してくれるのだが、どこにも行かなかった。うちの近くには整形外科も整体院も数えきれないほどあって、かえってどこに行ったらいいのか決めかねていた。このあたりの逡巡は、自分でも驚くほどだった。
ネットで五十肩を検索すると、痛みがある時は決して無理に運動をしたり、リハビリをしてはいけないと書いてあった。体育館のストレッチクラスでは、いつも無理をしてやっていたが、これは健康な人用のストレッチなので、私のような肩の痛い者が無理してやるものではないと思い始めていた。
しかし、痛み始めて半年たつので、もう急性期は過ぎているはず。お医者さんも、動かさないでいると固まってしまうと言っていたし、どうしたらいいのか迷っていた。
11月25~26日 一泊で夫と山梨県の下部温泉に旅行にいった。ずっと肩は痛かった。寝るときにロキソニン湿布を肩や腕に貼る。
(この旅行は、私が肩が痛いというので、昔、夫が仕事で山梨に通っていた身延線の下部温泉を思い出し、行ったものだ。下部温泉は武田信玄が刀傷を治したという温泉で、効能は神経痛、関節痛、筋肉痛、五十肩、運動麻痺、関節のこわばり。当時の私には効きそうなもの)
温泉は気持ちよかったが、夜中に痛くて目を覚まし、夫も気がついて目を覚ましたので、背中、肩をもんでもらう。左肩の筋肉が落ちてふにゃふにゃになっていたそうだ。(私はカチカチの肩だと思っていたけれど、筋肉が落ちていたらしい。そういえば、痛いので左手は使わないようになっていた。これでは筋肉も落ちるはず)
寝ながら腕を頭の上に上げると、痛みが軽減することに気づき、夜中に布団なのかで一生懸命に腕伸ばしをした。
(温泉に一泊しただけでは肩は治らなかったが、リハビリやストレッチしか治す手立てはないと、そのときにはっきり悟った。その意味では旅行の効用はあったと思えた)
11月27日 旅の疲れか1日中、力が入らず集中もできない。ぼんやりと過ごし、肩もかなり痛む。風呂場の物干棒に手をかけて伸ばすことをやる。すると夜中の痛みが軽減するようになった。
11月28日 夜に歌の講座 昼間は力が入らずぼんやりと過ごす。2時間座って、楽譜を見ていると肩が痛んだ。
腕の付け根の前側、鎖骨付近が痛むのは、猫背で丸まった骨が神経に当たるのではないかと思い、腕を外に開くこと、後ろに引っ張ることを意識してやると、だいぶ痛みは軽減した。今後は上だけでなく、腕を後ろや、前の右に動かすことを意識しよう。
11月30日 ストレッチ、バレエの日だが休む。まだ行けない感じがする。朝起きると肩がかなり痛く、すぐに蒸しタオルを当ててみた。夜中によく眠れず、朝はぼんやりしている。
意味あることをしなければと頑張る。午後、とても眠いが公園に散歩に行く。しかし、疲れっぽくて、帰ったらバタンと寝てしまった。肩がかなり痛む。日に4回ほど、風呂の物干で腕伸ばしをする。
12月4日 日比谷へ映画を見に行ってきた。座席に座って最初のうちは肩や腕に痛みを感じていたが、途中から映画に没入して気分が高揚したせいなのか、終わった時には痛みを感じなくなっていた。これは不思議だ。脳内の何かが関係しているのだろうか。それとも、興奮と同時に血流もよくなっているのだろうか。
夜の風呂では、また物干棒で腕伸ばし。前と横向き上げと、反対肩さわりと後ろに引っ張るのと・・・一度伸びると、それほど戻らないようだ。しかし、上に掴むものがないときは、それほど腕は上がらない。
夜寝ているときは痛いのは変わらず。夜は11時頃寝たが、4時まで目が覚めずじっくり寝た。
12月5日 朝起きたときは痛くて、すぐに蒸しタオルを当てた。リトミックをしているときは痛みも忘れる。腕を使うので、帰ってからは蒸しタオルをする。
2019年1月
13~16日まで、インフルエンザか風邪を発症。(病院には行っていない)12日の歌の発表会で感染したらしい。喉の痛みなし、熱は37.5度程度。寒気、だるさで気づく。
13日午後より寝て、風呂は休んでずっと眠った。胸のあたりに炎症感、もやもやがあり、咳が出る。食欲はまったくなかった。匂いも分からず、鼻水が出る。
この風邪が治ったと感じたのは17日。
1月18日 朝まで目が覚めずに眠れたのは、何か月ぶりだろう。食欲は少し回復。肩も痛みがほぼなく、完全ではないが前のように動かせている(後ろは無理)。
そこで思い切って体育館のストレッチに行く。思っていたより館内が寒く体が冷えた。はじめは痛みなく腕を動かせたが、終わりごろは痛くなってきた。
午後は肩の付け根、首が少し痛い。やはりストレッチは自分のペースでないから無理があるようだ。息を止めないように、力を入れないように気を使ったつもりだったが。
9、10月とひどくなったのは、やはりこの無理なストレッチのせいだったのだろうか。せっかく痛みが取れてきていたのに残念だ。
この日からしばらく、肩の記録を書いていませんでした。でも、それはよくなってきたからなのです。
3月10日 症状が出てからほぼ1年たつ。1月18日以後、夜眠れないことはなくなった。日中の痛みはほぼない。毎晩風呂でストレッチは欠かさない。
腕を上に上げるのはだいぶ改善したと思うが、まだ戻り切ってはいない。右肩、右わきを触ることもやや困難。一番できないのは後ろ手。後ろに手は回らず、数日前から、手を回すように気をつけている。後ろで両手をつなげるようになった。
ここまでで肩の記録は終わっています。
次回は、原因とその他の感想などを書きます。